名古屋・鶴舞公園の緑化センターの庭に咲くリキュウバイ(利休梅)です。樹高5㍍ほど。5枚の花弁で花茎は約4センチ。清楚で控えめな姿が、茶席の庭に合います。
名前の由来は定かではないそうですが、千利休に因んで名づけられたであろうと思いたくなります。
名古屋・鶴舞公園の緑化センターの庭に咲くリキュウバイ(利休梅)です。樹高5㍍ほど。5枚の花弁で花茎は約4センチ。清楚で控えめな姿が、茶席の庭に合います。
名前の由来は定かではないそうですが、千利休に因んで名づけられたであろうと思いたくなります。
名古屋・鶴舞公園でサクラが満開の園内を歩くと、他にも咲く花々に出会いました。ボケやニワウメ、シモクレンなどです。
ボケは漢字で書けば木瓜。実の形がウリに似ていることから「木瓜(もけ)」と呼ばれ、いつの間にかボケに転じたようだとか。栽培の始まりは平安初期にさかのぼるとされ、鑑賞用として改良が進み、200品種もあるそうです。
ニワウメはバラ科の低木樹。ウメの花そっくりの5弁の花を細くて長い串にびっしり刺したような姿で、地上から突き出ています。まだ若木だからでしょう。いずれ、枝のあちこちにこのような花が広がるようです。
名前はウメの仲間のようですが、全く違ってニワザクラ属です。
シモクレンは「紫モクレン」。名前通り紫色の花が目を引きます。
ボケ
ニワウメ
シモクレン
26日午後、名古屋の花見どころのひとつ、鶴舞公園のサクラの様子はご覧の通り。ほぼ満開と言える状況でした。
園内は久々に大勢の市民が来園。コロナ対策のためライトアップが中止され、アルコールや5人以上での飲食禁止など制約がある中で、咲きそろった見事なサクラを楽しんでいました。
名古屋・鶴舞公園に咲くクリスマスローズです。
緑化センターの庭の一角。大小の岩を組み合わせて造った花壇に、ピンクや白の40株ほどが植えられています。
クリスマスローズは寒さに強く、日陰でも育つ丈夫な花。だから、以前は自宅庭にも植えてあったのですが、手入れを怠っているうちに枯らしてしまうという苦い経験をしました。
名古屋・鶴舞公園にある鶴舞図書館前の林の中に、こんな碑が建っています。
旧制第八高等学校の寮歌「伊吹おろし」の碑。図書館正門の門扉の横にある細い道をちょっと入ったところで目にしました。
♫伊吹おろしの雪消えて
木曽の流れに囁けば
光りに満てる国原の
春永劫に薫るかな
旧制八高は、名古屋大学の前身校のひとつ。碑の説明板によると、1958年(昭和33年)、八高の創立50年を記念して、この林にあった鯱ヶ池という小さな池の畔に、この碑を建てたそうです。
池は戦後に埋め立てられ62年にはベビーゴルフ場になりました。
校歌や寮歌などの歌詞には、その地の山や海、川などが多いですが、岐阜・滋賀両県境にある伊吹山(1377㍍)の周辺にも、伊吹山を歌詞にした学校が、いっぱいあります。ちなみに岐阜県側の村で育った僕の小学校でも、運動会などで合唱した歌詞には伊吹山が入っていました。
♫伊吹おろしに鍛えたる
千里の健児意気高く
今こそ示さんこの力
みんないっしょにがんばろう
名古屋の鶴舞公園に出かけると、開花宣言をしたサクラの見ごろにはしばらくかかりそうですが、スイフヨウ園入口のアーチの横で、ミモザの名でも知られるフサアカシアが優雅な装いで迎えてくれました。
オーストラリア原産。数十対の細長い小葉がから成る長い羽状の葉を包むように、丸く黄色い小さな花がびっしり咲いています。はちみつとアーモンドを合わせたような淡い香りがするので、香水の原料にもなっているそうですが、花粉症もあって実感できなかったのが残念でした。
名古屋市農業センターで咲き誇る、3種類の黄色い花木。トサミズキ、サンシュユ、レンギョウです。さほど大きくならない低木から小高木の落葉樹。花の形も似ていますが、存在感は十分です。
トサミズキは名前の通り、高知県内の産地が原産。マンサク科で、葉が広がる前に淡い黄色い花が7~10個ずつ垂れるように咲いています。
サンシュユも葉が広がる前に黄金色の花を枝一面に咲かせ、ハルコガネバナの別名も。秋には紅葉と赤い実を付け、アキサンゴの名もあるそうです。
レンギョウは中国原産。古くから渡来し、強い繁殖力で国内各地に広がり、生け垣などに使われています。
トサミズキ
サンシュユ
レンギョウ
名古屋市農業センターの野菜畑の周りで見かけた花たちです。
アブラナ科で、十字形の紫の花をどんどん咲かせているムラサキハナナ、釣り鐘形の小さな花を塊状につけたムスカリ。正月の花壇を飾っていたハボタンは、葉を大きく広げ、これまた見事。白や黄色いスイセンもまだ見ごろを保っていました。
スイセン
名古屋市農業センターに立ち寄ると、花木園のハクモクレンやシデコブシが勢いよく開花していました。
合わせて15本ほど。14日も名古屋の最高気温は15度という陽気に、大きな蕾がさらに膨らみ、見る見るうちに開いていくようです。昨年は花を見かけなかった一本も、肉厚で大きな花びらを、ぼったりと開いていました。
こちらはシデコブシです
ツバキの季節。名古屋・瑞穂区のパロマ瑞穂スポーツパークという通りを歩いていて、結構まとまったツバキ林に出くわしました。
瑞穂競技場前交差点の角。あまり大きくない公園のようですが、赤、白、ピンクの大小50本近いツバキの林があり、しばらく楽しめそうでした。
水彩画教室のスケッチ取材で10日、中部高裁空港(愛称・セントレア)へ行ってきました。自然や街角、公園などとは全く違った風景。戸惑いながらも、何枚かをカメラに収めてきました。
コロナのため、国際線は運航しているのは数便。国内線も搭乗客は少なく、カウンターだけでなく、空港内はどこも閑散としています。それでも、通路にはひな人形が飾られ、土産店や飲食店も一部が開いていました。
水彩画教室のスケッチ取材で10日、中部高裁空港(愛称・セントレア)へ行ってきました。自然や街角、公園などとは全く違った風景。戸惑いながらも、何枚かをカメラに収めてきました。
コロナのため、国際線は運航しているのは数便。国内線も搭乗客は少なく、カウンターだけでなく、空港内はどこも閑散としています。それでも、通路にはひな人形が飾られ、土産店や飲食店も一部が開いていました。
名古屋市農業センターで、ほぼ満開になったしだれ梅を追いかけるように、早咲き桜のオオカンザクラとシナミザクラがほぼ満開になっています。
どちらも、しだれ梅園と福寿草園を結ぶ散策路の中央に、1本ずつ並んでいます。傍らにあるソメイヨシノも順調。日本気象協会によると、名古屋の開花予想は3月16日。開会中のしだれ梅まつりは、3月21日(日)までなので、ことしは梅と桜を、同時に楽しめそうです。
名古屋市農業センターの12品種約700本のしだれ梅が、満開近くになりました。
6日の名古屋は最高気温19度という暖かさ。見る見るうちに、花数が増えている感じでした。
恒例の朝市や青空市は、コロナ禍とあって例年とはやや縮小された感じ。それでも大勢の客で、駐車場が空くのを待つ車の列が続いていました。しだれ梅まつりは3月21日(日)までです。
名古屋・鶴舞公園に咲く早春の花です。
黄色いサンシュユは中国原産。葉に先駆けて咲き、ハルコガネバナの別名もあるようです。
赤い花は、マンサクとシナマンサクの交配種。ハマメリスインターメディアというそうですが、園芸品種としてはもっと格好のいい「ダイアナ」という名前で呼ばれているそうです。