風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋の堀川にかつての賑わいを=堀川まちづくりの会の企画展」

2019-01-31 07:19:25 | 日記・エッセイ・コラム

 

 
名古屋の都心を貫く堀川運河の浄化・啓蒙活動に取り組んでいる「堀川まちづくりの会」による企画展が、市民ギャラリー栄で開かれています。

物流手段の変化に伴って一時はひどい汚染が進んだ堀川ですが、市民や行政の努力でかなり回復しており、かつての賑わいも取り戻そうとの狙いです。23日(日)まで。

堀川まちづくりの会は、大学や経済、文化団体、市、名古屋港管理組合、川沿いの商店街、市高年大学鯱城学園卒業生らの鯱城・堀川と生活を考える会などで構成され、堀川を軸に「ひと」と「まち」のつながりを追求しています。

今回の企画展もその1つ。
1600年代当初に徳川家康の命で掘削、名古屋の物流と交通の大動脈であると同時に
市民の憩いの場でもあったことを示す、はしけの復元模型や舟遊び、舟の櫓(ろ)、絵画などの資料を展示。堀川の水質調査の記録や木曽川上流の長野県の住民との交流なども紹介されています。

興味深いのは、昭和5年(1930年)ごろの撮影とされる動画。
木曽の山林で切り出した材木が届いた名古屋の貯木場や、筏師たちによって次々に堀川を使って運ばれた様子を知ることができました。





楽書き雑記「子どもが大人の『はたらくすがた』をカメラで捉えた作品展=名古屋で第14回アイデム写真コンテスト」

2019-01-29 13:49:10 | 日記・エッセイ・コラム


【グランプリ】

小学生の部        赤ちゃんをみる耳鼻科

中学生の部        暑さに負けるな

高校生の部          地域のために


名古屋市民ギャラリー栄で開かれている、子どもたちが働く大人たちの姿をカメラで捉えた第14回アイデム写真コンテストの「はたらくすがた」展を見てきました。
総合人材サービス会社アイデムの主催、朝日小学生新聞などの後援。全国から寄せられた8018点の中から選んだ入賞作品を中心に、約50点が展示されています。2月3日(日)まで。

カメラを向けたのは父母や祖父母、きょうだいら家族、それに近所の職場で働く人々。

漁師、魚屋、幼稚園の先生、耳鼻科医、歯科技工士、水道管のメンテナンス、通訳、ガラス職人・・・。パン屋のお姉さんや女性車掌、そばの出前をする祖父、伝統工芸の伊賀組み紐を紡ぐ女性らの姿を捉えています。


どの作品にも働く姿を目にした子どもたちの尊敬や感謝の気持ちが溢れ、カメラを向けられた大人たちからも子どもに対する優しさが伝わってきます。


【準グランプリ】

小学生の部           魔法のとんかつを作るじいじ    

中学生の部          八百屋のおじさん

高校生の部          編む

 

 


楽描き水彩画「散歩道の池で見かけた仲睦まじいカモのカップル」

2019-01-27 07:47:05 | アート・文化



散歩コースにある池のひとつで見かけた仲睦まじいカモのカップルです。

名古屋市南東部にあるこの
池は、豪雨時の雨水調整池でさほど大きくありません。かなりの部分をヨシが覆っていますが、晩秋に一部が刈り取られています。
カモのカップルは群れで飛んできたのではありません。ハネムーンを過ごそうと群れを離れてきたのでしょうか。

カップルは刈り取ったヨシの株の間を縫うように進み、残されて枯れたヨシの茂みに向かっています。前方には刈ったヨシの株から伸びた新しい芽が、槍のように林立しています。
「あなた、大丈夫ですか」。ちょっと不安げに雄の背に身を寄せて続く雌。「大丈夫だよ。離れないでね」と雄。そんな様子を描きました。




楽書き雑記「名古屋学芸大学メディア造形学部・大学院の2019卒展へ」

2019-01-25 07:49:10 | アート・文化

 

知県美術館の8階ギャラリーで開かれている名古屋学芸大学メディア造形学部と大学院の卒業・修了制作展を見てきました。
2002年開校と歴史は浅く、美術・芸術系だけの学校ではありませんが、斬新な創作意欲あふれる映像メディアやデザイン作品が並んでいます。27日(日)まで。

まず着想の面白さに魅かれました。
例えば「名古屋の色」。かつての名古屋は白くてデザイン性の乏しいビルが建ち並び、名古屋を歌った石原裕次郎の「白い街」をもじって、「色の無い白い街」と言われた時代もありましたが、近年はカラフルな街になりました。
作品は、建築物だけでなく街中にあふれる様々な色を写真に収め、色ごとの冊子を作って紹介しています。

一方、白をテーマにした作品も。結婚1周年の「紙婚式」を楽しみませんかと、白い用紙で作った温かみのある装飾作品が展示されています。

雨傘の下に入ると聞こえてくる雨の音、収容時も活用できる車いすなども。
「贈り物を考える時間こそ、最大の贈り物」と、父母や友人へのプレゼント選びに思い巡らせたプロセスをイラストなどで表現した展示も楽しめました。

自分が映画・オリエント急行の寝台車のセットを担当したら、という作品にも出会いました。
ベッドの上に上着や帽子が架けられています。「私なりに作ってみました。中へ入って楽しんでみてください」と作者の学生に促され、ちょっとした俳優気分に。

「卒業後の就職先もあこがれだった東京の舞台関係の会社に決まりました」と学生。「それは良かった。頑張ってください」と僕。こんなやり取りも卒展鑑賞の楽しみです。





楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチ会で名古屋駅の南エリアへ」

2019-01-24 07:32:26 | アート・文化

水彩画教室のスケッチ会で、名古屋駅の南数百メートルの界隈を歩いてきました。
大がかりな開発が進む名古屋駅周辺の足元とは思えぬ住宅が密集し、新旧が混在した風景を見ることになりました。

名古屋駅に乗り入れする鉄道7本のうちJR関西線、近鉄、名古屋臨海鉄道あおなみ線が並行して地区内を貫通し、大きな操車場も。あおなみ線ささしまライブ駅の周りには大学、ホテル、テレビ局などが並び若者たちの姿が絶えません。

その一方で、大通り沿いには倉庫や中小の事業所、張り巡らされた狭い路地に入ると住宅が立ち並び生活感がいっぱい。住家の向こうには名古屋駅周辺の超高層ビルが何本も目に入るといった具合で、描くことができるかどうかはともかくあまり経験したことのないコースでした。




(楽描き水彩画「定年後、独学で水彩画を描く名古屋の原法幌さんが4回目の個展」)

2019-01-22 15:08:34 | アート・文化

 

 
水彩画を定年後の趣味にして、独学で描いている名古屋市名東区在住の原法幌(はら・のりあき)さん(77)の4回目の個展を、名古屋市民ギャラリー栄で見てきました。

大好きなフランスの風景画のほか、花や名古屋近郊を丁寧に描いた4~8号の作品約45点が並んでいます。27日(日)まで。

洋菓子メーカーに勤めていた原さんが水彩画を趣味にしたのは、若いころ短期間でしたがパティシエを目指して滞在していたフランスの風景が忘れられられなかったから。

「でも、付き合いが苦手だったので教室には通わず、水彩画関係の本を買い込み、絵の具や画用紙もいろいろ買ってきて試しました」
「フランスへ出掛け、車を借りて地方の教会や要塞などを回り、気に入った風景を自分なりに描いてきました」と原さん。

さらに続けます。
「トシですから、大きな作品に挑戦するとか新しい描き方を追求するなんてことは考えていません。でも、あと1回ぐらいは個展を開きたいですね」
今年も5月に友人と2週間ほどフランスへ渡り、絵描きの旅を楽しんでくるそうです。

※一部の写真に展示室の灯りが入りました。申し訳ありません。

 

 

 


楽描き水彩画「三河湾・佐久島の寺で見かけた剥き出しの巨木の根っこです」

2019-01-20 07:31:41 | アート・文化



見かけると描きたくなる巨木の根っこ。大地に食い込んだどっしり感が魅力だからですが、今回のように縦横に伸び、土に覆われたところがほとんどない
剥き出しの根っこを描いたのは初めてです。


この根っこと出会ったのは、三河湾に浮かぶ佐久島の西港そばにある崇運寺(そううんじ)の境内。
この寺は慶長5年(1600年)6月、天下人への足場を固めた徳川家康が抵抗勢力討伐のために大坂城から船で会津に向けて出陣、途中で佐久島に停泊した際の宿にしたと見られているそうです。

樹木の種類は定かではありませんが、寺の脇の小高い林で成長していく過程で根元の土が崩れ、根が剥き出しになったのでしょう。太いヤマイモのような根が何本も伸びています。

根と根の間の土は雨で流されて穴がぽっかり開いており、そこには林の中から滑り落ちてきたのか、カボチャ大の石がたくさん詰まっています。絵は10号です。

 

 


楽書き雑記「伸びやかで力強い表現力=愛知県高文連美術・工芸専門部の第33回名古屋支部展」

2019-01-18 07:27:32 | アート・文化

 

名古屋市博物館のギャラリーで開催されている、愛知県高等学校文化連盟美術・工芸専門部の第33回名古屋支部展を見てきました。
名古屋を中心に尾張地域の高校から49校が参加。両部門とも、高校生らしい力強く伸び伸びとした作品が並んでいます。20日(日)まで。

美術部門では大胆な着想や社会の断面を切り取った絵も。中でも、2枚の作品にしばし見とれました。

1枚は「父の勲章」と題する作品。仕事人である父親の頼もしい手のひらを描いています。大胆さだけでなく、父への思いが溢れているようです。

もう1枚は瓦礫となったビルを描いた作品。名古屋だけでなく都市部では高度成長期にできたビル街の再開発が進められていますが、現場への立ち入りが難しいこともあって一般的な絵画展ではあまりお目にかかれない題材です。着想だけでなく、見事な表現力にも驚きました。

工芸部門でも見とれる作品が何点も。その1つがアルミ缶アートの馬。ビールやジュースの空き缶を切って平たくした板を貼り付け、カラフルな作品に仕上げています。

 




楽書き雑記「短期間で身に着けた成果にびっくり=日本デザイナー芸術学院の卒業制作展」

2019-01-17 07:49:26 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

名古屋の愛知芸術文化センター8階で開催中の日本デザイナー芸術学院(名古屋市中村区)の第51回卒業制作展を見てきました。
「わずか2年間で、このようなすごい作品ができるとは」と驚きながらの鑑賞でした。20日(日)まで。

日本デザイナー芸術学院は、ビジュアルデザインや映像などの表現力を、修了年限2年という短時間で身に着けるそうです。

会場に入ってまず、ノッポのキリンをさらに大きくあしらったデザイン作品を見上げてびっくり。
いやがうえにも期待が高まります。 

僕はデザインに関する知識が、それほどあるわけではありません。
でも、作品の目に立つと次々に足を止めさせられ、添付されたコメントに目が向きます。

「即戦力」を目指して学んできたからでしょうか。着想から完成まで、制作に向かった真摯な姿勢を感じました。




楽書き雑記「愛知県立愛知総合工科高校デザイン工学科の「初の卒展」を見てきました」

2019-01-16 14:45:41 | アート・文化

 

 

この春初めての卒業生が巣立つ、名古屋の愛知県立愛知総合工科高校デザイン工学科の第1回工学科展が、名古屋の芸術文化センター8階で開かれています。20日(日)まで。

3年間の集大成である作品が展示されており、いわば記念すべき「1期生の卒展」。工業製品の企画、設計者を目指して感性と技術力を磨いた成果で、長い学校史の始まりにふさわしい作品が並んでいました。

愛知総合工科高校は2016年4月に開校。機械・電気・建設・化学・デザインの5系7学科の専門学科があり、1年生で工業に関する基礎を学び、2年生から各自に適した専門学科に進む方式です。

会場には、現在の生活文化やAI時代の姿をグラフィックデザインで表現した作品、よりよい暮らしを追求したアイデア作品、次代を見据えた企画の提案までとさまざま。

和風の灯り、軽量で機能的なファッション、客のニーズに適応したコーヒーショップのテーブルなどが並び、学年が上がるにつれて上達したことの分かる鉛筆デッサンも展示されています。




楽書き雑記「愛知県内高校生らの写真展へ」

2019-01-15 17:23:46 | アート・文化

 

愛知県高等学校文化連盟の第33回高校生の写真展を、名古屋市民ギャラリー栄で見てきました。高校生らの瑞々しい感性で捉えた作品は、毎年楽しませてくれます。20日(日)まで。

 会場には約380点が展示。クラブ活動や運動会などのひとコマ、家族と囲む夕食のひととき、友人との語らい、ペットだけでなく小動物に向けたカメラの目、自然の風景・・・。
60年前の青春を呼び戻しつつ楽しみました。

目が止まったのは、小さな工場の高齢経営者の様子を捉えた1枚や、水揚げされたシラスで活気づく漁港の市場の組み写真。このような地域社会に目を向けた写真がもっと増えればいいな、と思いました。

展示作品の中から10点(このブログに掲載した作品とは限りません)が、この夏に佐賀県で開かれる第43回全国総合文化祭に愛知県代表として出品されます。




楽書き雑記「馴染みの名古屋・針名神社でも左義長がありました」

2019-01-14 10:16:36 | 日記・エッセイ・コラム


名古屋市南東部の針名(はりな)神社(天白区)で14日、正月飾りなどを焚き上げる左義長がありました。名古屋市農業センターのそばにあり、初詣だけでなく何度か訪れる馴染みの神社です。

どんど焼き、この地方では「どんどこ焼き」とも言われる火祭り。
境内の焚火に、朝早くから地域住民らが持ち寄ったしめ縄や破魔矢、熊手、お守りなどを投げ入れ、焼いた餅を食べて無病息災を祈っていました。




楽書き雑記「二の足を踏んでいた展覧会を見てきました=ファン・デ・ナゴヤ美術展2019」

2019-01-12 07:31:51 | アート・文化

  

「僕にはなかなか理解できないだろう」。そう思って二の足を踏んでいた展覧会を、名古屋市民ギャラリー矢田(地下鉄ナゴヤドーム前矢田)で見てきました。
「ファン・デ・ナゴヤ美術展2019」(27日まで)。一般的な作品展とは全く違いますが、今年は現代アートの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の開催年。そろそろ目を慣らしておかねば、と出向きました。

ファン・デ・ナゴヤ美術展は、名古屋市が文化事業基金を活用して1999年から年一度開催しています。
「さまざまなジャンルの新しいアートに発表の場を」との狙いで、応募に年齢・国籍・居住地などの制限はなく、若手作家らの登竜門になっています。

2019には3つの作品が選ばれました。20~40代のアーティストたち。市民ギャラリー矢田に7つある展示室の全てを使って展示しています。

 

まず、企画・出品作家とも川松康徳による「NARRATIVISUAL:M」(M氏の告白:矛盾を純粋培養するアイデンティティの病)という作品。

M氏はベルギ―国籍でオランダ在住の韓国人女性。川松は愛知県立術大学での21日間の協働制作を含めて約600日間、M氏との語り合いなどを通して「告白」という形で、多様化するアイデンティティに迫っています。

「Mさんの生い立ちや環境、周りの人たちから受けた視線や言葉などを知ることで、Mさんの複雑なアイデンティティを共有して作品化しました」と川松。M氏の祖父母が陶器の里・愛知県瀬戸市出身の日本人だったことから陶器の破片や、子どものころ狭い敷地の住まいの窓から見ていた空の青、両親の写真などを通して表現しています。


 続いて「風景をみる/風景にみる」(企画・小田川祐希、出品作家・丸山のどか)と題する作品。


山や海、街並み、家庭・・・。いつも目にする風景だけど日々変化する。自分と他人が同じ風景をみても、互いにみているのは違う。何気なくみている風景を少しだけ意識することで、自分だけにしかみえない風景があるのでは、というのが作品のテーマです。

展示室に並ぶのは、沢山のソーラーパネルが並んだ風景やテレビ、ソファ、観葉植物、風景画などが置かれた部屋。「ソーラーパネルが並ぶ風景も、自然エネルギーの有効活用としてみる人の一方で、広い自然や敷地をつぶしているとみる人がいる。木材を使った私の作品だって自然の無駄使いとみるか、芸術とみるか」と丸山さん。
ソーラーパネルの周りには、ホームセンターで買った木材や塗料代、作品を展示場に運んだレンタカーなどの領収書を置いて表現しています。


最後は「予見する人工物~映像という人工物は未来を予見する(企画・韓成南 出品作家・韓成南、西山修平)。


作品説明などによると、2人の作家が映像合成技術などを用いて過去と現在や、離れた場所とを結び付けてみたり、時空間が混在する映像空間を現実の空間に出現させる映像を上映。「人工的世界が出現する瞬間に立ち会う時、未来の自分が見ている世界を予見するでしょう」としています。

覚悟していた通りどの作品も僕にはやや難解でしたが、作家の丁寧な説明を受けて制作の意図や表現が分かり始めると、楽しさも沸いてきました。
今年8月1日から10月14日まで75日間、「情の時代」をテーマに名古屋市の愛知県美術館や豊田市美術館などを会場に開かれる「あいちトリエンナーレ2019」が楽しみです。

 

 

 


楽書き雑記「名古屋市民ギャラリー栄で子どもたちの絵画塾作品展=第50回全日本児童美術記念展」

2019-01-10 07:40:49 | アート・文化


名古屋を中心に、園児や小中学生らを対象に絵画塾を開いている全日本児童美術協会の第50回記念展が、名古屋市民ギャラリー栄で開かれています。

子どもたちの多くが学ぶ水彩画の今回のテーマは「みんなの日本」。子どもたちが選んだモチーフは例年通り家族と囲む食卓や花火大会などが目立ちますが、台風や回転ずし、大相撲などといったものもあります。

お月見の絵の中に月が変形した作品がありました。雲間に見え隠れしていたのを描いたのでしょうか。大人だと丸くしてしまいがちですが、子どもの素直な描き方を興味深く見ました。

東山動物園で催した親子スケッチ会や指導者の作品、世界各地の子どもたちが描いた作品も並んでいます


上下は指導者の作品です


 


楽書き雑記「53流派による名古屋華道文化連盟の新春いけばな展」

2019-01-09 07:03:51 | 日記・エッセイ・コラム



創立90周年を迎えた名古屋華道文化連盟恒例の「新春いけばな展」が、名古屋市民ギャラリー栄で開かれています。
53の流派からの作品約300点が、13日(日)まで6日間の会期を2日間ずつ前期・中期・後期の3回に分けて展示されます。

いけばなの知識はほとんどありませんが、さまざまなな花材を使って活けた作品の彩り、姿・形に見とれました。飛騨地方に伝わる花もちをあしらった作品も。
花だけでなく花器も魅力。包装用の段ボールを巻いて作った花器には驚きました。

生きものの展示ですから、2日間の出品とはいえ水やりや刻々と変わる花の咲き具合への対応など大変。それに休日なしの入れ替えなので、それぞれ2日目の夕方はてんてこ舞いの忙しさだそうです。