名古屋市民ギャラリー栄で開かれている第6回彩游会水彩画展という教室展を見てきました。
4月初めに、この教室の生徒で個展を開いた大坪信之さんから案内を頂いたのですが「うまいなあ」と引き寄せられる多くの作品に出会うことができました。6月2日まで。
大坪さんたちが学んでいるのは、名鉄カルチャースクールの植田校。名鉄コミュニティサロン植田(天白区植田 名鉄交通植田ビル)にある水彩画教室で風景、人物、静物と幅広く学んでいるそうです。今回の教室展を開いているのは、同じ講師が2つ持っている教室のうちのひとつ。
6~8号サイズの絵が1人2、3点ずつ並ぶ14人の作品を拝見すると、画題も描き方にも幅広さを感じます。
大坪さんの作品は、秋田県・角館のサクラの風景や草花が咲き誇る野原など3点。個展の作品もそうでしたが、柔らかなタッチで描かれた素晴らしい水彩画に見入りました。
その他、モヤのかかる山間の向こうに貫く1本の滝、現地を歩いてみたくなる林、全国展開を続ける一方で閉店された喫茶店チェーン「コメダ」の1号店を描いた作品など、次々に足が止まりました。
余談ですが「彩游会」の中の「游」の文字は、自分たち水彩画仲間のグループ名「風の游子」と同じとあって、より親近感を憶えました。
その「風景水彩画 第12回風の游子展」を来週の6月4日から9日まで、同じ名古屋市民ギャラリー栄で開きます。こちらへのご来場もお待ちしています。