ピンポン玉のような花と、光沢のある大きな濃緑の葉 。「天狗の羽団扇(天狗のハウチワ)」の別名で知られる庭のヤツデ(八手)が咲いています。
冷え込みとともに花の姿が減った今、昆虫にとっては絶好のレストラン。小さなアブなどが点々と止まって蜜を吸っています。
大きな手で多くの人を招くとされる縁起のいい植物で、切れ込みでできる「指」は7~11。ただし、八手というのに8は滅多になく「八」は単に多くの切れ込みがあるという意味だそうです。
小さな虫が蜜を吸っています
ピンポン玉のような花と、光沢のある大きな濃緑の葉 。「天狗の羽団扇(天狗のハウチワ)」の別名で知られる庭のヤツデ(八手)が咲いています。
冷え込みとともに花の姿が減った今、昆虫にとっては絶好のレストラン。小さなアブなどが点々と止まって蜜を吸っています。
大きな手で多くの人を招くとされる縁起のいい植物で、切れ込みでできる「指」は7~11。ただし、八手というのに8は滅多になく「八」は単に多くの切れ込みがあるという意味だそうです。
小さな虫が蜜を吸っています
名古屋市農業センターに立ち寄ると、花の姿がめっきり減ったなかで、ルリマツリと斑入りのツワブキを目にすることができました。
ルリマツリは暑さ寒さに強く、開花期も初夏から晩秋までと長い花。白、青、赤の3色あるようですが爽やかな青に、またプルンバゴという別名よりも明るい感じのルリマツリに惹かれます。だだ、何故か今年は訪ねたいくつかの公園でも、ここ農業センターでも花数が少ないのが残念です。
ツワブキは自宅の庭にもあり公園でもよく見かけますが、斑入りの種類は繁殖力が弱いそうで見るのは稀です。濃緑の大きな葉いっぱいに広がる黄色い星座や蛍の模様に見とれました。
庭に露地植えしてある小菊たち。薄紫、白、黄の3色。大輪でなくても、晩秋の庭の主役です。
今年は傍らのホトトギスやフジバカマが夏の猛暑にやられましたが、小菊たちも例外ではないようです。株が少なく、花数はほぼ半分です。
世界の「手づくりおもちゃ館「海賊船」(愛知県日進市)で見た子どもたち手作りの傑作を二つ。ライブ演奏中のステージと正体不明の人形です。
演奏ステージはサクソホン、ギターなどの楽器、歌手やドラマーらを針金やパイプ、バネなどの金属部品で組み立てています。激しいリズムと点滅するライト。観客の歓声も聞こえてきそうです。
人形は骸骨人形?それとも宇宙人?。ちょっと迷いましたが、どちらでもいいですね。おもちゃですから。竹ひごで手足と体(衣服?)をアコーデオンのジャバラのように組み、紙を貼ったのでしょう。提灯づくりの要領です。
完成し吊る下げた人形に、子どもたちの歓声が上がったことでしょう。そんな様子を思い浮かべながら描きました。
あちらこちらから紅葉の便り。といっても、比較的気温の高い日が続いた名古屋はまだ少し早いかな・・・と思いつつ「もみじ狩り」が始まっている東山植物園を19日に覗いてきました。
案の定、結果は写真の通り。あとで立ち寄った動物園の樹々よりも色づきが浅く、見頃になるには少なくとも一週間以上かかりそうな印象でした。
東山植物園の色づく樹木はイロハモミジ、ハチワカエデなど約500本。うち200本が中央の散策道沿いを彩ります。恒例のライトアップは先週末に続いて、今週末(22~24日)、さらに(30日、12月1日)に予定されています。詳しくは東山植物園のホームページで。
今回は正門に近い植え込みからデザインされた花壇まで、豊かな花々で彩る名古屋の名城公園。バラなどが花期を過ぎ、訪れる人も少なくなったなかで、名前も知らなかった草花たちが晩秋の宴を楽しむかのように咲いていました。
初めて見る花も少なくありません。寄せ植えの見事さ、晩秋の日差しに光る鮮やかな色に見入りました。
今年も薄暗い庭の片隅で、パッと明かりが灯ったようにツワブキが開花しました。他の草花と同様に手をかけることなく放りっぱなしなのに、本数、花数とも増えもせず減りもせず、晩秋には同じところで律儀に顔を見せてくれます。
日本や中国、台湾、朝鮮半島などに自生する常緑多年草。フキに似た直径20㌢ほどの葉は冬期にも枯れることもなく、いつも艶があることからツヤブキが転じて、ツワブキの名が付いたそうです。
金平糖の愛称で親しまれ、春と秋の庭を白とピンクの花で彩ってくれるヒメツルソバの生育が、この秋は生育状況が変?です。春の開花は例年並みでしたが、秋は地を這う株の広がりが他の草に阻まれたように狭く、花数も少なくて花色も褪せたよう。物差しで測ると、直径1㌢はあるはずの花径はほとんどが4~7㍉前後です。
何故か分かりませんが、想像できるのは花壇の草花にも被害があった今夏の猛暑。
花壇の散水はしましたが、ヒメツルソバが広がる地面はカラカラになり硬くなっても散水はしませんでした。暑さや乾燥に強いとされるヒメツルソバも耐えられず、もっと強力な草がはびこったのでしょう。
物差しをあてるとほとんどが1㌢以下です
例年はこんな状態です
散歩道コースにある名古屋市農業センターに立ち寄り、宿根草園などを覗いてきました。バラや大輪の菊などは栽培されていないので、正門脇の寄せ植え花壇以外はやや寂しげですが、セージや市民農園を囲むヒャクニチソウなどが迎えてくれました。
宿根草園に咲く皇帝ダリアは、2種類を交配して開発したハイブリッド種。背丈は高くありませんが早めに開花します。
名古屋・鶴舞公園のバラ園とスイフヨウ園を覗いてきました。どちらも毎年のように訪れているのに、こんな遅くになんて・・・。寂しくなった花が冷たい風に揺れる姿に、満開期とは違った趣を感じてきました。
約120株1400本のバラ園で咲いているのは、遅咲き種を中心に半分以下。約60株のスイフヨウも花数は数えるほど。ただ、どちらも結構多くの蕾が残っています。
水彩画教室のスケッチ取材で出かけた北名古屋市の「昭和日常博物館」での一枚、履物屋の店先です。
革靴や懐かしい下駄が並んでいます。
昭和30年代の一時期、若かった僕は休日に下駄を履いて街歩きを楽しんだことがあります。足裏のぴったり感、軽やかな足音。和服を着てというほどではありませんでしたが、雨の日にはより気取って番傘を手にしたものです。
履物を新調する多くは新学期、誕生日、転勤など心機一転の時。店内に掲げられた「御一歩」の文字が印象的です。
散歩道や公園の植え込みなど、あちらこちらで見かけるアベリアです。
日本をはじめ中国、ヒマラヤ、メキシコなどに分布。派手な花ではありませんが、病害虫や暑さ寒さに強く、花期も6月から11月までと長い優れ者。足もとは散った花殻でいっぱいですが、枝には蕾もいっぱいです。白が中心ですがピンクも。花言葉は強運、謙虚など。
白だけでなくピンクも
名古屋市農業センター正門脇の花壇です。11月2日(土)・3日(日、文化の日)4日(月、振替休日)の3日間催される秋の収穫祭の来客を迎えます。
猛烈なこの夏を乗り切ったコキアやカンナなど、色とりどりの草花がボリウムたっぷりに寄せ植えされています。