風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「庭に咲く白い花4種」

2021-04-29 07:15:00 | 日記・エッセイ・コラム

庭に咲く4種類の白い花たちです。
ツツジ、コデマリ、アマドコロ、スズラン。周りの多彩な花の中で、目を引きます。

ツツジは白とピンクが咲いていますが、今年は剪定時期が良かったのか花数が多く、特に白いツツジは日差しを浴びてより白く輝いているようです。コデマリは木が大きくなりすぎたため強めの剪定をした結果、例年より花数が少なくなってしまいました。

木陰では、小さな楕円形のアマドコロとランプ形のスズラン。スズランは数年前に庭をいじってから姿を消していたのですが、数株戻ってきました。写真の通り、いかにもショボい感じなのは、まだ定着できていないからでしょう。



ツツジ

コデマリ

 

スズラン

 

アマドコロ

 

 


楽書き雑記「鶴舞公園のフジも満開です」

2021-04-27 07:15:00 | 日記・エッセイ・コラム

フジの季節。名古屋の鶴舞公園でも、秋の池など数カ所にある藤棚が満開です。名城公園などにあるフジのトンネルのような豪華さはありませんが、それぞれ
じっくり鑑賞できます。

棚の骨組みを包むように垂れる紫の房。長いのは80~90㌢ありそうな房に、蜜を求めて小さな昆虫たちが、にぎやかに飛び交っています。

 

 


楽書き雑記「地中海原産のスイートピーとキンギョソウ」

2021-04-25 07:53:53 | 日記・エッセイ・コラム

風に揺れる柔らかな花びら。スイートピーとキンギョソウです。ともに地中海が原産。次々に季節の花が開く名古屋市農業センターで、初夏の日差しを存分に浴びています。

スイートピーはイタリアのシチリア島生まれ。市民農園を囲う金網のフェンスに巻きひげをからませ、ピンクや白い花びらを広げています。

地中海沿岸が原産地のキンギョソウは、中央の芝生広場脇の花壇に。色とりどりの花がにぎやかに咲いています。

 

 

 


楽書き雑記「すっきり、鮮やかなアイリスたち」

2021-04-24 07:43:32 | 日記・エッセイ・コラム



名古屋市農業センターに咲くアイリスです。温室裏の花壇や林立するメタセコイアの足元で、青と白の花びらが風に揺れています。

アヤメ属アヤメ科。ヨーロッパ南部が原産で約200種もあるそうですが、すらりとした草丈70~80㌢の先に開いた4弁の花は、すっきりした感じです。

 

 


楽書き雑記「庭を覆うアジュガ」

2021-04-21 07:00:15 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの宿根草園のあちこちを、青紫色の花が覆っています。
唇状の小さな花をいっぱいつけた、高さ10~30㌢の花茎。「アジュガ」という名のシソ科の花です。

北米の原産。繁殖力が強く、花の色や葉の形がさまざまな園芸種が開発され、庭のグランドカバーなどになっているようです。自宅の鉢植えにしてあるジュウニヒトエと似ているなと思って調べると、アジュガの仲間だと知りました。




 

 


楽書き雑記「牡丹の季節は早くもフィナーレ=名古屋の徳川園」

2021-04-19 07:34:46 | 日記・エッセイ・コラム



驚きました。「ちょうど見ごろだろう」と週末の18日、牡丹で有名な名古屋の徳川園に出かけると、牡丹はとうに花期を終えていたのです。

徳川園の牡丹は55種類、約1000株。例年4月上旬から下旬にかけて開花し、今年も4月10日から25日までを「牡丹祭」としていました。しかし、高い気温

が続いたからでしょう。祭りが始まったころには花数が急速に増え、祭りを1週間余残して多くが「花がら」になったようです。

「ひところより2週間ぐらい早いかな。こんな光景を見るのは初めて」と手入れする庭園職人。「どの花も開花がどんどん早まっている。どうなっているのかね」と庭園ガイド。それぞれ驚きの声が聞こえました。

ほとんどの牡丹の株が「花がら」も切り取られた中を、残っている牡丹と咲き始めた他の花々を観賞しました。フジ、シャクナゲ、ツツジ・・・。これらも例年より早いようです。

 

 

 

 

これは日本固有種の白山木(はくさんぼく)です

 

 


楽書き雑記「我が家の庭のセッコクとワスレナグサ」

2021-04-17 07:34:31 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

気になっていた我が家の庭のセッコクが、花を咲かせてくれました。高知の従兄から贈られて20年。細い角棒を組んだ鉢に植え、風も雨も日差しも当たる場所へ吊るしてあったのを昨年夏、あまりの猛暑に常緑樹の枝の下へ避難させたのですが、そのまま長い間放置してあったのです。

年が明けて気づいた時には、葉の茎がヒョロヒョロと四方に伸び、一部は垂れていました。セッコクは岩や樹木に寄生するのだから大丈夫だろう、と思い込んでいたのと、避難させた際に、1個ですが大きめの玉肥を置いため肥料過多になったのかも知れません。これでは今年の花は咲かないかも、と思っていました。

しかし、出てきた花芽が大きくなり、次々に開花。葉は垂れて、格好は良くないですがホッとしています。 

庭では、もう一つ嬉しいニュースも。昨年、ワスレナグサを露地植えしてあったところで、ワスレナグサがひと株だけ育っていたのです。こぼれ種から芽生え、花を咲かせた姿をカメラに収めました。

 

こぼれ種で咲いたワスレナグサ

 

 


楽書き雑記「木陰に鮮やか、シャガと山吹」

2021-04-15 07:49:36 | 日記・エッセイ・コラム

 

名古屋農業センターに立ち寄ると、満開のシャガとヤマブキが迎えてくれました。ともに半日陰にも強く、もっぱら地下茎で勢力を広げる特徴を持ち、センターでも大木の下などに群生しています。

シャガはアヤメ科。白地に濃い紫と黄色の模様がある花弁がアヤメに似ており、「胡蝶花」の別名があるそうです。

ヤマブキはバラ科。黄金色のこんもりした花が鮮やかです。本来のヤマブキは実が生ったのですが、古くから栽培されてきた八重咲の品種は雄しべが花弁になり、雌しべは退化したため実ができず、地下茎で群生しているようです。

 

 

 


楽書き雑記「紅白のハナミズキ=名古屋市農業センター」」

2021-04-13 07:27:55 | 催し

名古屋市農業センターにも、紅白のハナミズキが咲いています。宿根草園の中央に白色、そこから北門へ向かう途中に紅色。一本ずつですが、背も高くて存在感があります。

ハナミズキはアメリカの代表花。ネットのウイキペディアなどによると、日本では1912年、東京市がワシントンDCにサクラを贈ったのに対して、3年後に返礼として60本が届き、日比谷公園などに植栽されたのが始まり、とされています。
第2次大戦中にほとんどが伐採されましたが、奇跡的に残っていた株から蘇り、名古屋市の昭和区や千種区など市や区の木・花になり、各地で愛される樹木になっています。

 

 


楽描き水彩画「今年も個展を中止=名古屋の佐藤英機さん」

2021-04-11 07:24:31 | アート・文化

この春もコロナ禍によるイベントの中止が相次いでいますが、趣味の発表展なども例外ではありません。そんな中で、趣味である水彩画の個展を毎年開いている佐藤英機さん(名古屋市緑区在住)から、「前年に続いて今年も中止します」とのお知らせとともに、発表を予定していた作品の縮小コピーが届きました。

佐藤さんは「旅と水彩画を楽しみ、年に1度は個展を開く」を、定年後の目標にして、翌年から名古屋市民ギャラリー栄で開いてきました。ほとんど独学で学び、全国各地へスケッチ出かけて腕を磨き、区民展や水彩協会展でも入賞するまでになっています。
しかし、18回目の個展を予定していた昨年は、コロナため中止。「今年こそは」と5月末の開催に向けて準備を進めてきましたが、第4波の広がりに中止を決めたそうです。

今年の個展用だった作品の縮小コピーを拝見すると、コロナには関係なく、描くことへの意欲は確かなようです。
水面に移り込む木々の緑や、木漏れ日の美しい通り、函館の風景など、優しい彩で描かれています。コロナ禍のため、マスク姿でお勤めをする僧侶たちといった、タイムリーな作品もあります。

 

 


(楽書き雑記「庭を彩る青紫の花3つ」

2021-04-09 07:11:52 | 催し


今、自宅庭では3種類の青紫色の花が、春を謳歌しています。
ツルニチニチソウ、ムスカリ、レースラベンダーです。

寒暖に強く、樹木や塀の陰地でも平気のツルニチニチソウ。毎年刈り込んでも、いつの間にか伸びています。派手さはありませんが、我が家の庭ではこの時期の主役です。

ムスカリも同様に丈夫です。数年前は10本前後だったのに年ごとに増え、数えると50本以上になっていました。鉢植えのレースラベンダーも、次々に花穂を伸ばしています。

 

 


楽書き雑記「見事に咲き揃う春花壇=名古屋・名城公園」

2021-04-07 07:15:00 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに名古屋城近くの名城公園に立ち寄ると、見事な花壇が迎えてくれました。

正門から入って進む通りや、フラワープラザの周辺。咲き誇る数えきれないほどのパンジーやチューリップが、調和のとれた造形美を演出しています。


 

 


楽書き雑記「サクラに代わって、ツツジの出番」

2021-04-05 07:23:39 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋城に出かけると、サクラは「落花盛ん」。代わり、御深井丸(おふけまる)エリアでツツジが開花を迎えていました。

新緑の中に、淡いピンクや真っ赤な色が目を引きます。まだ数は少ないですが、周りのツツジだけでなくサツキも蕾を膨らませています。

 

 


楽書き雑記「ムラサキハナナとゴデチア」

2021-04-03 08:30:09 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

 




名古屋市農業センターの「暮らしの庭」も花盛り。競い合うように咲いています。
紫色の花をびっしり咲かせているのは、ムラサキハナナ。中国原産のアブラナ科の一年草。分岐した茎の先端に、花弁4枚、花茎2~3㌢の花が開いています。

半円球ように、こんもりとした花のかたまりが並んでいます。表札には「ゴデチア」。原産地は北米。園芸品種としてさまざまな色、形の花があるそうです。


ムラサキハナナ

 

ゴデチア

 

 


楽書き雑記「タケノコがどんどん頭を出していました=名古屋市農業センターの竹林」

2021-04-01 07:15:00 | 日記・エッセイ・コラム

ニョキ、ニョキ、ニョキ。名古屋市農業センターに立ち寄ると、竹林でタケノコが勢いよく頭を出していました。3月末から4月初めにかけて2~3本見かけることがありますが、こんなに多く出ているのを見たのは初めてです。

しだれ梅園の入り口近くの竹林。奥の方はそれほどではありませんが、日当たりの良い散策道側は数十本が20~30㌢ほどに伸び、ササの絨毯のあちこちに盛り上がりが見えます。