風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「桜の名所の豊後梅が満開です」

2020-02-29 18:30:00 | 日記・エッセイ・コラム


時おり利用するバス路線で、この時期になると車窓から開花具合を見るのを楽しみにしている花木があります。
名古屋の地下鉄新瑞橋駅近くの山崎川堤防にある豊後梅です。

豊後梅はかつて加工食品用に各地で栽培されていましたが、近年では多くが姿を消し、山崎川堤防の豊後梅は名古屋でも珍しい存在です。

27日午後出かけてきました。
ちょうど満開。川面に白い姿を落としています。

多くの花の開花が例年より10日、いや2週間は早いと話題になる今年の暖冬。ウエザーニュースによると、桜の開花予想は各地で記録的な早さになると見られ、名古屋は3月18日となっています。

山崎川堤防と言えば、名古屋でも有数の花見どころ。「ひょっとしたら桜が1輪か2輪は咲いているかも」と堤防を少し歩いてみましたが、さすがに見当たりませんでした。

 

 

 


「楽書き雑記「動物園でミモザ(ギンヨウアカシア)が満開」

2020-02-27 06:43:03 | 日記・エッセイ・コラム


緑が多い名古屋の東山動物園には、季節を彩る花木もあります。
いま咲いているのは「ギンヨウアカシア(別名・ミモザ)」です。

北園のカバ舎とアフリカゾゾウ舎の間に4本。樹高6~8㍍。縦横に伸びた銀灰色の葉の枝を覆うように、ポンポンのような黄金色の花房をびっしり咲かせています。

昔、アメリカ合衆国のネイティブ・アメリカンの人たちが意中の相手に愛を告白する際に手にしたと言われ、花言葉は「秘密の恋」とか。
何組かのカップルがカメラを向けていました。

 

 


楽書き雑記「サーバルキャットとハクトウワシ。名古屋の東山動物園に新顔デビュー」

2020-02-26 06:25:18 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・東山動物園で2種類の仲間がデビューしました。
ネコのサーバルキャットのつがいと、ハクトウワシの1歳のオス。どちらもまだヒトや新しい住まいに慣れておらず、観覧者の視線を避けたり、隅っこに閉じこもったりで、この程度の写真しか撮れませんでした。

サーバルキャットは南アフリカから来園。家庭のネコの倍以上の大きさでヒョウのような斑点模様があり、大きな耳を持ち聴力は抜群。全体にほっそりしてジャンプ力がありそうです。
名前はオスが「ルイ」、メスが「アイ」。動物園生まれではないのでカメラやヒトの視線を浴びるのは初めてだそうです。

住まいは素早い動きで人気のユキヒョウの隣。ユキヒョウは突然越してきて多くの観覧者を集めている隣が気になるのか壁側の金網の端に体を寄せて様子を伺っているようでしたが、サーバルキャット側はそれよりヒトの方が怖いのか、体を寄せ合って観覧者に背を向けたりしていました。

ハクトウワシは、これまで東山動物園にいたメスが繁殖のため昨年10月に静岡の日本平動物園へ行き、今度はオスが新しくやってきました。
1歳なのでまだ全体が茶色の羽毛ですが、やがて名前の通り頭部から首にかけて白くなり、羽を広げれば2㍍にもなります。

ハクトウワシはアメリカ合衆国の国鳥。
18世紀末のアメリカには5万つがいのハクトウワシがいましたが、開発やハクトウワシは家畜を襲う害鳥として駆除され、戦後には農薬散布のせいで繁殖率が激減。わずか500つがいになりましたが、保護政策によって1万つがい程度にまで回復したそうです。

 

これはこれまでいたハクトウワシです

 

 


楽描き水彩画「森の中の朽ちた土塀のアート」

2020-02-24 06:23:39 | アート・文化

昨年暮れ、福井県あわら市にある「金津創作の森」の中を歩いていて出くわした朽ちた土塀です。
塀はかなりの長さ。壁土のあちらこちらが崩れ落ち、内部の木材があばら骨のように覗いて歳月の経過を思わせます。

こんな森の中に民家が以前あったのだろうかと一瞬思ったのですが、ここは創作の森。これもアートだろうと近づくと、作品であることを示すプレートが立っていました。

それにしても見事。森の中にすっかり溶け込んでいます。
「アート作品なんかを絵にするものではない」といった言葉も聞きますが、素直に感動した風景を描きました。サイズは10号です。

 

 


楽書き雑記「名古屋市農業センターの『しだれ梅まつり』が、『見ごろ』で開幕」

2020-02-22 10:57:45 | 日記・エッセイ・コラム


名古屋市農業センターの「しだれ梅まつり」が22日から始まり、早速出かけてきました。
暖冬のため1週間早めての開幕で、ちょうど「見ごろ」になったところ。初日はあいにく朝から怪しげな空模様でしたが、傘を手にした熱心なしだれ梅ファンや写真愛好家らが訪れていました。
しだれ梅まつりは3月15日(日)まで。

園内のしだれ梅は12品種約700本。ほぼ満開の早咲き種がある一方で、2~3分咲きの品種も。全体としては6分咲きといったところでしょうか。蜜を求めて、ヒヨドリやメジロたちも飛び交っていました。

例年通り期間中は茶席や青空市、産直市、大道芸人のフォーマンスなどがにぎやかに。雨粒がパラパラ落ちてきた中を、名古屋の農産物を両手に家路につきました。

 

しだれ梅とのコラボ。㊤スイセンと ㊦ロウバイと

 

 


楽書き雑記「名古屋市立大学芸術工学部と大学院芸術工学科の卒業修了展へ」

2020-02-21 06:40:39 | アート・文化

 

 

名古屋市立大学芸術工学部と大学院芸術工学科の卒業修了展を、市民ギャラリー矢田(地下鉄ナゴヤドーム前矢田下車)で見てきました。
展覧会は24日(月・振替休日)まで。

名古屋市立大の芸術工学部は1996年に発足。ホームページなどによると「デザインや芸術の感性と工学理論を身に付け、人間中心の考え方ができる総合デザイナーの育成」を目指しています。

会場には7つの研究室のメンバーらの作品を展示。より良い暮らしや環境を目指したさまざまな提案が、模型や設計図とともに並んでいます。
政治の象徴である国会議事堂の正面広場を公園化して、未来を担う子どもたちが楽しそうに駆け回る場にといった提案。増える母子家庭や父子家庭の親子の居場所となる施設づくりや、過疎地の無人駅を地域住民のたまり場に、といった案もありました。

名古屋市立大学らしく、名古屋の街づくりをテーマにした案もいくつか。
例えば、名古屋は全国でも有数の地下利用が進んだ街ですが、さらに日光が差し込み、音楽やいろいろな体験を楽しめる地下広場をとの提案。}

名古屋市営の墓地で5万基の墓があるという広大な八事霊園を、樹木葬などによって自然公園墓地にする案。東山動植物園に環境を生かした教育専門施設を設けることや、学童などの団体だけでなく個人入場者の質問にも対応できるスタッフを置くことなどを提案しています。

研究に出来るだけ目を通そうとしながら思ったことをひとつ。
この展覧会に限ったことではありませんが、この種の展示会場は照明が暗く、まずまずの視力でも掲示された研究の狙いやデータなどをきちんと見て回るのは容易ではありません。

見せたい模型と読ませたい文章やイラスト、グラフなどの掲示物からなる展覧会の照明は難しい思いますが、絵画や生け花、インテリア展などのような照明は必要でしょうか。
全体に明るくするとともに、文章を一層簡略化したり研究のテーマや概要だけでも文字を大きくするような工夫もあれば、などと考えながら展示室を出ました。

 

 


楽書き雑記「愛知県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科の修了制作展へ」

2020-02-20 06:19:08 | アート・文化

愛知県美術館8階ギャラリーで開かれている、県立瀬戸窯業高校セラミック陶芸専攻科の修了制作展を見てきました。
いくつか陶器祭りや生産地に出かけても茶碗や皿、花瓶の安価品を買い求めるくらいで十分な知識はありませんが、学生たちの説明も受けて学ぶことの多い鑑賞になりました。展覧会は24日(月・振替休日)まで。

瀬戸窯業高校のセラミック陶芸専攻科は1972年、高校を卒業して陶芸のプロフェッショナルを目指す人々のために設立。2年間の課程を今年度は10人が修了します。

会場を回り2年間の集大成に驚きの連続でした。
皿や湯吞など素人目にも作品の見事さを感じる一方で、現代アートを見るようないくつかのオブジェ作品に「これも陶器?!」と驚くばかり。

着想はもちろん、さまざまな釉薬や成形方法などを重ね合わせて表現した作品、それらを照らす灯りにも気を配った展示・・・。まさに高度な知識と技術を身に付け、これからの陶芸界にさまざまな可能性を思わせてくれる修了制作展でした。

 

 


楽書き雑記「名古屋造形大学の卒展へ」

2020-02-19 06:25:11 | アート・文化

名古屋造形大学の第27回卒展と大学院造形研究科の第16回修了展を、愛知県美術館8階ギャラリーで見てきました。
展覧会は24日(月・振替休日)まで。

日本画、洋画、コンテンポラリーアート、アニメ、マンガ、グラフィックデザイン、建築デザインなど。どの分野でも練りに練ったテーマに挑んだ作品を楽しむことができました。

会場に睨みをきかすように立つ鍾馗像が目に留まりました。
「素材は何ですか」と傍にいた学生に尋ねました。先週、水彩画教室で出掛けた岐阜市で見た木と竹と粘土で作られた大仏像を思い出したからです。

「発泡スチロールです。ホームセンターで買ってきたスチロールを接着剤で貼り合わせて彫りました。石や木、金属などの彫刻もやってきましたが、これは発泡スチロールで彫りました。軽いから何処へでも運べ、置けますよ」と学生。
他の作品もそうですが、あらゆる素材や表現を学び、挑戦してきたことが分かります。

今度はでっかい魚の造形。学生が説明してくれました。「まずクログチというこの魚を鉛筆で描き、大きくコピーしてさらに部分、部分を拡大コピーして切り取り、厚い紙に貼り付けてウロコを作り、一枚一枚覆っていきました」

鉛筆描きの絵も見事です。時間と手間と費用も大変だったでしょう、との僕の言葉に「ええ、まあ。お金もかかりました」と笑いながら学生。こんなやりとりも卒展鑑賞の楽しさです。

アート作品の一方で、街づくりなどの提案も並んでいます。
例えば、過疎にあえぐ町の活性化策として、フリーランスな仕事や生き方を求めている人が近年増えていることに目をつけ、生活体験短期宿泊施設などを設けることを提案。外国人の多い町では異文化交流を深める集合住宅の建設など、具体的な設計図や模型を示して提案しています。

こんな提案もありました。
ひとりの女性をモデルに服装や化粧、ポーズ、表情の違う写真が何枚か掲示されています。年齢が高くなってもメイクやファッションの力で「まだまだ若い」と自信が持てることを知ってほしいというわけで、69歳の女性にモデルになってもらっています。

㊤の作品のもとになったのが㊦の魚の鉛筆画です

 

 


楽描き水彩画「伊那部宿の酒屋・旧井澤家住家の屋内型つるべ井戸」

2020-02-17 06:26:16 | アート・文化


以前出掛けた長野県伊那市の伊那街道伊那部宿にある、旧井澤家住家の鶴瓶井戸(つるべいど)です。

井澤家は高遠藩(たかとおはん)屈指の豪農で、代々酒屋を営んでいたといい、2004年(平成16年)に解体復元された家屋は伊那市有形文化財に指定されています。

驚いたのは、巨木の丸太を粗削りしたような豪快な材木が使われた梁。高遠梁と言われたそうで、さすが山と木の国の信州だと目を見張りました。
それに広い土間の真ん中に井戸があるのも、あまり見かけたことがありません。

屋内型井戸の上の天井部分にある滑車を切り取りました。
一部に天窓からの光が当たって滑車を際立たせています。

 

 


楽描き水彩画「岐阜城や岐阜大仏へ。岐阜での水彩画教室スケッチ取材②

2020-02-15 06:25:09 | アート・文化


岐阜市へ出かけた水彩画教室スケッチ取材の2回目は、木材と竹材で骨格を組み粘土や金箔などで制作した巨大な「岐阜大仏」、岐阜城(稲葉山城)の足元にある岐阜公園、それに希望者だけが岐阜城にも登ってきました。

岐阜大仏があるのは金鳳山正法寺。
38年の歳月を重ね、1829年に完成した大仏は像高13.63㍍、顔の長さ3.63㍍、目の長さ0.85㍍、耳の長さ2.12㍍、鼻の高さ0.36㍍、口の幅1.30㍍。
銅製の奈良の大仏などとは違って、岐阜大仏は全く違います。

パンフレットなどによると、周囲1.8㍍の大イチョウを真柱にして、木材で骨格を組み、竹材で編んだ表層に粘土を塗布。その上に阿弥陀経や法華経、観音経などを重ね、漆を塗って金箔覆ってあるそうです。
岐阜県の重要文化財。正面から背面を一回りして鑑賞でき、周りには500羅漢が並んでいます。

岐阜公園は、信長の像や1882年に全国遊説中の板垣退助がここで暴漢に襲われたことを知る板垣の像などがあり、まさに歴史を感じる公園。それに結構絵になりそうな滝巨大な岩肌をカメラに収めることができました。

岐阜城は長良川沿いの金華山の頂上(標高320㍍)に建つ鉄筋コンクリート3層4階建ての山城。1200年代初頭に砦ができたのが始まりと言われ、1533年に斎藤道三が城主になって本格的に築城。織田信長の2度にわたる攻撃を退けたものの、ついに1567年、信長が攻略して天下取りをスタートさせたとされています。現在の城は1956年に再建されました。

同様のスケッチ取材で、信長が築いた安土城(滋賀県近江八幡市)に自分たちの足で登り切り、「高齢者軍団ここにあり」と自画自賛したのは4年前。さすがに今回はロープウエーに頼りました。

でもロープウエー到着駅から城までの石段路も楽ではありません。毎日のように登城したであろう戦国時代の侍(さむらい)幹部や城主の使用人らの体力と忠誠心を思う一方で、何年か前に登った時には口にしなかった「きついなあ」を連発しました。

 

 


楽描き水彩画「水彩画教室のスケッチ取材で『麒麟がくる』の岐阜市へ①」

2020-02-14 06:27:43 | アート・文化


水彩画教室のスケッチ取材で岐阜市へ行ってきました。
岐阜は、放映が始まった戦国の武将・明智光秀の生涯を描いたNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の主要舞台。
スケッチ取材もちょっとしたお祭り気分の城下町などを歩いてきました。

スケッチ取材と言っても写真を撮ってイメージを膨らませ、帰ってから描きます。なのに、今回は持参したコンパクトカメラが故障して、スマホに切り替えたので写りも良くありませんが、コマ数だけは多かったので2回に分けて掲載します。

1回目は「麒麟がくる」の旗で飾られたJR岐阜駅から、バスで長良川鵜飼いの船溜まりと岐阜城(稲葉山城)の城下にある川原町。
鵜飼いの方はシーズンオフなので、船溜まりは覆いをかけた鵜舟が並ぶだけで全く動きはありません。でも、舟づくりの作業場は取材できました。

古い町並みの川原町では、「麒麟がくる」の盛り上げるため数日前に放送された「鶴瓶の家族に乾杯」のロケ地にも。
「麒麟がくる」で岐阜城(稲葉山城)の城主・斎藤道三を努める本木雅弘と鶴瓶も訪ねた古い民家が建ち並ぶカフェや土産物店、黒壁の倉庫などを回ってきました。

 

 


楽書き雑記「名古屋・東山植物園の大型サボテン『金鯱(きんしゃち)』の名の由来は?」

2020-02-12 06:30:00 | 日記・エッセイ・コラム


名古屋・東山植物園の温室にある大型球形サボテン。傍のプレートに「金鯱(キンシャチ)」とあります。
恥ずかしながら、僕はこの名前をてっきり東山植物園での愛称だと思っていました。

名古屋で金鯱と言えば連想するのは、名古屋城天守閣の金の鯱(しゃちほこ)。
かつて『名古屋金鯱軍(なごやきんこぐん)=1936―1940年』というプロ野球チームがあったし、最近は城の周りのキンシャチ横丁が大にぎわいです。
レストランの名前や酒の銘柄、シャチホコ踊り・・・。名古屋城天守閣の木造化工事の寄付呼びかけも「金シャチ募金」です。

「サボテンの愛称も市民から公募したのかな」
「名古屋のベッドタウンで、サボテン生産地として知られる春日井市で開発された品種に命名された」
「名古屋はこのサボテンの原産国・メキシコのメキシコ市と姉妹友好都市提携をしており、メキシコから贈られて愛称にしたのかも」

先日再び東山植物園で金鯱を目にして「愛称なら命名の経緯や本来の名前があってもいいはず」とあたりを見回すと、「属名のEchinocactusは、刺のあるサボテンという意味」と書いた説明プレートがありました。でも、それが何故「金鯱」になったのか。

帰宅してネットを開くと「金鯱」は東山植物園だけの名前ではなく、僕が想像したような由来とは無関係と分かりました。
さらにページを開くと、和名の「金鯱」は1800年代の輸入元である中国名「金琥」の音読みからと推測される、との記述を見つけました。しかし、これも「裏付ける資料等は不明」とありました。

結局、由来ははっきりしないままですが、それはともかく金鯱サボテンは球形サボテンの中では並外れた大きさ。ビア樽とか丸椅子と呼ばれるのも頷けます。まさにサボテンの王様です。

球形の表面にはプラスチック製のような鋭く太い刺がびっしり。大きい球だと直径が90㌢~180㌢にもなるそうで、東山植物園の球はまだ小さい方のようです。

30年ほどの寿命があり、20年以上になると花が咲くとか。
ただ、メキシコでも野生の状態で見つかるのは稀といわれ、レッドリストでも「絶滅寸前」だそうです。

 

 


楽書き雑記「暖冬。名古屋市農業センターの『しだれ梅まつり』も予定を繰り上げ22日から開催」

2020-02-10 06:28:45 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センター恒例の「しだれ梅まつり」は、2月22日(土)から3月15日(日)まで開かれます。
暖冬のため年間スケジュールの予定を、1週間繰り上げての開催です。9日午後、しだれ梅の様子を見てきました。

農業センターのしだれ梅は12品種700本。
ここ数日の気温の低下もあって全体としては「咲き始め」といったところですが、僕が勝手に標本木にしている木は2~3分咲き。園内を回ると、次々に1~3分咲きの枝垂れ梅が目に留まりました。

天気予報だと、名古屋は今週後半には気温が上がる見込み。。約2週間後の開幕はちょうど見ごろで迎えることになりそうです。

 

 


楽書き雑記「冷凍チューリップも開花=名城公園の花壇」

2020-02-08 06:31:27 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・名城公園のフラワープラザで開かれている梅まつりを見た後、プラザを囲む草花と花木の花壇へ。
幅5メートルほどの半円形の花壇がフラワープラザを2重3重に囲むように造られており、花木類はまだまだの感じですが草花たちは春の訪れを楽しむように咲いていました。

チューリップ、プリムラ、マーガレット、ビオラ、アリッサム、ミニストック、クリスマスローズ・・・。手入れが行き届き、我が家の小さな花壇とは違って伸び伸び育っています。

目を引かれたのはチューリップ。説明プレートには「冷凍チューリップ」とあり、「チューリップは寒さを経験しないと開花のスイッチが入らないので、冷凍・冷蔵処理して冬を感じさせ、土に植えると春がきたと勘違いして早く花を咲かせる」としています。

チューリップに限らず、暖かければ咲くわけではないのです。
「暖冬なのでもう咲いているのでは」と期待した「マンサク」は、まだ蕾がかたいままでした。

エリカです

マンサクの蕾が開くにはしばらくかかりそうです

 

 


楽書き雑記「インスタ映えの梅も。名古屋・名城公園フラワープラザの梅まつりへ」

2020-02-07 15:00:30 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・名城公園フラワープラで恒例の「梅まつり」を見てきました。
展示されている梅は10種類以上約40本。会場は梅の香りに包まれています。9日(日)まで。

梅はこの祭りのために3年計画で育てられており、乾燥を防ぐために根元をコモで巻いて会場へ。
数日前から会場内のエアコンで蕾の状態を調整しており、赤・白・ピンク・紅色などの見ごろの梅が場内を包んでいます。

中には「インスタ映えにお勧めの梅」として、赤や白の花を咲き分ける「思いのまま」という品種も。
一本の木に接ぎ木で複数の色を咲かせる方法もありますが、この品種は正真正銘の咲き分け花梅とかでカメラに収めてきました。


㊤㊦は赤と白の色を咲き分ける「思いのまま」