風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「しだれ梅は2~3分咲き=名古屋市農業センター」

2023-02-27 07:18:53 | 日記・エッセイ・コラム

しだれ梅まつり中の名古屋市農業センターのしだれ梅園を見てきました。咲き具合はまだツボミのままが少なくありませんが、早咲き種は冒頭に掲載した「僕の標本木」の通り2~3部咲きといったところです。

園内のしだれ梅は12品種700本。例年より遅れ気味のようですが、このあと予想される暖気で一気に開花が進むでしょう。周りの花木は、ロウバイとマンサクが満開。福寿草は、しだれ梅と同様にこれからのようです。

しだれ梅まつりは3月21日(火・祝)まで。まつり期間中の月曜日は、例年は開園していますが今年は休むそうです。
センターは、まつり閉幕翌日の3月22日から、リニューアル整備事業のため来年の3月末まで休園(期間中の10月ごろに一部開園の予定)します。

 

 


楽書き雑記「桜の季節の使者」

2023-02-25 07:30:44 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・庄内緑地公園に咲くサクラの季節の使者「十月桜」です。ソメイヨシノなどより小ぶりですが、存在感は十分です。

秋と春の2度咲く十月桜。蕾全体の3分の1が10月から晩秋にかけて咲き、残り3分の2が翌春の2月から3月下旬にかけ気温の上昇とともに開花します。秋の開花が極端に少ない時は、その分だけ春の開花が多いといわれ、僕の印象では昨秋の花数が少なかったので春は期待できると思っています。

 

 


楽書き雑記「この時期この花壇・名城公園」

2023-02-23 07:31:12 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋城そばの名城公園は、花壇面積の大きい公園のひとつ。草花がびっしりと植えられています。

久しぶりに訪ねると、気温の高まりが遅れ気味なのか花数はいまひとつ。それでもフラワープラザの周りの花壇では、ビオラやパンジー、クリスマスローズ、それにハイブリッド種なのかチューリップが開いていました。

 

 


楽書き雑記「ボリュウム感いっぱいのワビスケ」

2023-02-21 07:09:13 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・庄内緑地公園のシンボルツリーのひとつ、ツバキの「侘助(ワビスケ)」が満開です。例年より開花が遅れていたようですが、樹高7~8㍍、幅10㍍ほどもある巨木に、淡いピンクの花を纏ったボリュウム感いっぱいの容姿は健在です。

侘助と聞いて連想するのが茶席の花。椿と茶ノ木の交配種だとか、名前の由来も千利休の庭師の名前からだとか。椿の中では小柄な花で、「控えめ」とか「静かなおもむき」などの花言葉も茶席にぴったりですが、幅10㍍もの巨木となると、驚きや感動などの言葉が浮かんできます。

 

 


楽書き雑記「マンサクが満咲く」

2023-02-19 07:29:35 | 催し

 

遠くからでも目を引く黄金色の花「マンサク」。マンサクは春になると真っ先に咲くからとか、花が満開に咲くと農作物も満作になるからとか言われていますが、名古屋・庄内緑地公園へ出かけると、梅園の周りにある6株のマンザクは見事な「満咲く」状態でした。

葉より先に咲き、花びらは長さ2㌢ほどのリボン状の線。芳香を放っています。
花言葉は「ひらめき」「神秘」「幸福の再来」。こちらもいいですね。

 

 

 


楽書き雑記「地面を覆う栴檀の実」

2023-02-17 07:00:35 | 日記・エッセイ・コラム

高さ15㍍はありそうな巨木の下に、無数に転がるドングリ大の黄色い実。名古屋・庄内緑地公園の芝生広場の周りに何本もある栴檀(センダン)です。

古くから薬用植物として実、樹皮、葉が活用されてきました。
人や動物が食べると中毒症状を起こしますが、ヒヨドリやムクドリはさかんについばんでいます。鳥は外側だけを食べて真ん中の種子の部分は避けているそうです。

栴檀と言えば「栴檀は双葉より芳(かんば)し」ということわざを連想しますが、このことわざの栴檀とは属も科も全く違う白檀(ビャクダン)のこと。栴檀の花言葉は「意見の相違」。でも、双葉より芳しのことわざは白檀だということに相違はないようです。

 

 


楽書き雑記「名古屋市農業センターのしだれ梅の開花状況」

2023-02-15 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

14日午後、名古屋市農業センターの「しだれ梅」の開花状況を見てきました。結果はご覧の通り。12品種700本ある中で、10数輪開花したのが紅白1本ずつありましたが、これは例外。せめて1~2輪でもと探しましたがやっと数本目にしただけで、僕が勝手に標本木にしている樹も1輪だけでした。

開花状況が大きく違うのは、いつものこと。暖冬だった2020年は、2月10日ごろに2~3分咲きになり、しだれ梅まつりの開幕を繰り上げたほどでした。
今年のまつりは2月23日から3月21日までの予定です。

10数輪咲いているのを見たのは、この2本だけでした

僕の標本木の状況です

 

 


楽書き雑記「エアコン頼みで咲かせた梅と福寿草」

2023-02-13 07:03:53 | 日記・エッセイ・コラム

盆鉢に咲く梅と福寿草です。庭に置いてあったのをエアコンのある居間へ移したところ、どちらもたちまち蕾が膨らみ、開きました。

盆鉢に植えてあるといっても、盆栽の趣味なんてありません。梅も花後に伸びた枝を切るぐらい。福寿草も少し肥料を置く程度。なのに、この時期になると開花が待ち遠しくなり、庭から室内へ移すのです。

 

 


楽書き雑記「この時期この花壇・庄内緑地公園」

2023-02-11 07:22:32 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋・庄内緑地公園の正門から、少し歩いた芝生広場までに出会う花壇です。円形やL字形などの花壇に盛り付けたように草花が並んでいます。

他の公園でもそうですが、花壇の主役はビオラとパンジー。といっても、僕にはビオラは小さく、パンジーは大きいといったぐらいの認識しかありませんが、それぞれの品種改良が進んだ結果、大きさだけでは見分けがつかないのが当たり前のようです。

 

 


楽描き水彩画「スケッチ取材で松坂屋初代社長の別荘へ」

2023-02-09 07:11:57 | アート・文化

水彩画教室のスケッチ取材で名古屋市千種区にある「揚輝荘」に行ってきました。
揚輝荘は大正から昭和初期にかけて、老舗百貨店・松坂屋の初代社長だった伊藤次郎左衛門祐民の別荘。政財界や実業家の交流の場としての面影が数多く残っています。

これまでにも何度か訪れていますが、いつも外国の様式も取り入れた建造物や贅を尽くした庭園に見とれます。それを、どう描くか。課題の重さを改めて思う取材でした。過去に撮った写真も交えて掲載します。

 

 


楽書き雑記「別世界の花園・名古屋のフラリエ」

2023-02-05 07:22:31 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに名古屋の久屋大通庭園「フラリエ」を訪ねてきました。
ほとんどの公園では咲く花がごく少ないこの時期でも、ここ入場無料の都心のオアシスは、別世界のように草花が咲いています。

花壇や大小の鉢、ハンギングバスケットなどに、色とりどりの寄せ植え。次々にカメラを向けたくなります。
数が多いので2回に分け、1回目は屋外で咲いている花、次回は室内のクリスタルガーデンを中心に掲載します。

 

 


楽書き雑記「その名も「愛知赤(アイチアカ)」

2023-02-03 07:14:32 | 日記・エッセイ・コラム

晴れてはいても冷たい風の日の公園歩き。訪ねた名古屋の庄内緑地公園でも、温室に飛び込みました。

小規模な温室ですが、いつも何かが色づき、咲いています。
小柄なカトレアに迎えられ、シンビジウムのハレルヤ、大きな葉の中央に水溜まりができたエクメア・・・。
愛知県で園芸品種として開発された、紅赤色や濃赤紫の葉が美しい観葉植物の「愛知赤(アイチアカ)」も。


 

 


楽書き雑記「愛知の伝統野菜」

2023-02-01 07:14:58 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターに出かけると、事務所の前に「愛知の伝統野菜」をテーマにした小さな野菜畑ができていました。「八事五寸人参」「徳重大根」「天狗なす」「野崎白菜」などといった野菜が展示されています。

自動車産業など工業県のイメージが強い愛知県ですが、農業も盛ん。農業産出額は全国8位という農業県でもあるのです。
古くから栽培してきた伝統野菜は35種(日本伝統野菜協会調べ)もあるそうです。