リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

セルフストレージは一種のマンケイブ?

2015年05月01日 | 日々の風の吹くまま
5月!風薫る5月と言うけど、このところ低温がちでうじうじだった天気も回復して、まぶしい
ような青空。今日は早朝からゴルフ場で何やらゴーゴーとうるさくて目が覚めてしまって、寝
足りない気分。こういうときはほんとに早く23階の雲の上に引っ越したいと思ってしまうな。
日本はゴールデンウィーク。今年はカレンダーの巡り会わせで超長連休らしい。そのせい
か、きのうは臨時休業の終わりを待ちかねていた?お客さんから危うく置き土産仕事を置
いて行かれそうになって、丁重にお断り。申し訳ないけど、今はちょっと仕事をする
気分じゃないの・・・。

のんびりしていたら、カレシが「セルフストレージを見に行こう」と言い出して、トラックでバー
ナビー市の南のサイトまでひとっ走り。カレシが目をつけたのは新居から車で10分ほどの
ところ。ゲートを見たら上にレザーワイヤがぐるぐる。怖っ。でも、セキュリティがしっかりして
いるってことだな。広い敷地にはシャッターが並んだ「倉庫」が何棟もある。カレシが心積も
りしていた7.5平米のストレージ(天井まで3メートル)はちょっとした部屋のサイズ。何か広
すぎる感じなので、ひと回り小さい4.5平米のを見せてもらって、カレシが「このくらいのが
いいかなあ」と言うから、アナタのものを入れるのよと言ったら、カレシは苦笑・・・。

私たちのようにダウンサイズして、愛着(由緒)のある家具などを保管する人も多いのか、シ
ニアは10%割引。2人ともシニアだから20%引き・・・にはならないよね、と言ったら、マネ
ジャー氏が爆笑。さっそく契約して、ゲートを開閉するセキュリティコードをもらって、ごっつ
い南京錠と小型、中型の段ボール箱を10個ずつ買って、目的を達したカレシは「やっと重
荷が取れた」とご機嫌。いかにも「捨てられない人」らしく、自分の物を手放したくないのに捨
てなければならないのかと、ずっと悶々としていたんだそうな。セルフストレージを借りれば
いいよって言ってたのに、パニックったら何も聞こえなくなるんだなあ、もう・・・。

月々1万7千円でカレシの気持が軽くなって家内平和を保てるんだったら安いもんだ。一種
のマンケイブ(男の趣味の隠れ家)のようなものかもね。「そのうちゆっくり整理して、不用品
を捨てたら解約する」とカレシ。う~ん、カレシの「そのうちゆっくり」はもう未来永劫悠久の
長さみたいなんだけど、はてさて・・・。