リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

三連休の前の金曜日は・・・

2015年05月15日 | 日々の風の吹くまま
連休前の金曜日。5月25日の前の月曜日はビクトリアデイの祝日。ビクトリア女王の誕生
日を記念する日で、ついでに現女王の公式の誕生日も祝ってしまう。でも、庶民にとっては
初夏の訪れを告げる連休で、気候温暖なメトロバンクーバーでは昔から非公式の「ガーデ
ニング初日」でもあるので、郊外の大きなガーデンセンターは庭の花壇に植える花の苗を
買う人で大盛況になる。

私たちはヘアカットしてもらいにリッチモンドのアントニオの家へ。リッチモンドには西から東
へ1マイル(1.6キロ)おきにNo. 1(ナンバーワン)ロード、No.2(ナンバーツー)ロードと番
号のついた南北方向の道路がある。フレーザー川デルタのルル島の農業開拓が始まった
頃は碁盤目に作った道路すべてが番号だったそうで、1930年代に東西方向を名前に変え
始めて、今残っているのは南北方向の9本だけ。南西端には日系カナダ人史の原点と言え
るスティーブストン地区があるので、ミノル、ヨシダといった日本人名の道路もある。

都市化と共に分譲地開発が始まって、分譲地区の中に(交通量を抑えるために)袋小路だ
らけの曲がりくねった道路が通るようになり、アントニオの家も4戸ほどの家が囲む袋小路
の奥。庭のイチジクの木にはもうたくさん実が付いていた。へアカットは2人分でチップ込み
100ドル。ニューウェストからはけっこう来やすいと思うのでこれからもよろしくねと言って、
午後3時半にお暇。島の北西部にある都心は軟弱地盤を強化する土木技術の進歩で高層
コンドミニアムが林立して、中国語の看板が氾濫。人口の6割強が中国人だからしかたが
ないとは言え、中国語オンリーなのはいただけないな。まあ、風当たりを察してか、英語も
「併記」するように呼びかける動きもあるらしいけど、ここは英語が公用語なのよ、うん。

まだやっと4時だというのに、バンクーバーに通じる橋まではものすごい渋滞。連休前の金
曜日だからか、いつものことかはわからないけど、のろのろ、のろのろ。やっと橋を渡ったら
けっこうスムーズに流れ出したので、途中にある市のデポと民間のデポに寄ったら、どっち
もがら空き。ハイウェイ際の電光掲示板に国境での待ち時間は50分と出ていたから、連休
が始まるってことで、みんな早々と遊びに行ってしまったのかな。おかげでトラックに積んで
あったリサイクル品をあっさり処分できて、今日のお出かけの日程は完了・・・。