リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

あとはひたすら引越し準備をするばかり

2015年05月13日 | 日々の風の吹くまま
全ごみ収集の日は次々と通る3種類のごみ収集トラックの轟音に目を覚まされてばかりで、
ちょっとどころじゃない睡眠不足。カレシが「銀行はキミひとりでいいんだろ?」と起きるなり
予定ドタチェン。ガレージに長いこと積んである材木の整理をするんだそうな。新居のデポ
ジットを払うための銀行手形を作ってもらうだけで、別に2人揃って行く必要もないし、うん、
いいよ。

地下鉄のシティセンター駅で降りてすぐそこの銀行に入ったら、うはぁ、えらく長い行列。人
の多いダウンタウンだからあたりまえかも。)さてはカレシ、待たされるのはまっぴらごめん
と逃げたな。んっとに、人を待たせるのは得意だけど、自分が人を待つのは大の苦手で、そ
れなのに自分を待たせるのはちっとも苦にならないらしい変わった人だもんね。のろり、の
ろりと尺取虫式に前進しながら、カウンターの上の大きな画面に映る天気予報や為替相場
や広告やを20分ほど眺めているうちにやっとワタシの番・・・。

ポールが所属する不動産会社の信託口座宛の銀行手形に責任者の署名をもらうのを待っ
ている間、テラー嬢としばしおしゃべり。新居はどこかと聞くからニューウェストミンスターだ
と言ったら、「あら、私、ニューウェストに住んでいるのよ。コロンビア駅近くの6番ストリート
のアパートなの」だって。奇遇だなあ。というよりも、会う人がみんなニューウェストに住んで
いる姉妹兄弟、いとこ、親戚、友だちがいたり、はては本人が住んでいたりするから不思議。
前に住んでいたことがある人も含めると確率はほぼ100%で、好きじゃないとか嫌いという
人にはお目にかからないからますます不思議・・・。

封筒に入れてくれた手形を持って、スカイトレインでひと駅のチャイナタウンへ。今日はイン
ターナショナルヴィレッジの上の高層コンドミニアムの自宅で仕事をしているというポールを
携帯で呼び出して、手形を渡して任務完了。あした条件解除と最終手続きと明け渡し日程
変更の付帯条項に売主がサインしたら購入契約が正式に成立して、後は7月中旬までひた
すら引越しの準備をするだけ。引っ越そうと言い出してから4ヵ月足らずでここまで来ちゃっ
たんだなあ、とため息が出る。折りしも右肩上がりを続けていたバンクーバーの住宅価格が
4月はほぼ横ばいだったと言うニュース。あれ、もしかして風向きが変わって来た・・・?