リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~太平洋横断4日目(映画を観て、ラーメンを食べて)

2024年09月25日 | 日々の風の吹くまま
9月24日(火曜日)。⛅🌤🌥。ゆうべもまたやっと10時と言う時間に早寝したもので、目が覚めたらまだ6時で外は真っ暗。海は穏やかなようで、揺れはほとんどない。ごろごろしていてもしょうがないので、6時半には起きて、船の上の暮らし6日目の始まり。夜の間に日付変更線を越えて東半球に出たので、寝たときは日曜日だったのに起きてみたらもう火曜日。いつの間にか月曜日がなくなっていたと言う感じで、なぁ~んかヘンな気分。


東半球(日付変更線の西側)の朝日

猛スピードで飛ぶ飛行機の場合は、西向きでも東向きでも一気に複数の時間帯を超えるから、降り立ったところで何時間もまとめて時計を進めたり、戻したりしてその土地の標準時間に合わせれば済むけど、船はそうは行かない。ひとつの時間帯を通過するのにだいたい1日かかるようで、毎朝起きたら前の日とは1時間違う時間帯。飛行機での移動のように何時間もまとめて時計を変えるわけではないので、いわゆる昼夜逆転のような時差ぼけはないけど、何日も連続して1時間、また1時間と(私たちの場合は)逆戻りする時間に体内時計が追い付かなくなって来るのが感じられて、早い時間に眠くなってしまうから厄介。ユニークな体験と言えるかもしれないけど、世界一周クルーズなんかだと、いったい何回時間を変えなければならないのかな。一見してゆっくりで楽そうに見えるけど、あんがい知らず知らずのうちに時差ぼけが起きていたりして・・・。


今日のランチはメキシカン

まあ、日付変更線を越えて東半球に入ったことで、日本に着くまでもう少しのところまで来たので、ランチの後で親しい友だちにもうすぐですと言うメール。(東京で船を降りてからは、現役時代の翻訳仲間の交流グループの集まりに参加する以外は全く日程が決まっていない・・・。)短いメールを5本書いて送って、午後2時から映画『Crazy Rich Asians』(「クレイジー・リッチ」)を観るために4階デッキのキャバレー式劇場Venetian Loungeへ。飛行機の中では必ず探し出して飛行中に2回は観るし、船の映画のリストにもあって2日目にテレビで観て、いったいもう十何回観たのか覚えていないんだけど、大きなスクリーンで観るのは初めて。映画はあまり好きじゃないワタシだけど、これは観るたびに何か共鳴するものがあって、繰り返して観てしまうから不思議。しっちゃかめっちゃかなコメディではあるけど、やっぱり心に響いて来る何かがあるんだよなあ・・・。

今日は何を食べようかなあと、船室のテレビで(3日ぐらいのサイクルで変わる)レストランのメニューをチェックしていたら、おお、S.A.L.T. Kitchenに九州料理?のメニューがあるじゃないの。前菜は「めんたい卵焼き」と「ぎょうざ」と[鶏天]、メインは「皿うどん」、「博多ラーメン」、「鯛のゆずあん」、デザートは「カステラ」と「さつまいものプリン」。なぁ~んかちょっと?な感じだけど、試してみない手はないよ。というわけで6時半からのVenentian Society(リピーターのクラブ)のレセプションの後で3階デッキのレストランに直行。メニューを渡されて2人共迷わずぎょうざと博多ラーメン。マッシュルームと野菜のぎょうざはおいしかった。メインのラーメンは見てびっくり。何でって、チャーシューと半熟卵とタケノコとほうれん草はまあ普通で、とんこつスープは脂ぎっていなくて、塩味も控えめでおいしかったんだけど、肝心の麺が「うどん」なのだっ。(九州だってラーメンにはラーメンの麺だよねえ。)デザートのカステラは少々ドライだったけど間違いなくカステラ。サーバーのエリザベッタ(ブラジル人)にカステラはポルトガル語から来ていると言ったら、「ブラジルもポルトガル語ですよ」。そう。で、ワタシの母方の家系の一派も100年以上前のずっと昔にブラジルに移住したそうなのと言ったら、「じゃあ、ブラジル人の親戚がいるんですね」。うん、そういうことになるなあ。


おしゃれっぽいギョーザ

クラシックなルックだけど

ラーメンとしては少々太すぎるような・・・

カステラ!



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