リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

間隔をあけて並ぶのも入店制限も今はやるっきゃない

2020年04月24日 | 日々の風の吹くまま
4月23日(木曜日)。☁☀。あら、もう木曜日。ロックダウンは早くも6週目。非常事態宣言は月末までだけど、たぶんまた延長だろうな。でも、ホーガン州首相はトンネルの出口が見えていると言うし、いろんな制限を徐々に解除して行くための準備も始めたようだし、まあ、すぐには元の生活に戻れないとしても、前向きになれるところまで来たんだなあという感じ。それでもカナダ各地で夏に予定されていた大きなイベントは軒並みキャンセ。7月に我が家の窓の下の道路でやる音楽フェスも、毎年どこかに逃げ出していたのが、今年はキャンセルになったおかげで避難は不要。何だか静かな、静かな夏になりそう。

午前中に4つ目のマスクを作ってから、コードの接触が悪くなったカレシのヘッドフォンを買い換えようと、午後1番に道路向かいのLondon Drugsへひとっ走り。入店を制限しているので、店の入口から細長いモールの内側の廊下に貼ってある「2メートルルール」の足跡マークに従って長い行列。でも、ワタシの前に6、7人いたけど流れはけっこうスムーズで、5分ほど待っただけで入れた。考えようによっては、行列してまで当てのないウィンドウショッピングをするう暇人はいないだろうから、並んで入店を待っているのは何か買うものがある人ってことかな。中に入ったらエレクトロニクスの売り場に直行して、カウンターの後ろにいた店員にBoseのQuiet Comfort 35のヘッドフォンありますかと聞いたら、「Boseはこれだけですが」と鍵のかかったケースを開けて出してくれたのはSoundLinkシリーズのワイヤレス。デザインはQCと同じだけどノイズキャンセリングなしだから値段は半分。ささっと買って店を出たら、まだ長い行列がじわじわと前進していた。

日本では外出自粛を要請したら、商店街やスーパーが込み合い始めたという話で、知事が入店制限を要請して、買い物を3日1回くらいに控えてほしいと呼びかけたとか。子供も亭主も在宅になって、近場のスーパーやDIYの店をレジャーランド代わりにする家族連れが増えたらしい。でも、制限をかけると「不便だ」、「買い物の量が増えて運び手がいるのに」などなど、文句たらたらで、「自分」にとって不便、迷惑という、まったくもって自分だけ目線の反応。感染防止には「離れること」が何よりの方策なんだけど、何のための外出自粛や入店制限なのかよくわかってないのかな。でも、日本のスーパーはものすごく狭いのが多いから、2メートル離れろと言ってもそんなスペースは元からないよね。

今日は三角にして3ヵ所を縛るだけのバンダナ風のマスクをして買い物。スーパーの外に「1家族1人のみ」という新しい看板が立っていた。真上のウォルマートは先々週から「1家族につき大人1人」の制限をかけていたけど、Save-Onよ、お前もかというところかな。ウォルマートとは客層が違うので、前から子連れはそんなに多くなかったけど、学校は休みだし、テレワークだしとなると、やっぱりか。店の外に退屈そうに立っているおじさんたちは奥さんが買い物を終えて出て来るのを待っているんだろうな。自分と家族と周囲の人たちの安全を守るためには、今は自発的に行動パターンを変えて対応して行かないとね。