リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

奇抜なマスクでも作って人恋しさを紛らわそうか

2020年04月07日 | 日々の風の吹くまま
4月6日(月曜日)。☀☀☀。いい天気だぁ。この頃は抜けるような青空と明るい日差しは何よりも何よりもうれしい。幸いにも毎日の生活に不便はないし、生活のリズムもほとんど変化はないんだけど、ひとつだけ、ほんとにひとつだけ、ひしひしと重く感じられて来たのはArts Clubの友だちに会えないこと。ほとんどはFBでつながっているけど、みんなテレワークや巣ごもりでずっと会えないのがさびしい。一緒に笑い合えないのが、さびしくて、さびしくて。

7年ほど前にArtistic Director’s Circle(芸術監督サークル)という支援者の中核グループに加わって、公演初日のレセプションや資金集めのイベントに参加しているうちに、すばらしい友だちがこんなにたくさんできていたんだとつくづく実感して、何だか急に胸の中に大きな穴が開いているような感じで切なくなってしまった。ワタシには見上げるような社会的地位のあるサークルの仲間たちも、支援者という一線を越えて付き合ってくれる劇団の事務方の人たちも制作部門の人たちも、さらには演劇人たちまでもが、ワタシにとってはあるがままのワタシを受け止めてくれる「家族」のような存在になっていたんだと思うと、よけいに切なくなってくる。こういうのを「人恋しい」と言うんだろうな。ワタシも長引く巣ごもり生活に疲れて来ているのかな。

外出時のマスク着用について、しかるべき筋が揃って「医療用でないマスクは自分を感染から守るには効果はないが、感染している場合に周囲へのウィルス拡散を防ぐことができる」と言い出したことで、世界が一斉にそれっと回れ右しちゃった感じ。ドイツなんかでは公共の場でのマスク着用を義務付けようという動きもあるらしい。何だかやり過ぎじゃないかという感じもするけど、そこはドイツ的というのかな。アメリカではCDC(疾病予防管理センター)のお墨付きが出たし、BC州でも絶大な信頼を得ているボニー先生も人にうつさないための「追加」の手段としてならと認めたしで、まるで野火が広がるみたいに、あっという間に街角に色とりどりのマスクが出現したからびっくり。みんなマスクを用意して「してもいいよ」と言われるのを待ってたのかなあ。人間の心理ってほんとに不思議、不思議。

買い物に出たら、道路向かいの郵便局の前に(2メートルずつ離れて)長い行列が出来ていて、その中でベビーカーを押した若いママが白黒の水玉模様のマスクをしていて、よく見たら2歳くらいの女の子にもかわいらしい花模様の小さなマスク。どうやらマスクファッションが爆発しそうな気配。ニューヨークタイムズが掲載したマスクの作り方をダウンロードして、ワタシも作ってみようかな。針仕事は苦手だし、自分が使うかどうかはまったく別の話だけど、何か突拍子もなく芸術的なのを作ってみたら気が紛れていいかも。