4月24日(金曜日)。☁☁☂。やれやれ、もう1週間が終わってしまう。ついしばらく前までは時間の足が何だか鈍くなったような気がしていたのに、いつの間にか「もう○曜日」なんて言っている。少しずつ、少しずつだけど、周りで長い巣ごもりの出口が見えているという雰囲気が漂い始めたせいかな。まだちょっと先かもしれないけど、そう遠くないところに「終わり」があるんだという期待感はたしかに励みになるな。天気は下り坂だけど、雨だっていつか止むんだから。
きのうバンダナ風マスクをして外に出たら、思いのほか快適だったので、今日はさらに2枚。もう4年くらい前だったか、両親の墓参りに札幌に行ったら、たまたま「Yosakoiソーラン祭り」と言うのをやっていて、これが盛大なダンスのコンペティション。いつから始まったのか知らなかったけど、若い人たちの群舞は熱気がムンムンで、北海道もこんなに元気になったんだなあと感心したもんだった。それも今年はコロナのせいで中止になってしまったそうで、残念だけど、今日のマスクの1枚はあのときにおみやげに買って来た大きなハンカチ。
思いつきで試してみたワタシの「バンダナマスク」は真四角の布を二つ折りにして三角巾にして、自分の顔にフィットするように3ヵ所を結ぶだけでいいので、せっかくのきれいなハンカチを切ったり、縫ったりしないで済むし、結び目を解けば洗濯も楽々で、乾かして結び直せばてまたマスクに変身。耳にかけるゴムひもはスーパーで見つけて来た髪をまとめるためのゴム輪で、折り目の2ヵ所を結ぶ前に通すだけ。ちょうどよく耳に収まったら、3ヵ所目の端を顎の下でまとめてリボンか何かで結ぶと、立体マスクのように顔に密着するので、着け心地がぐんと良くなる。三角に折らずに作れたらもうちょっとマスクらしい形になるんだろうけど、歩いていると結んだ端っこが耳と顎の下で風になびくのがまたおもしろいところ。せっかくマスクをする気になったんだから、ちょっとおしゃれっぽくしたいもんね。
Yosakoiマスクで意気揚々とスーパーに行ったら、警備員のおじさんが「お、今日は色が違うね」。うん、日替わりマスクってところ。魚売り場では、セリナが「それ、どうやって作るの」と聞くので、ちょっと外して、両側のここにゴム輪を通して、えいっと結んで耳にかけてから、ぴったりフィットするように顎の下で結ぶだけなのよぉ、洗濯するときは解けばいいしぃ~と説明。「作ってみようかしら」とセリナ。うん、雑貨屋でいろんな色のバンダナを売っているし、1、2分でできるから簡単だし、あの水色のマスクをして歩くよりもよりもずっとおしゃれで、颯爽として見えると思うな。それにもっとたくさんの人が自分で作るようになれば、不足がちな医療用マスクをもうし少しは必要なところに回せるんじゃないかと思うしね。