リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

どこでも英語が通じるわけじゃないからグーグル翻訳

2023年05月07日 | 日々の風の吹くまま
5月5日(金曜日)。🌧☁。寒いよ、今日は。雨でどよぉ~んだし。そのせいか、今日のモールの2階はウォーキンの人たちでけっこうな賑わい。普段は3人もいればいい方だけど、今日は6、7人。いつもは外を歩いているんだろうな。もしかしたら、夏に冷房が入るようになったら、暑さを避ける人たちでもっと賑わうかもね。帰り道に郵便箱を見たら、あれ、救急医療サービスからの請求書。去年10月の毒レタス中毒騒動で救急搬送されたときのもので、なぜか6ヵ月くらい経って忘れた頃に来るんだけど、救急車でも救急ヘリでも、州の医療保険に入っていれば搬送料は一律8千円(税控除可)。銀行のサイトからオンラインでささっと払ったけど、ベルギーでは外国人観光客のカレシも地元の人と同じく無料で感激したっけ。こっちでは、外国からの観光客や非居住者は救急車なら約8万4千円、救急ヘリは1時間当たり43万円というような金額を請求されるから、うっかり急病になれないよなあ。

ランチの後で、予約を入れてある歯医者へ。右上の奥歯2本の充填を新しくしてもらって、6万7千円のところ、歯科保険の自己負担分が2万円ちょっと。歯科治療は州の医療保険の対象外だから、別途に歯科保険が必要なわけで、我が家はカレシの公務員年金のベネフィットとしての団体保険で、補足的な医療保険と歯科保険に入っているけど、歯科保険でカバーされるのは年間7万5千円までなので、ちょっとした治療ですぐに足が出てしまう。医療保険の対象外だからか、ニューウェストミンスターの中心街(アップタウン)には1丁ごとに歯科があるんじゃないかと思うくらい、とにかく歯医者が溢れ返っている感じ。それで治療費の高騰が抑えられているようなところもあるけど、年末になると使い残した保険で治療しないかと言う電話攻勢がすごい。まあ、歯の治療費も医療費として税額控除できるから、必ずしも払い損というわけじゃないんだけど、

麻酔が切れるまで何も食べないようにということで、横目でマティニタイムを見計らいながら、秋のクルーズの寄港地であるトリエステについてちょっぴりリサーチ。市内の見どころはクルーズ船のターミナルから歩いて行って観光できるらしいけど、私たちが行く11月のトリエステでは、ボーラという猛烈な寒風が吹いて、しかも雨が多いんだそうな。ま、バンクーバー圏も冬は「雨期」だから、雨はある程度慣れているとしても、このボーラ、30メートルとか40メートルとかいう、台風並みの強烈さで、歩くのもタイヘンなんだそうな。うはあ。一方で、カルソと呼ばれるカルスト台地に出ると、すばらしい秋の色を楽しめるらしい。ふうん。市街は歩いて観光できても、ちょっと足を伸ばそうとすると車が必要で、おまけに英語はまず通じないというから、それこそ大冒険になりそうな感じ。

カレシは英語レッスン関連の間違い電話で知り合いになったイタリアの女性にイタリア語を教えてもらおうかなんて言っているけど、6ヵ月やそこらの付け焼刃で何とかなるわきゃないってことは、英語先生のカレシが一番よく知っているはず。たしかに、ちょこっと現地の言葉で挨拶したり、道を聞いたりするのは旅を楽しくする要素でもあるけど、相手の返事が分からなければご愛敬にもならないから、ワタシは手っ取り早くグーグル翻訳を使っちゃうけどな。イタリア語でもスペイン語でもフランス語でも、綴りと発音の要領を覚えておいて、ちょこちょこと英語を打ち込んで表示された翻訳を声を出して読めばいいの。読めなかったら画面を見てもらえばいいんだし、会話もできるしね。バルセロナではそれでカタルーニャ語を「話す」ことができたし、レストランやみやげ屋で覚えたての片言が通じて楽しい思い出になったし、何かと重宝なアプリだよ。そもそも、私たちは外国からの観光客なんだからさ。