リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日はのんびりするはずだったけど

2023年05月11日 | 日々の風の吹くまま
5月9日(火曜日)。⛅☀⛅。のんびりとした日。考えることはいろいろとあるけど、せかせかしないで穏やかに過ごすことにした日。モールが開く10時にウォーキング。ピッチが上がって来たようで、「明日からは4周するかな」とカレシ。そうねえ、え、もう3周しちゃったのってことが多くなった感じだから、潮時かな。

カレシがパロアルトのリリーと(もうあまり必要のなさそうな)英語レッスンを兼ねてアプリのプログラミングの話をしている間に、ランチ用にお得意のチキンスープ。今日は鶏ももを茹でるのにヒラタマネギを入れて、鶏がらブロスに足すスープにしっかりにんにく風味。ヒラタマネギは行者ニンニクに近いのか、にんにくの香りがびっくりするほど強いけど、普通のにんにくと違って、味も香りもいたってまろやか。今日のスペシャル野菜はユキザサ。これはアスパラガスの親戚なので、調理するとアスパラガスのような味がする。冷凍してあった鶏がらブロスを使い切ったから、明日はまた大鍋に鶏がらを仕込んで、1日がかりでブロスを作らなくちゃ。スープ用の大鍋いっぱいのブロスで3回分のランチになるんだけど、頻繁にチキンスープを作るようになったので、ブロス作りのサイクルがかなり短くなった。ヴィクターの店で1袋に2羽分の鶏がらが入ったのを買うんだけど、ときどきおまけとしてタダにしてくれるので、今の季節はマットが持って来てくれる山菜やきのこをお裾分けして、ヴィクター曰く「物々交換」。まあ、昔ながらのご近所さん商法というところ。

北海道の新聞を見ていたら、おや、シルバーウィスパーが釧路に寄港だって。先週はシルバーミューズが寄港していて、クルーズ船のターミナルでは盛大な歓迎と見送りがあったとか。今年は釧路だけじゃなくて、函館や小樽、室蘭にもクルーズ船が寄港する予定になっているらしい。ほとんどが夏の間バンクーバーとアンカレジを往復するアラスカクルーズに配置転換する「リポジショニング」。シルバーシーはtransoceanic(大洋横断)クルーズと呼んでいて、途中で寄港地のない日が何日もあるんだけど、シニア層の客が多い船では意外と人気だそうな。来年の秋に私たちが乗るアラスカ航路から東南アジアへのリポジショニングクルーズは、どこにも寄港しない(太平洋横断で陸地がない)日が6日間ぶっ通しなんだけど、リポジショニングのクルーズはレギュラーのものに比べると割安という面もあってか、広い船室はもうキャンセル待ちだという話。その来年の東京行きクルーズで釧路に寄港することをまだ知らせてなかった友だちにメール。実は先々月にメールしたんだけど、なぜか「そんなアドレスはない」と戻って来てしまって、アドレスが変わったのかと思っていたら、コンタクトのメールアドレスから文字がひとつ抜け落ちていたという珍現象が原因。けっこう長いメールを書いて送ったら、今度は戻って来なかったから、ちゃんと着いたみたい。やれやれ。

午後はまじめに戯曲の日本語訳の見直し。東京の先生にいただいた3点のアドバイスのうちで、一番難しい「男女2人の関係の発展のステージ」を示す台詞。全体の流れからして、第2幕の初っ端で「タメ口」というは早過ぎないかということで、原作をじっくり読み直して、うん、先生のおっしゃる通り。出会いのきっかけが女性が雇う側で男性が雇われる側という「仕事」関係だし、男性の性格からして、急速にタメ口の関係になることには無理があるな。言葉遣いで描写する人間関係がわかるところが日本語の台詞の難しいところで、それが男女の間の会話となると、単語の選択しだいでは、役者が演じるのを待たなくても台本の段階でシーンの空気が決まってしまって、演出家も創造性を発揮する機会を狭められかねないから、ほんっとに難しい。まあ、そこがアートというものなんだろうけど、ここはじっくり考えながら書き直して行かなくちゃ。