リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

甥が自死したという知らせ

2024年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月26日(金曜日)。☀🌤⛅。

突然、東京の甥が自らの意思でこの世を去ったという知らせが来た。妹の四男。もう30代だったかな。発達障害の診断が遅れて、20代からほぼ引きこもりになり、それでも最近は就労支援施設に通って働いていたそうだけど、そこでも他人と交わることがなかったらしい。5月のある日、黙って出かけたまま帰らず、翌朝警察から、家からそう遠くない駅の近くのマンションの敷地で倒れているのを発見されて、病院に搬送されたものの助からなかったという知らせが来たという話。12階建てマンションから飛び降りての自死。家の鍵もマイナカードも腕時計もすべて家に置いたまま出て行って、いつもいじっていたコンピュータは個人データがすべて消去されていたそう。

自分の考えを、思いを言葉でうまく伝えられない苦しみを抱えて、それでも歩き続けて来た道が目の前で突然途切れてしまって、もう先に進めない、ここが終点なんだと、彼なりに考えて、考えて出した結論なんだと思う。ワタシにはその道の果てに立ち尽くしていた彼の心の中がわかるような気がする。自分の手で人生を打ち切る勇気があったなら、なぜそれを生きる方に向けなかったのか。生きている人たち、残された人たちはそう言うだろうけど、終止符を打つと決めてしまったらもう勇気なんかいらないんだよね。回れ右して生きようとする方が何倍も、何百倍も勇気がいるんだよね。最善を尽くして支えてくれていた家族を傷つけ、悲しませるのはわかっていても、もう元来た道には戻りたくない。自由に羽ばたきたい。

おばさんにはその気持がわかるの。規格に縛られた社会は、自分で選んだわけでもないのに規格外に生まれてしまった人間には生き難いところでしかないんだよね。君は飛び降りたんじゃない。広い空を見上げて、飛び立って行ったんだよね。君の魂は今、解放された気持で遠い空のどこかをのびのびと飛んでいるんだろうね。あの世で幸せになりなさいね。それが現世ではできなかった親孝行だと思うよ。鎮魂・・・。


ウーバーで行って特等席で花火見物

2024年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月25日(木曜日)。🌧☁🌤。目が覚めたらもう9時。ゆうべは帰って来たのが午前1時で、寝たのが2時だったから、9時に目が覚めたのはまだいい方かな。外を見たら、あはっ、ルーフデッキが濡れているっ。まともな降りと言うほどじゃなかったようだけど、久しぶりに濡れるほどの雨が降ったんだ。今月に入って初めて、先月から数えてもほんとに1ヵ月ぶりの雨で、デッキに出てみたら何とも言えない爽やかさ。

ゆうべの花火大会はまずロバートのマンションまで行くのがタイヘンだった。だいたい1時間を見てウーバーを呼んだんだけど、やってきたドライバーがバンクーバーは交通止めだらけなのにGPSには表示されていないから、指定の住所には行けないと言い出して、とにかく行けるところまで行ってちょうだいといことで出発。でも、バスか電車を乗り継いだらどうかとか、交通混雑でサレーの家に帰るの大変だとか言い出して、しまいには「行き先を聞いていなかった(=聞いていたら引き受けなかった)」。いい加減なことを言うもんじゃないよ、キミ。ウーバーは客が打ち込んだ行き先をドライバーに示して、OKした車のリストから客が(値段を見て)これと決めたドライバーに知らせて、客には誰それがこの車種の○○のプレートの車であと何分でピックアップすると知らせるの。だから、今まで車に乗り込んでから行き先を聞かれたことなんかないの。流しのタクシーじゃあるまいし。結局、このドライバーはGPSの地図に頼り切っているんだとわかって、バンクーバー市内に入ってからはカレシが後ろからあっちだ、こっちだとバックシート・ドライブ。何とか通行止めになっているエリアの縁でロバートのマンションに一番近いところ(歩いて30分)まで行き着いて、やれやれ。(後でウーバーから「降車場所が違っているが大丈夫か」と安全確認メッセージが来たから、「大丈夫!」をクリック。)

パーティに集まったのは私たちには初対面の人たちも含めて10人ほど。ワインやビールを片手に持ち寄ったスナックを摘まみながら、日が傾くまでおしゃべり。(ワタシが作って行ったプライムリブ・バーガーのミニボールは思いのほか好評でみごとに「売切れ」。)夕暮れが近くなった頃に轟音と共に小型飛行機が飛んで来てスタント飛行で景気づけ。日が落ちたところで夕焼けを背景にドローンのショー。何十機ものドローンがいろんな形を描くんだけど、蛍の光のようなふわふわとした感じが何とも言えない風情。マレーシアの国旗を描いてショーのテーマを綴った後で、冠スポンサーのホンダの名前を描いて、最後に「ENJOY THE SHOW!」で締めくくったのは心憎い趣向だったな。暗くなったところで、いよいよ花火のショー。今年はバルコニーでカメラのビデオを回しながらの鑑賞。艀がすぐ前なので、どぉ~んと開いた大輪の花火がわぁ~っとすごい迫力で迫って来て、燃え尽きる花びらがひらひらと落ちて来ると、腕を伸ばせば掌に取れるんじゃないかと思ってしまうくらい絶景。


タワマンの最上階にこんな大木が・・・

入場無料のビーチは満員御礼

ドローンが描くシャチ

お楽しみください!







たっぷりと30分は続いたと思われるショーが終わって、またしばらくぺちゃくちゃ。混雑が少しは緩んだ頃合いを見て11時半においとま。交通規制地域の外まで歩いて30分。、ロバートがカレシにセーターを貸してくれて助かった。電車のバラード駅まで行くという無料バスが何台か止まっていて、交通整理の人に促されるまま乗車。何しろものすごい渋滞で、バスものろのろと前進。そこから少し先まで歩いてウーバーを呼んで待つこと5分。ダウンタウンを出てしまえば渋滞もなくすいすい。午前1時ちょうどに我が家の玄関前に降り立ったのだった。でも、楽しかったな。さて、ゆうべはたくさん歩いたので、今日のウォーキングは中止ということにして、たっぷり休養したところで午後には早めにファーマーズマーケットへ。お目当てはケイラの初収穫のミニトマトで、量に限りがあるということで売り切れる前にと言う狙い。うまく2パックをゲットして、やったぁ。意気揚々ときのこ屋のポールのテントに行ったら、うわっ、でっかぁ~いヤマブシタケ。ポールがにやりとして「どうだ、そっくり持ってくかい?」と言うので、よっしゃ。重いトロリーを引っ張って上り坂をてくてく。日差しはまだ暑かったけど、爽やかな風がいい気持・・・。


大収穫~ヤマブシタケ、ポルチーニの粉末、(ハードネック)にんにく、ズッキーニ、トマト、葉玉ネギ、レタスミックス、ハム・チーズ・クロワッサン、ブリオシュローフ、イチゴ