御当地ソングと聞いて皆さんはどの曲が浮かぶだろうかか?「津軽海峡冬景色?」「横須賀ストーリー?」「長崎は今日も雨だった?」「大阪で生まれた女?」まだまだ地名が入った御当地ソングは存在する。~ブルースとか、~慕情とか。こういう歌謡曲の世界の御当地ソングとは意味合いが少し違うかもしれないが、クラシックの世界にも御当地クラシックの曲は多く存在する。
昨日12/9(日)南陽市民会館にて山形響は演奏会を行った。演奏会は南陽市制施行40周年記念コンサートプログラムで、メインは南陽市民合唱団との競演で安達弘潮作曲の~混声合唱のための組曲 南陽讃歌「白竜湖」という合唱管弦楽曲であった。
作曲者安達弘潮氏の指揮であった。ちなみに彼の経歴をプログラムから抜粋させていただくと
安達弘潮(作曲家、指揮者)
1935年、山形市生まれ。1957年、山形大学教育学部特設音楽科卒業。作曲、指揮、ファゴットを中田一次、トロンボーンを山本正人、作曲を下総皖一、斉藤鉉吉の各氏に師事。1967年、弘前大学教育学部教官、1969年、弘前大学フィルハーモニー管弦楽団を結成、以来、常任指揮者を務める。1981年、文部省在外研究員として米国ミシガン州立大学音楽学部で研修、2000年3月定年退官。2001年、弘大フィル出身者で結成された「安達記念オーケストラ」は、本年で第7回目の演奏会を開催。現在、弘前大学名誉教授、東北女子大学教授。
このようにクラシックの世界のメインストリートではないかもしれないが~世界中で演奏されたり、CDになって売れたりするわけではないの意~ここ山形には多くの御当地クラシック音楽がたくさん存在している。
思いつくままに列挙すると、
佐藤敏直 交響讃歌「やまがた」
神津善行 交響詩「月山」~天童より仰ぎ見て~
服部公一 交響楽「蔵王」
などなど。このほかにも名前をど忘れしている作品がたくさん存在している事は認識している。世界にプレイヤーは多く存在すれど、これらの曲を演奏した事があるのは山形響をはじめとした(プロ/アマ)山形県のオーケストラの奏者だけである。(他県からエキストラ参加した人は除く。)
ほとんどの曲が自治体などの委嘱作品なので、今回のように市制施行~周年みたいな演奏会がないとなかなか聴く事も出来ないのが現状。現代に作曲された曲なのに前衛的ではなく、初めて聴く人の耳にも優しい曲が多いのも特徴。CD化もされる可能性は0%に限りなくちかいので、生演奏のみがその作品に触れる事の出来る唯一の手立てだ。残念でしかたがない。
現代音楽~邦人作品などに興味がある私にとってこれらの作品を知るには演奏するかネットで調べるしかなく、調べたところで情報も皆無にちかいので残念に思っている。邦人なかでも山形の作曲家達の包括的資料などがまとまっているものはないだろうか?存在しないなら自分でやるしかないか・・・・・・・。この多忙の中ではそれも難しい。
弦楽四重奏団を組織して演奏しているので、特に弦楽四重奏曲を作曲している山形の作曲家、曲名、譜面の有無など情報をいただければうれしい限りである。
昨日12/9(日)南陽市民会館にて山形響は演奏会を行った。演奏会は南陽市制施行40周年記念コンサートプログラムで、メインは南陽市民合唱団との競演で安達弘潮作曲の~混声合唱のための組曲 南陽讃歌「白竜湖」という合唱管弦楽曲であった。
作曲者安達弘潮氏の指揮であった。ちなみに彼の経歴をプログラムから抜粋させていただくと
安達弘潮(作曲家、指揮者)
1935年、山形市生まれ。1957年、山形大学教育学部特設音楽科卒業。作曲、指揮、ファゴットを中田一次、トロンボーンを山本正人、作曲を下総皖一、斉藤鉉吉の各氏に師事。1967年、弘前大学教育学部教官、1969年、弘前大学フィルハーモニー管弦楽団を結成、以来、常任指揮者を務める。1981年、文部省在外研究員として米国ミシガン州立大学音楽学部で研修、2000年3月定年退官。2001年、弘大フィル出身者で結成された「安達記念オーケストラ」は、本年で第7回目の演奏会を開催。現在、弘前大学名誉教授、東北女子大学教授。
このようにクラシックの世界のメインストリートではないかもしれないが~世界中で演奏されたり、CDになって売れたりするわけではないの意~ここ山形には多くの御当地クラシック音楽がたくさん存在している。
思いつくままに列挙すると、
佐藤敏直 交響讃歌「やまがた」
神津善行 交響詩「月山」~天童より仰ぎ見て~
服部公一 交響楽「蔵王」
などなど。このほかにも名前をど忘れしている作品がたくさん存在している事は認識している。世界にプレイヤーは多く存在すれど、これらの曲を演奏した事があるのは山形響をはじめとした(プロ/アマ)山形県のオーケストラの奏者だけである。(他県からエキストラ参加した人は除く。)
ほとんどの曲が自治体などの委嘱作品なので、今回のように市制施行~周年みたいな演奏会がないとなかなか聴く事も出来ないのが現状。現代に作曲された曲なのに前衛的ではなく、初めて聴く人の耳にも優しい曲が多いのも特徴。CD化もされる可能性は0%に限りなくちかいので、生演奏のみがその作品に触れる事の出来る唯一の手立てだ。残念でしかたがない。
現代音楽~邦人作品などに興味がある私にとってこれらの作品を知るには演奏するかネットで調べるしかなく、調べたところで情報も皆無にちかいので残念に思っている。邦人なかでも山形の作曲家達の包括的資料などがまとまっているものはないだろうか?存在しないなら自分でやるしかないか・・・・・・・。この多忙の中ではそれも難しい。
弦楽四重奏団を組織して演奏しているので、特に弦楽四重奏曲を作曲している山形の作曲家、曲名、譜面の有無など情報をいただければうれしい限りである。