らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

ラーメン

2008年10月21日 23時44分34秒 | 雑記
 写真のラーメンは、先週酒田市に通った時に旧平田町で食べたラーメンです。美味しかったのですが、すみません店の名前忘れました。

 普段あまり外食はしない方ですが、山形響のスケジュールで色んな場所に行くので外食は避けて通れません。午前中と午後の音楽鑑賞教室の時間が移動等で取られてあまり時間がないときは、どうしてもコンビニエンスストアのおにぎりやラーメン屋さんなど手軽で速く食事を済ませる事が出来るお店に入店します。

 ラーメンは好きな方で、地域地域のよく行く店というのは美味しかったり値段が手頃だったりするわけです。そういう店は大抵は人気店でお昼時はお客さんも次々と入店して来ます。

 日本人のラーメン好きは異常とも言えるほどで、次々に新しい店が出来てお客さんの入らない店は次々つぶれて行きます。激戦地区と言われる地区では、さらに店の入れ替わりは速いのでしょうね。

 日本のラーメンは他の料理と変わらないくらい(いやそれ以上か?)手間かけてスープ作りから、麺作り、シナチクや焼豚などこった物が多いようです。本当に美味しい世界に誇るべきメニューの一つでしょうね。

 ラーメン百選に選ばれたとか本や雑誌で紹介されたという事でお客さんも増える店も有りますが、私はどちらかというと地域の人々に愛されたこじんまりしたお店が好みです。

 ものすごく美味しかったお店が雑誌で紹介されて、お客さんが増えて店が繁盛するのは良いのですが、お客さんへの対応が悪くなったり、弟子を取って教育もする時間がない事に寄る味の低下などで「ネームバリュー」のわりには美味しくない店があります。そうなってしまうと客足もだんだん遠のき、店も傾いてしまうのでしょう。その後に運良く店主が気づいても失った信頼を取り戻すのには時間がかかります。他にもたくさん美味しい店は有るのですから。「二度と行かない」と思われたらほぼ不可能です。

 自分達の身の丈に合った店の規模を真面目に誠実に切り盛りしているお店はいつまで経っても美味しいままです。何の奇をてらう事もなく、毎日美味しいラーメンの味を守っているのです。

 味の品質を守る事(維持する事)は、もの凄い労力を必要とします。季節の野菜を使用していても、季節によって品質は変わりますし、夏と冬では塩加減一つとってもお客さんの舌は変わるでしょう。(きっと!!)

 私達のやっている音楽も似ている所が多々あります。
 品質の維持~難しいですね。

 その日の天候やお客さんの層でウィーンフィルは、スタッカート(短く)するのか?テヌート(長く)するのか?昨日と今日で演奏の仕方を変えるそうですね。同じプロでもそりゃすごい!と思ってしまいます。たった4人で演奏する弦楽四重奏ならまだしも100人規模のオケでそれをやるのは至難の業ですからね。

 スタッカートで演奏するのとテヌートで演奏するのに品質が変わったでしょうか?たぶんお客様の評価は、全員ブラボォ~だと思います。その日に入店したお客様を満足して帰ってもらうためにしたことですから「品質を維持」したことになると思います。

 ~~~~~~~~~

 山形響の方々は、演奏旅行などに行って地方で飲むと所謂「ラーメン終止」で終わる方が多いようですが、メタボには気をつけましょう!

     
(譜面)アーメン終止

**ラーメン終止~は飲み会の後で、ラーメンを食べてその日の締めとする事。業界言葉??
コメント (6)
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