らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

獄門島

2009年02月15日 23時55分11秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 良いです!!

 1977年に公開された横溝正史原作・市川崑監督による金田一耕助シリーズの中の1本です。

 出演者
 石坂浩二(金田一)、加藤武(橘捜査主任)、大原麗子(早苗)、司葉子(勝野)、太地喜和子(巴)、ピーター(鵜飼)、浅野ゆう子(月代)、中村七枝子(雪枝)、一ノ瀬康子(花子)、草笛光子(お小夜)、内藤武敏(与三松)、武田洋和(千万太)、大滝秀治(儀兵衛)、上條恒彦(清水巡査)、松村達雄(幸庵)、稲葉義男(荒木村長)、小林昭二(竹蔵)、辻萬長(阪東刑事)、坂口良子(お七)、三木のり平(床屋の清十郎)、東野英治郎(嘉右衛門)、佐分利信(了然)、池田秀一(了沢)、荻野目慶子(少女時代の勝野)、三谷昇(復員服姿の男)、他。

 原作と違う犯人に変更している本作品。

 石坂浩二の金田一はもちろん良いのですが、若い頃の大原麗子・坂口良子の美しさやかわいさに目を奪われ、そしてデビュー間もない浅野ゆう子の少し頭の弱い役も目を引きつけます。

 結局、頭の弱い3姉妹は次々に殺されるのですが、その死体のシーンも残酷さだけではなく女優さんの美しさも市川崑監督の名カメラワークによって納められています。

 シリアスなシーンの連続を経て、後半にやはり三木のり平演じる役が、事件を解く鍵を握っていて、加藤武の演じる刑事役も映画の中で笑いを誘います。ワンパターンのようでいて、そうじゃないのが安心できるところでしょうか?

 ワンパターンといえば、東野英治郎の黄門様でない役というのも見所かもしれません。
HMVジャパン
コメント
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