らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Probe

2009年02月19日 02時54分03秒 | 山形弦楽四重奏団
 クァルテットは教育を受けなくては弾けない!とはよく聞く言葉です。実は先日も幸松先生にも似たようなことを言われました。

 個人的には学生時代からこのジャンルに大きい興味を持ち、学生時代の仲間とイソ弦楽四重奏団の磯良男先生やマルシュナー=コッホ四重奏団でも活躍していたU.Koch先生にクァルテット音楽演奏法などを師事したことはあります。

 現武蔵野音楽大学のチェロ科の先生のドル氏ともクァルテットをやった経験もございます。

 山形に居を構えてから約10年~山形Qを結成してから約9年は、自分達だけで~違う言い方をすれば、創立メンバーの2人が年長者のため他メンバーと喧々囂々とやってきた経緯があります。

 田舎のクァルテット活動をオケ活動の休みほとんど使い、練習してきながら、様々なクァルテットの本を読み直して、とにかくも自分達だけでセルフレッスンをしながら活動してきました。

 ただうすうす山形Qとしてレッスンをうけなくちゃならないな!という思いは漠然とありました。

 そこで、以前から山形響に2ndVn首席として客演いただいていたニューアーツ弦楽四重奏団の平尾先生にお願いしたのでした。氏は山形から日本のクァルテット業界の親方まで上り詰めた黒沼先生ともご一緒して、晩年は黒沼先生のペグを回すのを手伝っていただけだと笑っていましたが、山形Qとしては師事するならこの方しかないとの思いで今日からレッスンが始まりました。

 私としては初のヴァイオリン奏者からのクァルテットレッスンでございます。

 ヴィオラの先生は悪く言えば、ヴィオラの事情に熟知していますから多少のことがあっても考慮していただけます。笑。日本の室内楽界で走ってこられた平尾先生ならではのレッスンで、高級チョコレートのようでした。

 ここが、ずれている!ここが、音程が合わない!ここが、弾けていない!という普通のレッスンではございませんで、演奏家として2ndVn奏者として色々な日本の室内楽奏者達と共に戦ってきた氏ならではの経験など・・・。

 話される言葉は正直、理解出来ることと理解出来ない事というのが、山形Qメンバー個々に個人差があるのは当然でしょうね。はっきり言って、今の我々には難しい事ばかりです。

 長く色々な言葉で話されていましたけど、私達のクァルテットに言いたいことは1つか2つ。多くて3つでしょうね。今日教えていただいたものは・・・・・・。本当のことは教えてあげられませんが。

 以下は冗談です。笑。
1.とにかく継続は力!
2.酒を飲めないとクァルテットは演奏できない!
3.ケンカしろよ!

 色々私としては学びましたけど、今後のクァルテット活動に是非生かす所存です。

 
 (写真)カメラ忘れたので、ニューアーツ弦楽四重奏団のCDジャケットでも。

 祈り。感謝。
 
コメント
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