らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

鶴岡音楽祭2009

2009年02月22日 23時40分15秒 | 音楽
 今年で24回目を迎えた鶴岡音楽祭2009。

 2日間のリハーサルで本日本番でございました。

 来年には25回目!!四半世紀も続いた地方都市の音楽祭です。鶴岡市は山形県の(日本海側)庄内地方の南の大きい都市でございます。平成の合併特例法の期限内に合併して更に大きい市になりました。

 行政が音楽祭を主催するにしても、鶴岡市民がそれを望んでこなければこんなに長く続くはずがありません。鶴岡市は実は全国に誇る合唱の街なのです。レベルは全国トップレベルで、我々プロの山形響でも印象が霞んでしまう位~合唱のレベルは高いです。

 それもこれも市民の合唱に対する愛情とその多数の合唱団のレベルを維持・上昇させているK先生や他多数の合唱指導者の力も忘れてはいけません。合唱に対する熱意は誰にも負けないK先生!いつも頭が下がる思いです。

 鶴岡音楽祭は、一番最初から山形響がかかわってきたのではないのですが、この10年以上音楽祭に参加させてもらい山形響も色々なものを経験させてもらいました。

 一番は、合唱のレベルが高いので、難しい合唱曲や有名なソリストを交えてのオペラの抜粋などです。山形響では、東京のオケなどのようにオペラを演奏する機会は少ないので、貴重な経験となります。

 オケピットに入らない普通のコンサートなので、全曲というわけではないのですが、それでも今年はヴェルディの「椿姫」からハイライトとなりました。このオペラは、フリーの時に何度か全曲を演奏した経験があるのですが、今日のソリスト達の演奏はとてもすばらしくて、演奏しながらも「ブラヴォ~~!」と叫んでました。笑。

 それにしても毎回この音楽祭の時期は大雪が降ります。「雪の降る町を」を毎回最後に歌うのですから季節がら良いのですが、我々山形の方からの移動は、月山越えをしなくてはなりませんから、おおげさですが命がけです。笑。

 お客様も毎回大勢入場して、市民に愛される音楽祭と言えるでしょう!!

 いつまでも開催して欲しいです。

 山形響の鶴岡定期演奏会もいつかは、この音楽祭のようにたくさんの人に喜ばれ、愛されたいものです。

 宣伝が足りない気もします。うちの場合・・・。苦笑。

 熱いゲネプロの後にほっと一息~文化会館の近く「芝楽」で寿司ランチを食べました。
      

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コメント
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