好きな作曲家カテゴリーに入れるか迷いましたが、こちらで・・・。2004年に結成されたパヴェル・ハース四重奏団は、チェコの団体で、2004年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年5月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝という経歴の持ち主です。
若い団体ではありますが、その母国の音楽の演奏には作品への理解などベテラン団体のようです。彼らがTVのインタビューで言っていた「解釈等はメンバー間で喧嘩も起こりますが、その作品を演奏したいという気持ちは一緒ですから、全て解決出来る事です」という言葉には同じクァルテットをやっている者として感動すら覚えました。こういう団体が今後どうなっていくのかとても楽しみです。
さて私が好きな作曲家ですが、今日はヤナーチェクをあげておきましょう。ヤナーチェク(1854~1928)は、チェコの東部モラヴィア地方出身の作曲家です。オペラ作曲家として有名ですが、実は室内楽作品も重要視されています。彼の生涯はロマン派全盛から近代音楽までですが、現代音楽に聞こえなくもない独特な音楽感を持っています。
それは、チェコのモラヴィア地方に独特な民族音楽があることや言葉の発音も独特である事が要因と研究されていますが、チェコ語も話せない私には分からない事です。ベルリオーズのような時代を飛び越えてしまった作曲家と言えるかも知れません。弦楽四重奏曲は2曲書いていて、どちらもとても良い曲です。いつか演奏してみたいですね。
そしてこのCD達にはもう一人の作曲家の作品が収められています。
パヴェル・ハース(1899年 ~ 1944)はチェコ出身でヤナーチェクに師事した作曲家です。このクァルテットはこの作曲家から名前をとっているわけです。1944年にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で処刑された悲劇の作曲家です。その作品は長らく忘れられていたのですが、このクァルテットは自分達の使命とばかりに世界中でこの作品群を演奏するのが目標として定めているようです。
その音楽を聴くと作曲者の悲惨な死ということは知らなくても良い作品だと言うことが理解出来ます。演奏者が深い理解と良い演奏さえすれば作品は何回も生き返るのですね。すーと残っていく作品になるでしょう。
若い団体ではありますが、その母国の音楽の演奏には作品への理解などベテラン団体のようです。彼らがTVのインタビューで言っていた「解釈等はメンバー間で喧嘩も起こりますが、その作品を演奏したいという気持ちは一緒ですから、全て解決出来る事です」という言葉には同じクァルテットをやっている者として感動すら覚えました。こういう団体が今後どうなっていくのかとても楽しみです。
さて私が好きな作曲家ですが、今日はヤナーチェクをあげておきましょう。ヤナーチェク(1854~1928)は、チェコの東部モラヴィア地方出身の作曲家です。オペラ作曲家として有名ですが、実は室内楽作品も重要視されています。彼の生涯はロマン派全盛から近代音楽までですが、現代音楽に聞こえなくもない独特な音楽感を持っています。
それは、チェコのモラヴィア地方に独特な民族音楽があることや言葉の発音も独特である事が要因と研究されていますが、チェコ語も話せない私には分からない事です。ベルリオーズのような時代を飛び越えてしまった作曲家と言えるかも知れません。弦楽四重奏曲は2曲書いていて、どちらもとても良い曲です。いつか演奏してみたいですね。
そしてこのCD達にはもう一人の作曲家の作品が収められています。
パヴェル・ハース(1899年 ~ 1944)はチェコ出身でヤナーチェクに師事した作曲家です。このクァルテットはこの作曲家から名前をとっているわけです。1944年にアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所で処刑された悲劇の作曲家です。その作品は長らく忘れられていたのですが、このクァルテットは自分達の使命とばかりに世界中でこの作品群を演奏するのが目標として定めているようです。
その音楽を聴くと作曲者の悲惨な死ということは知らなくても良い作品だと言うことが理解出来ます。演奏者が深い理解と良い演奏さえすれば作品は何回も生き返るのですね。すーと残っていく作品になるでしょう。