らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形フィルハーモニー交響楽団 第49回定期演奏会終了。

2009年10月31日 23時59分01秒 | 音楽
 何年かぶりに山形フィルハーモニー交響楽団の演奏会に参加させてもらいました。

 山形フィルハーモニー交響楽団(以下・山形フィル)は57年の歴史を持つアマチュアオーケストラで、約80名の団員さんが活動しています。山形交響楽団より20年も古くからオーケストラ音楽を山形市民に提供してきた団体です。

 今回のプログラムは、オールロシアもので、A.ボロディン、A.ハチャトゥリアン、S.プロコフィエフでした。ハチャトゥリンのVn協奏曲は千住真理子さんのVnで、私は10年以上ぶりに演奏しました。前はロシア人のVn奏者だったかな?あまり覚えていません・・・・。プロコフィエフの交響曲第5番 変ロ長調 Op.100は、さらにさらに約15年以上ぶりの演奏でした。山形響は小さいオケなので、これらの曲はあまり演奏しませんからね・・・・。

 プロコフィエフの交響曲は、変ロ長調となっていますが転調が多くて、変ロ長調というには「看板に偽りあり!」というほどにその調の色彩を表現するのが難しいけど面白い曲です。アマチュアのオケでこの曲をやろうという意欲は凄い物があります。

 私はプロとはいえ、半年間練習してきた団員さんの中に混じって、昨日から練習に参加させてもらいましたが、特にボウイング等では迷惑をかけてしまいますね。自分の中で慣れているボウイングでないとついつい間違ってしまうのです。(白状します)

 フリー奏者の時はこういう曲をしょっちゅう演奏していましたが、10年近くも離れてしますと瞬発力が衰えていることに気づきます。拍子の変化や多くの転調によるフィンガリングの変化が、いつもあまり使うことない数学的な頭を強引に働かせなければならないからです。頭と耳がとても疲れました。笑。日頃の鍛錬が必要ですね。もっと練習します。

 プロコフィエフは、山形Qの第34回定期演奏会の時に第1番を演奏する予定でしたので大変勉強になりました。

 山形フィルの団員さんは演奏会後、大いに盛り上がったのでしょうか??お疲れさまでした。

 聴きに来て下さった方々にも感謝します。山形響にも足をお運び下さいね。
コメント (4)
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