らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形響ユニオン第32回定期総会

2010年01月25日 23時36分14秒 | 山形交響楽団
 本日は山形響ユニオン第32回定期総会がありました。

 労働組合の総会です。ハチマキをして、組合長の挨拶に始まり、みんなで拳をあげながら、労働条件改善を勝ち取ろうではありませんか!!赤い組合旗を大きく振りまくり、それから協会まで総会で決定した決議を申し入れをしに組合員で行進してゆくなど、の姿は今の組合活動にはいっさいありません。

 粛々と配られていた議案書を読みあげ、説明して、意見を交換して、会計関係の了承を受けた後に新役員と会計監査役の選挙をするのが、総会の姿になりつつあります。

 世間では評判が高くなりつつある山形響ですが、労働環境などの待遇面や、将来に対しての見えないヴィジョンなど解決しきれないくらいの多くの問題が山積みになっています。少しでも改善されるように労働組合が必要なわけです。

 毎月給料が遅配されないで出ている事など基本的な労働者の権利は労働組合がなければ、「明日から君は首です」「今月は赤字なので給料カットです」と協会側から言われても誰も文句が言えません。

 社会人としての~労働者として、労働組合は基本の「き」ですね。

 自分の意見がとおらないなどの小さい考えで、組合に参加しないことは認識不足からくると言わざるをえません。自分だけが良いのだ!という考えでは、結局その人に降りかかるかもしれない事に対応できないこともあるでしょう。

 労働組合ありきの自己犠牲は私も嫌いですが、自分達のための労働組合という考え方なら必要な組織でしょう?

 なんて事を思いながら今年の活発な意見交換を聞いていて思いました。

 今年のさらなる飛躍を期待しながら・・・・・・・。

 
コメント
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