らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

Johann Michael Haydn

2010年07月18日 23時59分10秒 | お気に入りのCD
 ミヒャエル・ハイドン(1738~1806)は、山形Qが弦楽四重奏曲全曲演奏を目指しているF.J.Haydnの5つ下の弟です。彼もまた有名な作曲家で、弟子にはウェーバーなどがいて、当時は人気のあった作曲家だったらしいです。交響曲・弦楽五重奏曲・弦楽四重奏曲などを多数残していますが、現在では演奏されることはまれと言っても良いでしょう。

 ヴィルフリート・ベトヒャー指揮・カペラ・コロニエンシスによるM.Haydnの交響曲集のCDが最近出ました。
     

 このCDの中に我が師U.Koch氏が演奏する「オルガン、ヴィオラと弦楽のための協奏曲ハ長調 P.55」が含まれています。以前は、U.Koch氏の弟子クリスト氏(元ベルリンフィル首席)のCDもありましたが、録音としては大変珍しいものです。良い曲なんですけど。クリスト氏のチェンバロとの演奏も良いですが、コッホ氏のオルガンとの演奏も色があって、なかなか興味深いです。

 U.Koch氏は、録音数も膨大な数になっているはずですが、本人に聞いても奥さんに聞いても、この件に関しては無頓着で、整理もしていなかったみたいで、時々思い出したように色んなレコード会社から再発売されるのを見つけて買うしかなさそうです。学生の頃も先生にCDを見せたら、この会社に録音した記憶がない!と言っていたりは普通にありましたから。共演者でやっと思い出すこともしばしば・・・・。

 こういう少々マニアックなCDは興味がある人はすぐに手に入れないと廃盤になってしまうので、急ぎましょうぞ!
HMVジャパン
コメント
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