関連記事
ブルックナー
上のリンクの記事を書いてから3年以上経っている。このブログを書き始めた初期の頃の記事だが、読み返してみると山形響ではA.ブルックナーの交響曲を演奏する事は出来ないだろうという「諦め」みたいな意味も文脈から読み取ることが出来る。
それから3年以上経ったのだが、その後、交響曲第3番・第4番(2回)・第5番演奏してしまい、それに伴ったCDも録音して発売されている。
で、今リハーサルしている(本日は2日目)定期演奏会で、交響曲第6番を演奏する予定。この曲は、作曲家54歳から55歳になる前後の1879年から1881年の約2年かけて作曲された。この交響曲は改訂魔のブルックナーには珍しく、改訂版は無い。そして、他の交響曲に比べると異なる特徴を見ることが出来る。
例えば、第1楽章冒頭で弦のトレモロから始まる所謂「ブルックナー開始」はない。全曲を通して、キャラクターが変わるときにオーケストラを休止させるゲネラルパウゼ~「ブルックナー休止」もない。などなど。
ただ、指揮者の飯森さんの解釈はどうなるかは本番のお楽しみ。4/16(土)・17(日)山形テルサの演奏会に是非!!
ブルックナーの交響曲の中では、第7・9番そしてこの第6番がお気に入りで聴く機会も多い。