らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

弦楽四重奏のための日本民謡集, 2, Yamato Sq +piazzolla 他

2011年04月30日 23時59分58秒 | お気に入りのCD
 Yamato弦楽四重奏団が、幸松肇氏による弦楽四重奏のための4つの日本民謡第3番 他のCDを4/6に発売しました。

 Yamato SQは、現在2ndVnに元山形響コンサートマスター執行君が所属していて、1stVnは神奈川フィルの石田君、Vaは読響の榎戸君そして、Vcは阪田君の4人のメンバーで活動しています。

 幸松肇氏は、このブログに訪問している方ならご存じの「クァルテット博士」でございます。

 日本民謡第3番は、~箱根八里・佐渡おけさ・最上川舟唄・鹿児島おはら節~の4曲からなっていて、先頃初演されました。

 山形Qのファンの方ならご存じかと思いますが、その中の最上川舟唄は、私達が第30回定期演奏会にて委嘱・初演した曲でございます。幸松肇さんは、その後、他の3曲を書き上げて、~最上川舟唄も少々改訂し、~第3番として楽譜とCDを出版・発売したのでした。

 このCDは、他に幸松肇氏がピアソラの曲をクァルテットに編曲したものも含まれています。

 以前は、石田氏の独壇場だったYamato SQもこのCDで聴く限りは、2ndVn以下の声部も充実していて、クァルテットの団体としての魅力も増したように感じられます。日本で期待されている中堅(若手ではないな。もう)が、このように活発に活動しているのは、クァルテットに携わっている者としては嬉しい限りです。
HMVジャパン
コメント (2)
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