らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形弦楽四重奏団 第38回定期演奏会終了。

2011年01月16日 23時59分45秒 | 山形弦楽四重奏団
 まずはじめに御来場いただいたお客様に感謝の気持ちを述べたいと思います。

 この冬一番の大雪の中、ご来場ありがとうございました。最後のトークで話した内容と一緒ですが、三波春男さん(1923~2001)の言葉「お客様は神様です。」を今回の演奏会ほど実感したことはございません。メンバーで、「今日は全然お客さんが入らないんじゃないのぉ??」と会話していたところでした。63人もの熱いお客様に囲まれて演奏出来た事は、今後の励みになります。もう一度ありがとうございました。

 また次の演奏会まで、こつこつと一つずつ積み上げて皆様の前で披露したいと思います。

     

 打ち上げでは、豪勢に舟盛りが出ました。珍しい・・・・・。

 次回は4/23(土)18時45分開演・文翔館で行います。担当は私になりました。よろしくお願いします。
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明日は山形弦楽四重奏団第38回定期演奏会。

2011年01月15日 23時59分49秒 | 山形弦楽四重奏団
 前回の定期演奏会の前から~9月以降~山形響の演奏旅行ラッシュで今回の定期演奏会まで腰を落ち着けて練習をする事が出来なかったのですが、これは来年度以降も同じような状況が続きそうなので、乗りきる事(継続する事)に意義があると信じて、やってきました。

 メンバー個人~にここ数ヶ月色々な事があって、楽しいことも悲しいことも苦しいこともありながらオケの仕事日以外は、ほとんどクァルテットに費やしてきました。

 なんでこのクソ(失礼!)忙しい時期にこんな難しいプログラムを組んだんだい??という他のメンバーの苦情も出ずに練習出来た事を今更ながら感謝しています。今回のプログラムは確かに難しく・・・。いつも難しいので麻痺してきました。笑。

 今回の定期演奏会もご多分にもれずに本日まで仙台でW.A.Mozartのレクイエムの演奏会の準備・本番を行ってきました。もちろん演奏会自体は大変充実していた良い演奏会でした。また合唱団の皆さんと共演できる日を心待ちにしています。もう少しスケジュール的に余裕があるとクァルテットの本番の前日くらいはクァルテットに集中したいのですが、贅沢を言っていては罰があたります。

 明日は全力で頑張ります!!!

 大雪の心配もありますが、負けないように良い音楽を奏でたいと思っています。

 よろしくお願いします。

 
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司馬遼太郎「夏草の賦」

2011年01月13日 23時59分37秒 | 読書
 私が武蔵大学の経済学部に入学した頃、コンピューターゲームで「信長の野望」というシュミレーションゲームが流行ったことがありました。今でも色々なゲーム機に移植されて新しいシリーズも出ています。戦国大名の一人を自分で選んで、他の大名と戦いながら領土を拡げるというゲームです。領土の開墾・治水をしたり、兵を雇ったり訓練したり、また他の大名と合戦したり暗殺したり、婚姻関係を結んで同盟を組んだりなかなか複雑なゲームでした。「信長の野望」という名前がついている通り織田信長を選択すると周りの武田信玄や斎藤道三、今川義元など戦国の強豪からすぐに戦を仕掛けられたり、台風が来て陣地の兵糧が流されたり・・・・。

 そんな中、何故か九州の島津家か、この小説の主人公長宗我部元親を選ぶと多少全国制覇がしやすくなるというイメージでした。四国を制覇した長宗我部元親とは何者ぞ?とその頃からあまり詳しくなかったのですが、この小説を読んでだいぶ理解出来ました。

 司馬遼太郎「夏草の賦」は、長宗我部元親と妻奈々、その子信親を巡る戦国時代~安土桃山時代の話です。

 四国の土佐の僻地に生まれた長宗我部元親が土佐を支配し四国を支配してから、明智光秀によってうたれた織田信長の後を継いだ豊臣秀吉と和平して土佐一国の大名となり、秀吉の命により九州平定のため島津家と激突。そしてその子信親を亡くし迷妄状態になり、その後継いだ盛親が関ヶ原の戦いで豊臣側についたために徳川政権で滅亡するところまでは、何となく知っていました。(江戸時代は掛川から山内家が土佐を治める事となりました。)

 しかし、長宗我部元親が四国制覇の時に戦力を増やすために行った徴兵制度が、その後の土佐の風土に色濃く残ったために、江戸時代上士・郷士の差別を生み、約300年後の幕末に土佐が動く原動力になったのは、面白い巡り合わせだと思わざるをえなかったです。

 今回も良い人生の勉強させてもらいました。
 
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L.v.Beethoven 変奏曲、バガテル集 ブレンデル(p)(5CD)

2011年01月12日 23時59分07秒 | お気に入りのCD
 以前に書いた事の繰り返しになるかも知れないが、山形Qの演奏会のプログラムにL.v.Beethovenの弦楽四重奏曲が入っている期間は、普段あまり聴かないピアノソナタを聴く。弦楽四重奏曲もピアノソナタもベートーヴェンは生涯にわたって書いていて、解釈の上で何らかの助けになるかもしれないからだ。

 そして演奏会でとりあげる弦楽四重奏曲の作品番号に近い曲をiTunesに入れて聴く。以前は、よくE.ギレリスを聴いていた。

 さて、今回とりあげるのは「大フーガ Op.133」である。

 ピアノソナタの最後の3曲の作品番号は、Op.109~111である。大フーガが第九を書いた後の本当の最晩年の曲なので、ピアノソナタでは作品番号が開きすぎると思って、この3ヶ月弱良く聴いたのが、6つのバガテル Op.126。この曲は米沢の伝国の杜でE.ハイドシェックの生で聴いたっけ。

 最晩年だけあって少々凡人には取っつきにくい。気分があっちこっちにいかされる曲のようだ。A.ブレンデルによる変奏曲・バガテル集を聴きこむとベートーヴェンを安心して落ち着いて聴けるのが良い。夜、寝る前に聴いたとしても気持ちが高揚しなくて安らげる。

 ピアノソナタだけでは感じられない視界が広がる。
HMVジャパン
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読書が趣味を諦める?

2011年01月11日 23時59分29秒 | 読書
 最近の乱読のせいで、本を購入する資金が底をつきました。やはり読書が趣味というのはお金がかかるから止めようと思っていた時に、中爺君から良きアドバイスが。新書本は普通の本屋さんで、小説などは古本屋さんで購入すると良いよ。

 図書館という手もありますが、どうも昔からレンタルというのは気が向きません。借りてきても読まない、聴かないで返却する事が多くなります。購入した物でないと結局読まない癖が私にはあります。

 今日、業務終わりに本屋さんに行き、読みたい文庫本を3冊購入しました。帰宅道を高速道路回避して、古本屋さんのチェーン店に行きました。さきほど買った本が半額以下の値段で売っています。汗。私は潔癖症ではないので、損をした気分になりました。

 (写真)の上3冊はカバーがかかっていて、新書購入。下の6冊はカバーは無い古本です。

 値段は古本6冊の方が安かったのです。これからは古本屋さんにも顔を出しましょうぞ。

 
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65・32

2011年01月09日 23時59分00秒 | 大江町
 雪が続いています。一昨日より積雪量が増えています。

 24時現在、大江町65cm、山形市32cm。

 昨年の12月24日のブログでの写真
冬将軍到来。

 降り始めの景色とまったく変わってしまったのが、おわかりでしょう。(上の写真)

 ほぼ同じアングルから写真を撮ったのですが、毎日雪かきでだんだん雪の置き場に困ってきました。

 カメムシが多いと・・・。カマキリの卵が高いところにあると・・・。

 その年が大雪になるという事は色んな方から聞きます。

 確かに今年は、どちらも当てはまってましたから。

 今日から通常業務開始。頑張らなくては・・・・・。
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48・21

2011年01月07日 23時59分58秒 | 大江町
 48と21・・・・。

 何の数字か分かりますか?分かりませんよね。

 今現在の大江町と山形市の積雪量です。我が町大江町は積雪量48cm。山形市は21cmです。これは公式なものですので、例えば山形市七日町付近の場合はたぶん排雪しているでしょうから、実際はこの数値より少ないと思います。大江町と言っても左沢地区と私の住んでいる本郷地区では少し量が違うので、我が家の近所はもう少し積雪量がある気がします。

 ここ数日、全国~特に西日本~での大雪のニュースが流れている地域より、我が家の付近の方がよほど積雪量が多いです。年末年始で全然雪が降らなかったのは珍しかったのですが、どかどかとここ何日かで急に降りました。気温も低くて、さらさらとした雪が舞い上がり視界も奪われます。

 物置小屋や駐車場の屋根にもだいぶ雪が積もりましたので(それでも一回降ろしました)、本日もせっせと雪かきしました。業務が再開されるとなかなか出来ないので、休み中にやっておかないと、後で大変ですからね。

 毎年の事ながら雪国生活を苦しまないで、楽しんで生活しないと・・・・。

 明日からも当分、雪マークがついています。雪かきをしていて、事故に遭う方が毎年のようにいます。気をゆるめないで作業しましょう。

 
 本日のおまけ
寒みぃぃぃぃぃ~~なぁ・・・・・。
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ヴィオラ Vol.31

2011年01月06日 23時58分44秒 | ヴィオラ
 本日は、山形Q今年最初の練習日でした。たった5時間弱の間ヴィオラを弾いて疲れてしまいました。まだまだ体が楽器を演奏するようになっていません。

 学生時代にチェロの人は、ケースにべたべたとシールを貼っていて格好いいなぁ~と羨ましく思っていました。今のようにカーボン製などのケースをVnの人やVaの人達は手に入れられなかったのです。特にヴィオラの人は大概の場合、ヨタヨタの角ケースか少し幼稚クサイ三角ケースしか選択の余地がありませんでした。

 ところがここ数年、カーボンケースがVn用・Va用さらにはKb用も出てきて、少し高いですが手に入れられるようになってきました。最近は色を選べたり、ムーン型というサクソフォンのケースのような物まであります。

 私が使用している楽器の大きい方のケースは、楽器購入の時についてきた物で、普通市販されているケースには楽器がおさまりません。涙。

 ただ主にクァルテットで演奏している楽器は42cmなので、ぎりぎりケースの選択が出来ました。ただ楽器自体が大きいので、本当にぎりぎりですけど。
 
 という事で、念願のシールを貼ってみました。「毘沙門天」とか「夜露死苦」「なめネコ」とかのステッカ~をはりたかったのですが(昔から好みがそんなに変わっていません。笑。)、奥さんに猛烈に反対されて、ドトールのチェブラーシカと、山形Qフレンズに参加していただいている「あげつま」さんのシールに落ち着きました。

 まぁ良いか・・・・・・。
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LED照明

2011年01月05日 23時59分04秒 | 雑記
 電気代が安くて、環境にもやさしいLED照明を我が家で初導入しました。

 部屋も電球色から白色照明にかえたために、より明るくなった感じがします。懐の許す限り、徐々に使用を増やすつもりです。本日はとりあえず、電球色と白色の物を2つ購入して、試してみました。
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阿刀田 高「食べられた男」

2011年01月03日 23時50分15秒 | 読書
 私の読書は歴史小説が中心と書いたが、もう一つ好きなジャンルある。歴史小説とはかけ離れているがブラックユーモアの短編が大好きなのだ。中でも阿刀田高(1935~)の短編集などは私の好みだ。阿刀田高は両親が仙台市出身で東京生まれの作家だが、彼の作風は藤子不二雄Aによる「黒ベエ」「笑ゥせぇるすまん」などの漫画と同じような空気感を持つ短編が多い。

 文庫本でだいたい3P~6P位の短い話の中に、その時代背景・登場人物のキャラクター・境遇などを読者に理解させ、ヒヤ~~とする話を書き上げてゆくのだから、無駄に長い話を書くよりとてもセンスを要求される事なのだろう。阿刀田高氏はネタを切らすことなく、次々と違う話に読者を引き込む。

 頭が疲れないのも、ブラックユーモアの短編集を読む魅力だ。

 今日一日で42のショートシュートを一気に読んでしまった。
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司馬遼太郎「世に棲む日日」

2011年01月02日 23時59分37秒 | 読書
 半年前まで、ほとんど読書をしなかった私が昨年は20冊前後読む事が出来ました。読書というのは習慣化すれば「癖」みたいなものになりますからね。20年位の間、損をしていた気分になります。

 私の父は、昭和10年の生まれですので現在75才。戦争中は愛知県に疎開に行っていたそうです。どちらかというと厳格な父で教育に関しては厳しかったような気がします。色々と子供の頃からお小言を言われましたが、よく言われた事の中で「読書をしなさい!」というのがありました。歴史小説が好きな父は毎晩床につく前に読書する習慣を持っています。何故歴史小説家というと、父曰く~人生は限られていて一回こっきりなのだから、歴史上の人物の人生を本の中で体験して、人生を何倍にも感じる事が大切だとよく言われていました。今は年に1回山形響のさくらんぼコンサートの時だけ話す感じなので、お小言は言われなくなりました。笑。

 そんな父の刷り込みなのか、私は歴史小説を好みます。

 さて司馬遼太郎「世に棲む日日」ですが、吉田松陰~高杉晋作と幕末長州藩を生きた二人の男の話です。どちらの男も歴史上では(少なくても小説の題材として)時代転換の最初期から終わりまでに生をうけていたのではないですから、例えば坂本龍馬や西郷隆盛などを扱った小説の脇役として登場してくる事が多いです。

 しかし、幕末の長州藩の動きにとっては彼らが長州藩内の人々に与えた影響は計り知れなく、実は幕末の隠れた主人公と言っても良いでしょう。

 「世に棲む日日」を速く読む事が出来た理由があります。吉田松陰はともかく高杉晋作という人物の思考回路が(小説内で表現された)、意外と私の思考回路とダブル処があって、感情移入出来た事に寄ります。もちろん感じ方や素行など違う処も沢山あります。歴史小説を読んでいて、自分に似てると思った事は初めてだったので、特に面白かったのでした。

 年末年始休み中にもう一物語読んでおきたいと思っています。
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賀正

2011年01月01日 23時51分18秒 | 山形弦楽四重奏団
  あけまして おめでとうございます。

      今年も宜しく御願いします。


                        Yamagata Q

                             2011年元旦
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