いつも、「ふわ~ふわ~」と漂ってるヒメアマガエルのおたまが、凄い集まっていました。
もしかしたら、水に浸っていた葉っぱを食べに来ていたんでしょうか? 実はオタマジャクシ、草食だと思われがちですが、基本的になんでも食べます。水に落ちた昆虫や死んだお仲間も・・・、
いつも、「ふわ~ふわ~」と漂ってるヒメアマガエルのおたまが、凄い集まっていました。
もしかしたら、水に浸っていた葉っぱを食べに来ていたんでしょうか? 実はオタマジャクシ、草食だと思われがちですが、基本的になんでも食べます。水に落ちた昆虫や死んだお仲間も・・・、
実家に帰省中、駐車場の落ち葉を掃除してたら、葉っぱの下でダンゴムシくん達が集合住宅件、お食事処になっていました。
チョッと時間はかかるけど、こうやって自然に帰って行くんですね。
#リフトアップ石垣島
石垣島に住んで20年以上になりますが自然に身をゆだね入り込んでくと、未だ地形図や空撮画像では読み取れないとんでもない場所や素晴らしい光景に出くわす事があります。その昔、石垣島の標高約120mより低地では一度は海中に沈み、今は土があって樹々が生えた森や山になっていても、全てではないですがその地面の下には当時のサンゴなどが作りあげた琉球石灰岩が残っていたりします。画像の場所も一見緩やかな牧草地ですが、こんな平坦に見える場所でも長い年月の末形成された自然は複雑で、特に石灰岩は雨や地下水で溶けるので複雑な地形になっている事があり、なかには木や草で隠れ見えない穴が「ポッカリ」口を開けている事だってあるんです。
ここではありませんが「あの森に入った後、帰って来ない」、という言い伝えがある場所が島の北東部にあります。オイラもだいぶ前に行った事がありますが、行く前からその伝説は聞いていたので、慎重にビクビクしながら進入しました。目を凝らし良く見ると、まず気付いたのが枯葉の下から除くその地面は石灰岩でした。奥に行くにしたがい小さい穴や陥没が所々にあり、もし地面の下に大きな空間(洞窟)があり、薄い天井ギリギリで保っていたとしたら、踏みつけた瞬間簡単に割れ陥落するでしょう。一人で来ていてケガなどで上がれなくなればもう終わりです。昔はもちろん携帯電話なんてないし、そもそも穴の中で携帯が通じるのか。叫んだところで余程運が良くなければ人が来るような場所でもないし。「帰って来ない森」という言い伝えが残ったのも、過去にそういう事故があったのかも知れません。
余談ですがオイラはこの森でネコの頭骨を見つけた事があります。もしかしたらかつて石垣島にもいたヤマネコ?と思ったんですがそのまま置いて来てしまいました。持って帰れば良かった!
話を戻します。この時も海岸段丘に沿って歩いていると突然の崖が! ガンガン歩いていたところに突然出て来たので危うく落ちるところでした。
覗き込んで見ると高低差10m位はあるでしょうか。水が流れているのか目を凝らして見たんですが分かりません。考えていても仕方ないので降りる方法を考えます。まずこの場所からだとロープを使って降りるしかないな。けど、この時は持って来てないので出直して来るのも面倒臭いし。どこか勾配が緩やかな場所を探すしかない!
崖に沿って下流側に歩いてくと、意外と簡単にありました(笑)。何とか底まで降り、目に跳び込んで来たのは、、、!
谷底から見たその光景は未知のジャングルに入り込んだようです!
以前帰省した時に実家から自転車で行ける範囲にいくつかの遺跡がある事が分かりました。今回はその内の一つ「中塚貝塚」に行く事にしました。向かう途中にある埋蔵センターで詳しい情報を得て、親切に地図をコピーして頂き、さぁいよいよ出発です。ところで、縄文時代の貝塚という事は当然縄文海進の頃に陸地だった場所なので、地形的にある程度高い場所にあります。必然的にオイラは坂道をママチャリで「うんしょ、うんしょ(一応内装三段)」と上って行く事を強いられます(>_<)。
2月の内地というのに汗だくになりながら坂道を漕いでいると、途中で何やら石碑が。「茨城百景・大利根の展望」と書いてあります。どうしようか迷ったんですが行きたいのを我慢して「まずは貝塚だ!」と思い、再び一応内装三段で(笑)「うんしょ、うんしょ」と坂道を漕ぎ続けます。
それが功を奏したのか、帰路の途中でさっきの「茨城百景・大利根の展望」へ続く階段(坂東富士見坂)を上がって行くと「何て事でしょう」、今回の光景に出くわす事が出来たのです。
最初階段を上がって散策して見ると、この場所が面足(おもたる)神社(小文間大六天)の境内だという事が分かりました。しばらくウロウロして鳥居などがある場所から少し歩くとこの場所があります。実は最初に出会ったのはこの光景ではなく下の光景でした。「面白いなぁ」と何枚も撮り続け「こんなもんで良いか」と思って振り返った瞬間「おお~!」と、上の光景が飛び込んで来た訳です。
いずれもスマホとデジ一と両方で撮影したんですが、スマホの方が良い感じで撮れていました。良くある(笑)。こっちも面白画でしょ。この奥にはさらに何方向かに道(市民いこいの森 遊歩道)が続いていていて、行って見たかったんですが初めての場所でこの時間に山中を歩くのは無謀だと思ったので止めておきました。これを書くのに色々調べていると今回の目的地「中塚貝塚」の手前に「西方貝塚」というのもあるのが分かりました(埋蔵センターで教えてくれなかったぞ)。竪穴式住居跡もあったようです。次回帰省した時はその西方貝塚と神社の奥に続く遊歩道を散策して見たいと思います。
あれ?、中塚貝塚はどうなった? はい、近い内にUPします。
#中塚貝塚 #西方貝塚 #縄文 #面足神社(小文間大六天) #遺跡 #リフトアップ
今回は毎年冬になると行う冬のカエル観察会の当日の様子です。いつもは年末に行っていたんですが年末だと参加者が集まらない、忙しい、と言う事で今回は年明けに行ったんですが、結局今回もいつものようにそれなりに参加者が集まりました(笑)。
観察場所は冬の夜の山中の沢。昼間は岩の間などに身を潜め暗くならないと出て来ないので夜の山に行かないと見れないんです。また国立公園、国名勝(文化財)、石垣市保護地区という幾重にも守られた場所に棲み、まぁ要するに採取したらダメな奴です。石垣島と西表島のみに生息する固有種で、絶滅危惧種、石垣市の保全種にも指定されているカエル、コガタハナサキガエル(アカガエル科)です。
夕方から集合し、沢の歩き方やハブなどの注意事項を説明し出発。登り始めると早速色んなカエルや昆虫の鳴き声が聞こえて来ます。地面にスベザトウムシが歩いているので、しばらく雨の心配はないかな? ただいつもに比べると寒くない。 下見に行った時も例年ならもう卵塊が見られる頃だったんですがありませんでした。実は昨シーズンも数回通ったんですが結局オイラは卵塊を一度も見る事が出来ませんでした。
昼間の下見の時に撮影したコガタハナサキ。岩の隙間の奥の方に隠れているので、なかなか見つける事が出来ません。↑こんな感じ。
心配をよそに生息ポイントに入ってしばらく行くと、直ぐにコガタ君達に会う事が出来ました。 最終的に参加者全員に見て頂けて皆さんとても喜んでます。気持ち悪いと思っていた女性も夜の真ん丸黒目の状態を見て「こんなに可愛かったんだ!」と言って一生懸命写真を撮っていました。
カエルがいる所には当然それをエサにしようとする捕食者もいます。ですから毎回しつこく言いますが、夜のカエル等の撮影の時はいきなり近付かずに、まずはハブなど危険な生き物がいないか回りを良く見てから少しずつ近付いて下さい。 移動中もうかつに手を付いたりせず、足元も長靴で行く事をお勧めします。
カエルは水場にいるもんだと思ってる方が多いですがそれは大間違いで、恋の季節や産卵の時は水場にいますが、そうでない時は意外と離れた場所にいて、コガタなら普通に土の上にいたり葉の上で生活しています。もちろん昼間は隠れていますよ。
観察会の時に見た他の生き物を紹介します。
一色隆三先生の名前が付いたイッシキマイマイ(ニッポンマイマイ(ナンバンマイマイ)科)。イッシキマイマイはイワサキセダカヘビとの攻防など、知らべて見るととても面白いです!
石垣島のアワアワ卵塊を作る、ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)。「コロロ~コロロ~」と、とても可愛い声で鳴きます。
たぶんクロヨシノボリだと思うんですが、夜は模様も色も殆どないのでオイラの知識では分かり辛いです。
最後は本来いてはいけない、特定外来種のオオヒキガエル(ヒキガエル科、メス)です。20年以上住む石垣島で見たオオヒキガエルの中で過去最大種でした。オイラは仕事で特定外来調査をやっているので捕獲(生きたまま移動)させても良いんですが、この時は入れる物を何も持っていなかったので捕獲しませんでした。これだけの大きさ、在来種が数多く食べられているはずです。次回からは必ず持って行くようにしたいと思います。ただ外来種も人間による犠牲者だと言う事を忘れないで下さい。
結局2年続けて観察会で卵塊を見る事が出来ませんでした。このまま済ます訳にはいかないので、今シーズはしつこく通って見ようと思います。他にも色々見ましたが、画像が無いので今回はこれくらいで。今回紹介した生き物はオイラのこのブログにも載せているので、もうチョッと知りたいと思った方は良かったら検索して見て下さい。
#夜の山 #撮影ツアー #イッシキマイマイ #クロヨシノボリ #ヤエヤマアオガエル #サキシマハブ
#コガタハナサキ
用事があってウチの前を奥に行った帰り道、良い感じの空になっていたので撮りました。この時はたまたまですがウチからは自然が近いので、空とか風とか匂いとか、とにかく気になったら直ぐに家を出れば海でも山でも大抵間に合います。
午後の2時、3時になって「雨が止んだからチョッと山に行こう」とか、「あれがそろそろだな」とか思いついたら直ぐ行ける(移動時間が少ない)ので今日も2時に家を出て2時間くらい山に入り撮影、ちゃんと明るい内に山を下り帰り道の林道でもいつも見てる数か所をチェックしながらまた撮影、最後は田んぼの中の農道を走りながらまた撮影。数打ちゃ当たるってもんで、たまには良い写真が撮れてると思います、多分(笑)。
だけどこれだけ人と自然との距離が近いと言う事は、人がチャンと考えて生活してないと直ぐに自然に影響を与えてしまう、と言う事です。
チャンとしないとね!
#冬の夕焼け #自然との距離 #元々は自然だった #リフトアップ石垣島
琉球列島なら普通にいる、チブサトゲグモ(コガネグモ科、メス)ですが、生き物好きの人には結構人気でオイラも最初見た時は凄い姿のクモがいるなぁと興奮したものです。この時はオイラの頭がこの子の巣に引っかかっちゃって岩の上にポトッと落ちて来たので何だろうと見ていました。ちなみに今回のは、一番良く見る「鬼が笑ってる」模様ですが、何パターンかあります。
それほど真面目に撮る気はなかったんですが、マクロの付いたカメラで覗いているとアリんちょがススッとフレームイン。クモは小さい昆虫とかを食べるからやられないかな?と思って見ていたらなんと、アリの方が攻撃開始! クモの脚に噛み付いて襲い始めました。クモも反撃!、抑え込もうとしましたが直ぐに怯んで逃げ始めました。アリ恐るべし! その間、速過ぎて全く撮れてません!(笑)。この画像もかなりピンボケを無理やりシャープしてそれでもまだこんなにピンボケですが、面白かったので載せました。
実はアリは物凄い強くて、例えば庭や家なんかでアリが出たからと退治すると、バランスが崩れて逆に他の害虫が大量に発生したりする事があります。植物の中でも甘い汁などでワザとアリを呼び寄せたり住まわせて他の害虫から守って貰うというのもその辺の草花で当たり前にあります。
クモも負けていなく、チブサトゲグモに限らずクモはみんな毒(タンパク毒他)を持っています。ただ人が被害を被る程の強い毒を持っている種は日本には僅かしかいません(西表島ではクモ咬傷で死亡例がりますが)。
ですが、1993年沖縄県の知念村で過去にチブサトゲグモに咬まれた経験がある方が、約1年後同じコガネグモ科のヤマシロオニグモに咬まれ、激しい掻痒感(皮膚や粘膜がめっちゃ痒い)、悪心嘔吐(気持ち悪く吐き気がある)、意識朦朧といった全身症状が出ています。これは単独でクモ毒が直接作用したんではなく、過去があった為アナフィラキシーショックで強く出たそうです。
まだ研究中ですが、そんなクモ毒などに効くとされているのがモンパノキ等の薬用植物です。モンパノキは沖縄では昔から薬草として利用されて来ました(ミーカガンなど材としても)。ハブやクラゲなど多種別種の解毒だけでなく風邪や下痢などにも効くと言われ、葉を食べたり煮だした汁をぬったりと色々な使い方があります。昨今、民間療法・伝承薬と言われていた物が調べてみると科学的に効くんだ、という事がどんどん証明されて来ています(効くんだけど科学的に証明するのが難しい)。津波でも何でも昔からの「言い伝え(伝承)」というのは本当に大切ですね!
今のところ一時的に緩和する作用があるという事までは研究結果が出ているので、緊急時に何もなく仕方なくという使い方で、その後はちゃんと病院に行く!、というのが良いかと思います。
ただしあくまで自己責任でお願いします!
#チブサトゲグモ #クモ毒 #薬用植物 #タンパク毒 #解毒 #モンパノキ #リフトアップ石垣島
この森にあるオオバアコウ(クワ科)を見るといつもその凄さに圧巻されます。ガジュマルではないけどキジムナーが住んでそうだし、土台になっていた樹は既に朽ち果てているので、アコウの中心に包まれる不思議な?経験も出来ます。なかには取り込まれてしまうような気がして怖い!、と感じる人もいるかも知れませんね(笑)。
安定した森なので歩きやすいし、在来種で構成された昔ながらの石垣島の姿をここに見れます。こう言うのを見ると、これを壊しちゃいけないなって思うはずです。
アコウとオオバアコウ、どこが違うの?と聞かれますが「側脈の数とか果柄の長さ」と言われても良く分からないって顔されるので「葉っぱの大きさと実の大きさ」って言うようにしています。だいたいそれで合ってます(笑)。
#リフトアップ石垣島 #本当の石垣島 #オオバアコウ #原生林 #自然