リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

沖縄は石垣島から元報道カメラマンが送る、海・空・山、自然が大好きな方へ! ツアー参加は「リフトアップエコツアー」で検索!

Yさんのシューティング(撮影)ツアー2018-4

2018年09月12日 | 写真好き!

今回はマーペの頂上からお送りします。まずはYさんが撮影の準備をしている所です。ボディはコンパクト入れて3台とレンズに飲み物など背負って来てるのでかなりの重さですが、内地でも山に登っているとの事で全然平気です。服装もちゃんとした格好で、トレッキングシューズはオイラも大好きな、キャラバンのC1-02S。

これが倒れちゃった岩です。元々左側を上に向けて立っていたんですが、地盤が緩んで倒れました。安全の為にこの岩には乗らない様にと、看板も設置されています。右側の僅かに土が付いている所が埋もれて、絶妙のバランスで立っていたんでしょう。それにしても良くこんな形で立っていたものですねぇ。

ところでマーペに限らず山の上に岩がゴロゴロしてるのってどうしてだかわかりますか? 元々もっと高い山で、土や柔らかい部分が雨や風で風化して硬い部分だけが残った、と言うのも正解の一つなんですが他にもあります。もし山のツアーに参加する事があったらガイドに聞いて見て下さい、答えられないガイドだったらハズレです(笑)。

頂上から見える景色の幾つかを紹介します。向こうに見えるムリ(石垣島の方言で、丘とか盛り上がり、低い山やこんもりした森の事)は、野底崎です。火番盛(船などが来た時の、のろしを上げる所)や野底崎遺跡もあります。

こちらは北部です。手前に大浦山や最狭部の船越集落、はんな岳、久宇良岳が見えています。この日は天気は良いけど大雨の翌日だけあってかなりの湿度! 頂上にいると普通涼しいものですが、石垣の山はどれも低いので、かえって熱い! 岩が太陽光を反射するのと熱を持っていて汗ダラダラ。
あっ、マーペに登ったら名前の由来となったマーペ(女性)の悲恋伝説が書いてある看板もちゃんと読んで下さいね!

さて、いよいよ下山となりますが、その途中でハプニングが・・・、

続く

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Yさんのシューティング(撮影)ツアー2018-3

2018年09月10日 | 写真好き!

Yさんのシューティングツアーも中4日おいて2日目。この日はマーペ登山から始まる1日ツアーでした。ところが、天気は晴れたものの、このところの雨続きと、さらに前日も大雨!

地面はドロドロです。マーペは雨が降ると赤土のせいでとてつもなく登り難い山になります。この日もこんな状態。下山する人達を見ると足から太もも、転んだらしくお尻もドロドロ! しかもタンクトップやショートパンツ、サンダル姿で下りて来る人ばかり、どうかしてるぜ!

さらに今年の石垣の山はどこもヤマンギ(イワサキカレハガの幼虫)が大発生していて、この日も登り始めて直ぐに5~6匹のヤマンギが出迎えてくれました。足元から手をつく高さ、頭の上まで至る所にくっついています。こんなのが肌に触れたらどうなるんでしょう?こうなります↓

https://blog.goo.ne.jp/lift-up001/e/a12a20f8f891babc65ed113c3a697432 

普段外に出ていない太腿とかだったらもっと酷くなるでしょうし、対処法も知らないだろうし、薬も勿論持っていないでしょう。どうも最近、気軽に、こんな服装でも、たった数分で、何て言うのが格好良いと思ってる風潮がありますが、やめておいた方が良いでしょう。でも痛い目に合うのも良い経験かな?!

これは毛虫ではなくアマビコヤスデ(ババヤスデ科)。結婚シーズンなんで、あちこちで組んず解れつです。黄色い模様がキレイで手に取ると丸まったりで可愛く、臭いにおいもオイラは出された事がありません。 ちなみにマーペも国立公園なので、捕獲禁止です!

次回は頂上からお伝えします!

続く

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Yさんのシューティング(撮影)ツアー2018-2

2018年09月07日 | 写真好き!

その後も色んな生き物見つけては撮影していたんですが、基本的にオイラはガイドでありアシスタントなので画像がありません。 ところが、オイラが数年かかってもちゃんとした物が撮れず、ワジワジいていた物が何とこの時期に! こればっかりはお客さんの後ですが、撮影しない訳にはいきません!

ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)の抱接・産卵です! 見て下さい、このママの大きいお腹を。卵がいっぱい詰まってるんでしょうね。 基本ヤエヤマアオガエルの産卵は冬なので、オイラは毎冬・毎週のように夜の山に出かけていたんですが、なかなかタイミングが合いません。時間を変え場所を変え何通りもパターンを変えても撮影出来ず、撮れても枝が邪魔だったりで中途半端。それなのに夏の終わりにYさんは一発で出くわすなんて! だいたいYさんは何時も引きが強く、いつも良い物が撮れます。実はこの後も・・・、

今年は産卵シーズンが終わってもチョクチョク通い、ずっとデータを取って来たので冬だけが産卵シーズンじゃ無いって事が分かってきたんですが、まさかこのタイミングで。 実はココの前にも卵塊を見つけていたので、もしや!?とは思っていたんですが。

以前から書いているように、カエルなどを夜撮影する時は近づく前に必ずまず「ハブ(マムシ)チェック」をしてから近付いて下さい! この画は左の円の中に先ほど書いた卵塊があります。それを確認しようとしたら左の円の中にはハブ太郎が! 産卵に来るカエルを狙って、特に水場はヘビが待ち構えています。知らずに「手前の葉が邪魔だなぁ」なんて手を出していたら「ガブッ!」とやられていたかも知れません(今回は動画も撮影したので、そのうち載せようと思います)。

夜回りでYさんの一番撮りたかった物はアオガエルではなく、光るキノコ。「こればっかりは相当の運ですよ!」と言っていたし、オイラも見つけられるとは思っていませんでした。ところがこの夜すでに終わりかけですが出会えたのです。もともと違う場所に行く予定が雨で変更しココに来たら、アオガエルの産卵に出会えるは、光るキノコ(アミヒカリタケにも出会えました! 雨が降っていたので終わりかけのキノコが元気になっていたようで、光も強い! 本当に引きが強いYさん! 残念ながらオイラはこの時、撮影はしていません(凄い時間がかかる)が、参考がてら以前に撮ったものを載せます(ワザと画質を落としています)。

 

続く

 

★札幌の父ちゃんは、早朝4時に電気が復活!同時にマンションのポンプも動いて水も出るようになり、それを知らせるLINEが届いていました、一安心です。前日は水などを買いにスーパーに長時間並び、14階まで2往復してクタクタだったと書いてありました。マンションの上階は普段眺めは良いけど、こんな時本当に困りますね。揺れも凄かったらしいし、平屋で十分です。

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Yさんのシューティング(撮影)ツアー2018-1

2018年09月06日 | 写真好き!

今年もYさんが撮影を中心にしたツアーに参加してくれました。今回は1週間くらい滞在との事で、2日参加希望頂きました。初日の「石垣島夜回り」ツアー、当初は大潮の満月なので、以前話してた「山の上から月夜に照らされた山々を撮影」、の予定だったんですが、当日は雨なので生き物散策に変更。山の中を歩きながら色んな生き物を撮影していきます。しばらく色々見て行くとヤエヤマアオガエルの居るエリアに。鳴き声を頼りに探すと、高さ2m位の枝の上にいました!  

Yさんが撮影した後、オイラも撮影させて頂いたのがこれらの画像です。

今回は一眼にマクロを付けていたのでこんな画像も撮れましたが、Yさんが持っていたTG-5だったか4はズーミングしてもマクロで撮影出来て凄く便利! オイラのポケデジはズームすると全然マクロで撮れません。TGシリーズは高いだけの事、ありますね。

続く

 

★私事ですが、オイラの本家親族は大阪にいて、父親は札幌にいるので今回Wパンチです。早朝3時過ぎに緊急速報がスマホに来た後、父ちゃんからLINEで「生きてるぞ!」の知らせが。石垣島も小さいですが明日から台風が来て、今じゃ日本中何所にいても安全な場所が無いんじゃないか?!と思ってしまいますね。

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夜中のシマアケボノソウ

2018年05月02日 | 写真好き!

今年の冬に撮影で夜の山中に入った時の下山途中、シマアケボノソウ(リンドウ科、絶滅危惧種)を見つけたので撮影したものです。ただストロボでバンッと撮っても面白くないので少し工夫をしてみました。もともと他の撮影が目的で入山し、それが終わってからなので既に結構な時間です。真っ暗な山の中、思い付きのアイデアと限られた道具で汗だくになりながら虫に刺され、1時間ぐらいかかって撮影しました。

2枚目は花芯にピンを合わせましたが、もうちょっと絞りたかった。でも手持ちISO6400でやっとだったので無理があります。風との戦いと、チョットの差で光の加減が狂い、変な体制なまま腰は痛くなって来るし、腕もシビレタ~!

岩場が好きな植物ですが、沢沿いの鬱蒼とした場所でも見かけます。センブリ属の仲間なので薬効がありますが、大抵見かけるのは保護地区内なので採取する人はいないと思います。保護地区でなくても絶滅危惧種なので止めておきましょうね。

今回は自己満足でした(笑)。

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撮影ツアー(石垣島夜回り編)

2017年07月26日 | 写真好き!

去年、撮影ツアー(フォトシューティング・ツアー)で来て頂いたYさんが今年も来てくれました。今回は石垣島夜回りツアー(ナイト・ツアー)で撮影ツアーにして欲しいとの事で希望にそえる様、ロケハンを入念に行いました(ロケハン時に撮影したのが先日のサガリバナです)。

2日続けてと言う事で初日は比較的スタンダードな場所ですが、最後は西部の海岸で夜光虫。ただ夜光虫を撮影するにはかなり頑張らないといけないと言う事でやめておき、新月も近かったので夜空の写真を重点的に。対角線魚眼で「海の彼方に流れて行く天の川」と言った感じで見せて貰ったら、かなり感動出来る絵になっていましたよ。

2日目はリクエストの「サガリバナの落ちたのを撮影したい」と言う事で、夜の沢をライトを頼りに歩いて登って行き、途中で支流に入って原生のサガリバナ群落に到着。イノシシが掘り起こした跡なども残っていたので近寄らないように気を付け、花が沢山落ちて溜まっている場所で撮影です。

画像が下手糞で分かり辛いんですが、緩やかな流れが網目の様にあり、辺り一面は落ちたサガリバナの花で埋め尽くされてます。長靴をお貸ししてるので水の中でもジャブジャブ気にせず、Yさんは昼はダイビングをやって来てるのに初日も2日目も元気です。ライトも持参でそれを上手く使ってライティングしたりしています。ダイビング用なので濡れてもへっちゃら、三脚も持参。もちろんオイラはアシスタントに徹してますが、何でも自分でやってしまいあまり必要ないようです。

先ほどの山中と言うか森の中では高い樹ばかりで低い場所で咲いてるのがありません。落ちてない今日咲いた花は別の場所で撮影して頂きました↑ もう一つリクエスト頂いた光るキノコ(種類問わず)はツアー前日まで晴れ続きで見つかりません(出ません)でした。一週間早ければ光っていたであろうアミヒカリタケは見つけていたんですが、昼間見に行ったらほぼ跡形も無くなっていました。初日のキイロスジホタルも殆ど飛んでいなくご迷惑をかけましたが、自然には勝てません。

今回、道もろくに無い夜の山中に一般のお客役様を連れて行くと言うのは、オイラのガイド歴でも初の試みでした。少人数と言う事、アウトドアに慣れていると言う事、本物を撮影したい(して頂きたい)と言うのもあっあたので念入りに準備をして挑みましたが、結果的には「面白かった」を頂きました! ただ虫に刺されたり汚れたりするのも承知で、Yさんみたいなタフな方じゃないと行かなかったでしょうね。今度は夜の山に登り「山の上で星空を撮ろうか」、と言う話が出ています(笑)。

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撮影ツアー、今回は昆虫

2017年05月29日 | 写真好き!

先日、「昆虫の撮影ツアーをお願い」と言う事で行って来ました。対象物がいそうな場所にご案内し、アシスタント時代の経験を活かし、お客様が撮り易い様にお手伝いするのがオイラの役目。もちろん初心者の方には手ほどきもさせて頂きます。

合間にちょっと撮らせて頂いたのが、ミドリナカボソタマムシ(タマムシ科)です。顔がぜんぜん写っていませんが、タマムシですからこの背中の色が見所です(言い訳)。1Cm位しかない小さいタマムシで、チョッと見ただけだとタマムシと分かり辛いです。一枚だとお尻辺りの色が分かり辛いので2枚載せましたが、羽の最後部に左右2っずつ突起があります。アカメガシワが好きだと言う事ですが、この時乗っかってたのはセンダン草です。ちなみにアカメガシワとオオバギは色んな虫が好む葉で、あれば取りあえずチェックしておくと良いと思います。

予約時に希望されたクロカタゾウムシも無事撮影出来ました。実はこのクロカタゾウムシは数年前に映画のキャラクターで登場したらしく、ニモと同じように売れると言う事で業者に大量に捕獲され、殆どいなくなりました。最近少しずつ見られるようになりましたが、それでも以前に比べたらまだまだ数は少ないです。

お客様には最後「楽しかった」とは言って頂けましたが、もうチョッと昆虫の名前がスパスパ出るようにさらに勉強したいと思います。Mさんご夫婦、ありがとうございました。

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オキナワチョウトンボ

2017年05月01日 | 写真好き!

前回のコムクドリの時は朝の雨が信じられない位、凄く暑くて汗ダラダラだったんですが、夕方にはまた強烈な雨で特に市街地は大変だったようです。その翌日、それまで見なかったオキナワチョウトンボ(トンボ科、別名ベッコウチョウトンボ)が突然現れました。低気圧の嵐のような雨だったので風に乗ってやって来たのか、それとも豪雨の後ガラッと天気が良くなったので産まれたのか良く分かりません。ちなみにこの子はメスです。羽の先に透明の部分があるからです。すぐ側にいたのはオスでした。この子が気にいって誘ってたのかな?(笑)。

この子達はなかなか留まってくれないんですが夕方とかだともうお休み時間が近いので留まってくれやすい気がします。それでも警戒心が強いのか近付くとすぐ飛んじゃうんですが、撮らしてくれる気がある子は5分くらいすると安定して来て10分くらいすると撮れます。

撮らしてくれる気が無い子は最初に遠くに飛んじゃって戻って来るのに時間がかかります。それでも粘れば撮れるかも知れませんが、オイラは最初の5分でダメそうな時はやめちゃいます。この子も5分ほどで撮らせてくれました。その後は再び飛んでまた留まっても直ぐに撮らしてくれました。この子が逃げなくなったら他の子達も逃げなくなります。こいつは害を及ぼすような事は無い、と分かったんでしょうね。トンボに限らすチョウでもそう言う感じになります。

ただ近くに蚊柱が立ってる場合はトンボにとってはご馳走なのでジッとしてはいられないでしょうね。

風がまだ強かったので留まっているのも大変らしく、羽を傾けてバランスを取りながら、グラグラしながら留まってました。↓下の子はオスです。今回の画像も何時ものポケデジ(Canon PowerShot SX150 IS、6年前の)で撮った物です。たまには一眼で撮れよって話なんですが、仕事が終わって夕方のジョギングなんかの時に軽装でポケデジと携帯電話だけ持って出て撮る事が多いので、結果的にこうなります。と言うかオイラのブログの90%以上はポケデジです。 本当に昨今のコンデジ(ポケデジ)って凄いですね。最新のはもっとキレイに撮れるのかな?

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オキナワウラジロガシの巨木

2017年01月30日 | 写真好き!

於茂登岳に佇むオキナワウラジロガシ(ブナ科)の巨木ですが、その向こうには同じくらい巨大なウラジロガシが倒れています。すぐ隣で育っていたのにほんのチョッと、僅かな差で生と死を分けたようです。

このカシは日本一大きなドングリを付け、最大20m以上、固くて良い材になるので首里城や守礼門なんかにも使われています。サキシマスオウに負けない板根を作ったり画像の様な独特の木肌がただの樹木には無い、強い生を感じさせます。そんなカシの巨木が倒れていると悲鳴さえ聞こえてくるような気がします。

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そろそろ涼しくなってきたので

2016年10月29日 | 写真好き!

買ってからサイズが合わなくて全然履いてなかった靴を、好意で交換して貰う事が出来たのと、ようやく涼しくなってきたので今年も走り始めました。 毎年秋冬の涼しい時しか走らないので、いつも数キロからちょっとづつです。だけど筋トレのやり方が悪かったのか、また足底筋膜炎ぎみなので暫くは歩くの重視だなぁ。

 

オイラが何時も行くコースはバンナ公園か近所の田んぼですが、画像の田んぼは水が張ってあるだけで風も殆ど無く、水面鏡状態。 空の雲をもうチョッと出したかったんですが、そうすると水面の雲が潰れてしまうので難しい所です。 バンナ公園はもちろん自然がいっぱい、田んぼは元々石垣島の貴重な湿原だった場所なので水鳥や水生生物、トンボやサガリバナにカンムリワシも見れます。

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