リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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岩陰洞窟3 川に下りると2

2008年12月10日 | 何でも

川に下りてまず直ぐ目に付いたのは、デカイ岩がゴロゴロしていると言う事と、ハスノハギリの実が沢山落ちていると言う事です。他には前回も書いたテナガエビの他、フネアマガイ、カノコガイが直ぐ目に付きました。フネアマガイは熔けたのか、かじられたのか、黒い殻皮(キチン質)が殆ど無く、中の白い色(炭酸カルシウム)がかなり見えていますね。赤土が多く流出する所でもあるから普通の川以上に熔けた可能性、大です。

この日はそんなに良い天気ではありませんでしたが、元々木々が豊かで薄暗い場所です。お蔭で後日また恐怖の「再撮」に行って来ました。ですから画像は違う日に撮影した物も混じっています。この後も必要なのが出てきたら、また恐怖の再撮に行ってきます。だけどヤッパリ同じフィールドに何回も行くと言うのは本当に大事な事で、2回目に行った時に新たな発見が多々あり、次回は天気が良い日にまた行って見たいですね。

不思議な事に、川の底はおそらく冨崎層、その川の直ぐ横に琉球石灰岩、そのチョッと上と言うか、殆ど同じ高さで反対岸だと前回の奇岩の層、さらに上に行くと泥岩のような感じの岩で、最後にその上にまた琉球石灰岩(それにも不思議な事が!)がのっかっています。あれ?調べたらこの辺りは野底層だって書いてあるぞ! この場所はいったいどうやって形成されたんでしょう?!  さらに、この低い場所の石灰岩がある側は、どうも一度伐採された様な感じがするのです。題名の岩陰洞窟に少なくとも明治時代には人が仮住まいしていたと言う記録が残っているので、この辺りも人が手を入れている可能性は無い訳ではありません。海側には風葬の跡も残っています。 ん~、そのうち師匠を連れて来ないといけませんねぇ。

マニアックな話が多くてすみません。こんなんだから何年も続けているのに閲覧数(多い時で80人位)が増えないしコメントを書いてくれる人が少ないんでしょうね(笑)。 次回は単純に画像を見て分る内容にするよう努力します。 

コメント
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