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2010 世界海垣サミットin白保

2010年11月01日 | 海が好き!
今日は白保での魚垣(ウオガキ。地域によって名前が違う。石垣ではインカチと言う)の世界海垣サミットに行って来ました。 魚垣と言うのは石を積んで定置網の様にして、干満を利用して魚やタコなどの収穫を得るという昔ながらの漁法です。 沖縄だけでなく内地どころか世界中にあり、今回は5カ国と、国内からも数県の方が地元の魚垣の報告・紹介に来島してくれました。



白保では昔あった魚垣を中学生も参加して復活させたりして全国ニュースで紹介されたりもしています。友達の息子・H君も中学生なので参加してるし、オイラの自宅の近くの名蔵湾にもその跡が薄っすら残ってると先輩ガイドに今日聞いたので、オイラも復元したいなぁと少し企んでます(笑)。



ご覧の通りすごい人手で、もっと前もって告知など大々的にやって市民会館で開催しても良かったと思います。 人数もそうですが、それ位価値のあるないようでした。 昔の伝統を復活させると言うだけでなく、漁業、観光、文化遺産、自然保護など色々な役目がそこにあるからです。 今回良く出てきた言葉に里海と言うのがありました。オイラは昔から使っている言葉ですが、里山と同じように生活に密着した海がそこにあるんですね。  



これは台湾だったか?の魚垣です。 石垣島の物より精巧で大掛かりでした(スライドが見やすいように画像編集してます)。 とにかく海のある地域ではどの国も似たような事をやっていて、かなり古い時代からあったそうなので、色々な文化の謎解明にも繋がるかもしれませんね。 サンゴ学と言う新しい分野を以前に紹介しましたが、これも今後が楽しみな新たな分野ですね。
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