山中に咲くヒサカキの仲間、ハマヒサカキ(モッコク科)が海岸で満開でした! 小さい花びらがずら~と並び、その可愛らしさにつられ近付いて見ると、「臭ぁ~い!」。 周りには蝿だらけです。 この植物は蝿など臭い匂いに寄って来る生き物を花粉の媒介者として選んだので、こんな匂いを出す花になっちゃったんでしょうね。
↑雄花
ハマヒサカキは違うけど、ヒサカキなら神事に使われるんですよね。 でもヒサカキも臭い匂いなのに、良かったのかな? ヒサカキからすれば人の都合なんか関係ありません。 冬に咲く花だから季節柄媒介者が少ないので、そういう作戦に出たのかも知れませんね。
↓は雌花ですが、良く見ると雄花っぽいのが混じってます。 どういう事なんでしょう?
ヒサカキの仲間は細かく分かれていて分かりづらいのでもしかしたら今回のも亜種かもしれません。 ヒサカキの仲間は材も使えるし、実は染物にもなります。 風にも強く、神様が降りてくる木ともされているので庭に植える人が多いようです。 オイラの近所の山にはナギもあるし、実がなったらそれぞれ植えておけば御利益あるかな? あとはシーサー置けば完璧!?