イワカワシジミ(シジミチョウ科)だと思いますが、、準絶滅危惧種でこれを見に石垣島に来る人も結構多いとか。クチナシの実に卵を産み付け、幼虫は実の中を食べ、実の中でサナギになります。チョウはどうやって出て来るの?と思いますが、幼虫の頃から実に穴が開いていて、家(実)からうんこを出したりするキレイ好きだったりします(笑)。
クチナシはこの幼虫以外にも鳥が「盗蜜」という行為をしたり、他の昆虫も食べたりするので穴の開いた実や蕾は良く見かけます。小さい穴ですがマメに覗いていると、たまに何かいるのが見える時がありますよ。ぜひやって見て下さい。
★注!)覗く時は実や蕾を取らないように気を付けてね!
翅の後ろにあるヒョロっと伸びた部分を「尾状突起」と言うらしいですが、翅の先なのにちゃんと動かせて?、種類により「何でそんな変な動きをしているの?」って感じで面白いです。何の為にあるのかは勉強不足で分かりませんが、この部分を頭のように見せる事によって本当の頭部を守っているんじゃないか?と言われています。
残念ながらこの子達も、実ごと盗られ連れ去られる事が多いようです。困ったものです。ただし、羽化してくる(穴から出て来る)様子を学校や家庭で観察する為に持ち帰るのでしたらオイラは良いと思います。もちろん「出て来た生き物は元の採取した場所に戻す!」と言う事が前提条件ですが。
#リフトアップ石垣島エコツアー