リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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アオガエル、明るい内から抱接中。

2020年11月11日 | 生き物

ヤエヤマアオガエル(アオガエル科)は、ず~と観察し続けている対象ですが、この時はまだ16時くらい。秋の16時というと内地では「十分夕方で薄暗いじゃないか」と思うでしょうが、石垣島の16時って内地の15時って感じの明るさです。例えば東京都と石垣島は経度約16度の差があるので、実質1時間ちょいの時差(経度15度で1時間)があります。

オイラがいつも交接のタイミングを狙って撮影しに行くのは晴れの日で、日が暮れてから。それがこんな明るい内から雨の日でもないのに抱接してるなんて。そりゃこの時間じゃないとダメなんて決りはなく、「若い二人、気分が盛り上がればいつでも」って感じですが、本当に珍しい。 と言っても林内だったのでストロボ焚いちゃって夜みたいに見えるかも知れませんが。

抱接している時はいつも肌の色が濃く、暗くなってます。露出のせいじゃないんですよ。しかも肌が干からびて皮膚がカピカピになっています。暗い色になっているのはもしかしたら無防備な時だから少しでも目立たないようにしているのかも知れないし、婚姻色かも知れません。カピカピなのはこれだけ泡々を作るんだから、体の水分も取られるってもんですよね。 抱接する前は水の中に体を付けお尻から水分を吸っている光景を何度も見かけています。するとその後数日中にそこで交接・産卵が行われる可能性大です。ただ個体に印を付けてる訳ではないので全く同じ子が抱接しているという科学的な確証はありません。あくまでもオイラの経験。でもよ~く見てたら数日前の子だなぁと、何となく分かるような気がしてるのは気のせいでしょうか?

産んでるそばから泡々に寄生のハエが産卵に来ていました。自然界って厳しいなぁ!

#リフトアップ石垣島エコツアー

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