先日、八重高の生物部の子達が捕まえたルリマダラシオマネキ(スナガニ科、絶滅危惧種)のメスだと思うんですが、こんなに黒地が多く、ルリマダラ模様が少なく、かつルリマダラ模様の太いのは初めて見ました。脚の色も赤が全く入ってない黒一色。甲に白っぽい色が少しだけありますね。
横から見ると分かり安いですね。ハサミが両方とも小さいからメス、脚は黒一色。
奥に見えるはミナミコメツキガニですが、こちらも個体によってピンクのがいたりします。この画像のも脚がピンクで甲が紫色です。甲殻類は成長度合、食べてる物によって結構色が変わります。では模様はどうやって個体差が出るんでしょう?これはネコなど他の動物と同じで、親から受け継いだ遺伝子によります。ネコが出たので書いておきますが、同じ親から同じ時に産まれた子猫なのに模様が全然違ったりするのはネコは多卵性で、しかも発情期に交尾した時だけ排卵する交尾排卵動物(人にも良くある)です。父親が複数でも同時に妊娠・出産出来るので模様が違うくらい当然、と言う事でしょう。ついでに全然違う方向の話ですが、白猫やシャムネコで目が青い猫はかなりの確率で視覚障害をもっています。かなり話がそれたなぁ(笑)。
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