国立科学博物館でも展示された「白保竿根田原洞穴遺跡から発掘された白保4号」が石垣島に帰って来ました。しかも肉付けされ、当時の人がどんな顔だったかも復元されています。私的な感想ですが、こういう人、今の石垣島にも居るなぁ、と言う顔付。まぁとにかく南方系の顔付だと言う事は間違いない。
彼は当時としては大柄?な身長165cm、現代にいても全然違和感ない大きさです。年齢は3~40代と言う事で今だったらまだまだだけど、この当時としては長生きとの事。ちなみに沖縄の港川原人や宮古のピンザアブ人など「白保竿根田原の人々は何人なの?」と博物館の知り合いに聞いたら、研究者達のあいだでは「白保人または白保原人」で通っている、と教えて貰いました。
顔の方は3Dプリンターで作った頭骨に肉付けした物ですが、こっちは本物! 今後研究の為に持ち出される事は当分無いと言う事で、この本物の2万7千年前の骨を見る事は暫くないでしょう。今月29日まで八重山博物館で無料で見られるので、興味がある方は是非見に行って下さい。こんなチャンスは暫く無いですよ!
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