一応、秋から春先まで咲くタイワンヒヨドリ(キク科)が咲いていました。内地のヒヨドリバナの仲間です。アザミのような花で実際ソックリなアザミの仲間がありますが、それよりもシマフジやキールンバカマにそっくりですね。みんな同じヒヨドリバナ属です(特定外来種で問題のツルヒヨドリはキク科ですがツルギク属)。見分け方は簡単。花の色が違うのと何よりも葉の形が違います。こちらは葉が3裂です。最初に「一応」と書いたのは石垣の植物は全然関係ない季節でも咲いている事が「稀ではなく良くある」からです(笑)。
サクラの葉と同じでクマリンを持つので乾かすと桜餅の匂いがします。生薬としてお腹の調子が悪い時やそこからか派生する病気にも効き、地方によっては民間薬として日常で使われます。ですが第二類医薬品扱いとなっているので風邪薬程度の副作用があり、注意が必要です。
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