おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の109ページ「野生鳥獣による被害が深刻化」をみましたが、今日は110ページ「シカ被害の状況」をみます。
シカの分布域をみると、昭和53(1978)年に分布していた地域を中心に大きく拡大しており、今後も、積雪の少ない西日本や東日本の太平洋側では分布域がさらに拡大する可能性が高いとのことです。

また、都道府県等が全国約1万4千か所で実施している「森林資源モニタリング調査」の結果をみると、平成16(2004)年~平成20(2008)年の調査では、シカの生息・被害が確認されたプロットの数が前回調査よりも大幅に増加していることが分かります。

白書によると、シカの密度が著しく高い地域の森林では、シカの食害によって、シカの口が届く高さ約2m以下の枝葉や下層植生がほとんど消失している場合があり、このような被害箇所では、下層植生の消失や踏み付けによる土壌流出等により、森林の有する多面的機能に影響を与える可能性がある、とあります。
早急な対策をとることが求められているということですね。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の109ページ「野生鳥獣による被害が深刻化」をみましたが、今日は110ページ「シカ被害の状況」をみます。
シカの分布域をみると、昭和53(1978)年に分布していた地域を中心に大きく拡大しており、今後も、積雪の少ない西日本や東日本の太平洋側では分布域がさらに拡大する可能性が高いとのことです。

また、都道府県等が全国約1万4千か所で実施している「森林資源モニタリング調査」の結果をみると、平成16(2004)年~平成20(2008)年の調査では、シカの生息・被害が確認されたプロットの数が前回調査よりも大幅に増加していることが分かります。

白書によると、シカの密度が著しく高い地域の森林では、シカの食害によって、シカの口が届く高さ約2m以下の枝葉や下層植生がほとんど消失している場合があり、このような被害箇所では、下層植生の消失や踏み付けによる土壌流出等により、森林の有する多面的機能に影響を与える可能性がある、とあります。
早急な対策をとることが求められているということですね。