だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ブリューゲル一族、150年の作品たち

2017-12-03 21:37:38 | 展覧会
ピーテル・ブリューゲルは、16世紀のフランドルを代表する画家。1525~30年頃のブラバント公国(現在のオランダ)出身。

フランドルは、現在のベルギー辺り。1569年9月9日ブリュッセルで亡くなりますが、ざっと40歳代前半というから若いですね。

ブリューゲル家は、多くの画家を輩出した一族でそれは150年も続くのです。ピーテル・ブリューゲル1世は、<農民の画家>と呼ばれ…

長男のピーテル・ブリューゲル(子)は、父の作品の忠実な模倣作を描きました。次男のヤン・ブリューゲル1世は、静物画を描き…

<花のブリューゲル>と呼ばれました。その息子ヤン・ブリューゲル2世も、その息子アブラハム・ブリューゲルも画家。

そんなブリューゲル一族の展覧会が、上野の東京都美術館で開催されます。「画家一族150年の系譜 ブルューゲル展」です。

ピーテル・ブリューゲル1世作(下絵)『最後の審判』(1558年)と『キリストンの復活』(1563年頃)、ピーテル・ブリューゲル2世…

『鳥罠』(1601年)と『野外での婚礼の踊り』(1610年頃)、『臭覚の寓意/聴覚の寓意』(1645~50年頃)、

ヤン・ブリューゲル1世作『アーチ状の橋のある海沿いの町』(1590~95年)、ヤン・ブリューゲル2世作『地上の楽園』(1620~25年頃)

2人の共作『机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇』(1615~20年頃)など、見応えのある作品がいっぱい。お見逃しなく。
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