だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

やはり見ておくべき「群衆」

2021-02-04 21:28:49 | 映画
本作は、昨年11月14日公開でした。その後、今年1月に渋谷のシアター・メージフォーラムでリバイバル上映されました。

知ってはいたのですが未見です。しかし内容は興味津々。NHK‐BSとかで放送されたら、最高にうれしいです。その映画とは…

セルゲイ・ロズニツァ監督のドキュメンタリー3選「群衆」です。もうご覧になった方もいらっしゃると思います。

監督は1964年9月5日、東ヨーロッパのベラルーシ出身。1991年ソ連崩壊後。モスクワの全ロシア映画大学へ。

すでに21本のドキュメンタリー映画を制作していますが、監督の作品は日本未公開。「群衆」は、代表作3本を紹介する企画です。

1)「国葬」(19)135分。1953年3月5日、ソビエト連邦最高指導者ヨシフ・スターリンが死去。国葬は200人弱のカメラマンが撮影。

映画『偉大なる別れ』として公開予定でしたが、未公開のままお蔵入りに。2)「粛清裁判」(18)123分。1930年モスクワ。

8名の学者がクーデターを計画したとして裁判に。スターリンによる見せしめ裁判でした。3)「アウステルリッツ」(16)94分。

第2次世界大戦中、ベルリン郊外にあるユダヤ人が収容、虐殺されていた強制収容所。今やダークツーリズムのスポットとして…

多くの観光客が軽装で気軽に訪れる場所となっていました。カンヌ国際映画祭などで高く評価される監督の3作品。やはり見たい!
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