香港返還前夜の黒社会

今年最初のドキュメンタリー映画は、ウェイ・ジェンツー監督「カンフースタントマン 龍虎武師」（２１）でした。ホント晴らしかったです。

香港映画、カンフー映画のファンなので予告編を見た時から、楽しみにしていました。出演者はスタントマンや、スタントマン出身の俳優、監督、製作者など。

サモ・ハン、ドニー・イェン、ユエン・ウーピン、チン・カーロッ、ユン・ワー、マース、ツイ・ハーク、アンドリュー・ラウ、エリック・ツァン、

チン・シウトン、ブルース・リャン、ラウ・カーウィン、トン・ワイなど多数。それにアーカイブでブルース・リー、ジャッキー・チェン、

ジェット・リー、ユン・ピョウたちも。ショー・ブラザース、ゴールデン・ハーベストという２大製作会社の歴史など、見ていてわくわくしました。

そのせいで、最近はカンフー映画を見直したり。影響されやすいです。ところで『未体験ゾーンの映画たち２０２３』で上映の香港映画…

サム・ウォン脚本、監督「極道統一」（２２）が気になってます。１９９７年返還前の香港。統治する英国政府、香港政府、さらには黒社会までもが…

それぞれの思惑で大混乱に陥っていました。そんな中、黒社会のボス、チョン（サイモン・ヤム）は側近のロク（リッチー・レン）に…

重要な任務を託します。しかし彼は麻薬取引の真相を暴くため、潜り込んだ潜入捜査官でした。暴力と汚職撲滅のため、ある決断をするロク。

果たして？冒頭のサモ・ハン共演。挿入歌にレスリー・チェンの『當年情』。ジョン・ウー監督「男たちの挽歌」（８６）の主題歌です。懐かし過ぎます。