だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

奄美に生きた、田中一村

2024-07-27 20:22:40 | 展覧会
いつだったかは覚えてはいないのですが、確かNHKの『日曜美術館』だったかも。それまで見たことのない日本画で、いつか展覧会があれば…

ぜひ見に行きたいと思っていました。先日、暑い中、お出かけした上野の『デ・キリコ展』。そこで目にしたのがこのポスターでした。やった!

それが東京都美術館で、この秋開催される『田中一村展 奄美の光 魂の絵画』なんです。その画家の名前は、田中一村(いっそん)。覚えてました。

あっ、公式サイトにやはりNHKの『日曜美術館』で放送したと書いてありました。その田中一村の本名は、田中孝。1908年7月22日栃木県出身。

1938年、千葉に移り活動後、1958年、50歳で奄美大島に単身移住します。そして1977年9月11日、この地で亡くなります。69歳。

本展では東京時代、千葉時代、奄美時代と作品を紹介してます。『菊図』(1915年)、『椿図屏風』(1931年)、『千葉寺 春』(1953,54年)、

『白い花』(1947年)、『奄美の海に蘇鉄(そてつ)とアダン』(1961年)、ポスターの『アダンの海辺』(1969年/個人蔵)、

『初夏の海に赤翡翠(あかしょうびん/鳥名)』(1962年)、『枇榔樹(びろうじゅ)の森』(1973年)、『榕樹(ようじゅ)に虎みゝづく』(1973年)、

『不喰芋(くわずいも)と蘇鉄(そてつ)』(1973年/個人蔵)、『海老と熱帯魚』(1976年)など、250点以上が展示。

ちなみにアダンとは、ポスターの絵にある植物。漢字で「阿檀」と書きます。かつてTVで見た作品たちを、絶対見に行きます。楽しみ。
コメント (2)
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