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誘拐された妻のため

2011-07-04 20:59:30 | 映画
フレッド・カヴァイエの監督デビュー作は、「すべて彼女のために」(08)。フランス映画はイマイチ苦手ではありますが、最近は結構見てます。ドイツ出身で、今や世界的にも活躍するダイアン・クルーガーが主演。

突然、殺人容疑で自宅から逮捕されるリザ(ダイアン・クルーガー)。国語教師の夫ジュリアン(ヴァンサン・ランドン)は、必死で無実を証明しようとしますが、徐々に衰弱する妻のため、脱獄を計画します。

1人息子のオスカル(ランスロ・ロッシュ)と共に、3人で暮らすために…。人は、極限状況の下で愛のためにどこまで突き進むことができるのか?そんな心理を、ヴァンサン・ランドンが切実に演じました。

ヴァンサン・ランドンは、クロード・ソーテ監督、ダニエル・オートゥイユ&サンドリーヌ・ボネール主演「僕と一緒に幾日か」(88)や、ディアーヌ・キュリス監督、ナタリー・バイ主演「セ・ラ・ヴィ」(90)

コリーヌ・セロー監督、カトリーヌ・フロ主演「女はみんな生きている」(01)にも出演。最新作はフィリップ・リオレ監督作「君を想って海をゆく」(09)でした。いい俳優ですよね。クルーガーは、ご存じのとおり。

さて、フレッド・カヴァイエ監督の2作目が公開されます。「この愛のために撃て」(10)です。脚本は、フレッド・カヴァイエ監督と前作も担当したギョーム・ルマンの2人。再び、夫婦の愛の物語。

パリ市内の病院に勤務する看護師助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)。妻のナディア(エレナ・アナヤ)は出産間近。ある日帰宅したサミュエルは、突然侵入した謎の男たちに暴行され気を失ってしまいます。

携帯電話の音で目覚めるサミュエル。電話の向こうからは、妻の泣き声とともに脅迫のメッセージが…。『今から3時間以内にお前が勤める病院から、警察の監視下にある男を連れ出せ。さもなければ妻を殺す』

その男とは交通事故で意識不明の重体になり、昨夜病院に運ばれた指名手配中の強盗殺人犯サルテ(ロシュディ・ゼム)。誘拐された妻を救うため、必死に走り続けるサミュエル。警察からも追われながら…。

主役のジル・ルルーシュは、リュック・ベッソン監督、ルイーズ・ブルゴワン主演「アデル/ファラオと復活の秘薬」(10)で、カポニ警部を演じた人。そうか、今度はシリアスですね。

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