だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

耳が聴こえないということ

2006-11-11 20:41:44 | 映画
ベートーヴェンを描いた映画には、「楽聖ベートーヴェン」(36・仏)「人間ベートーベン」(76・独)「不滅の恋 ベートーヴェン」(94)が、あります。(犬の「ベートーベン」のシリーズは、別で~す)

中でも「不滅の恋 ベートーヴェン」は、1812年にベートーヴェンが“不滅の恋人”に宛てた3通の手紙が発見され、いったい誰に宛てた物なのか、ミステリー仕立てに描いた作品でした。この映画でベートーヴェンを演じたのは、ゲイリー・オールドマン!

私はオールドマンのファンで、とにかく彼が出ていればどんな映画も必ず見ます。それにしても彼のなり切り演技は、素晴らしい!演技派の名前に恥じぬ、演技派です。ベートーヴェンのイメージも、この映画の後は私にとっては、オールドマン!(ドラキュラもね♪)

新しいベートーヴェン映画が、やって来ます!「敬愛なるベートーヴェン」(アメリカ・ドイツ映画)。監督は、「秘密の花園」(93)「太陽と月に背いて」(95)のアニエスカ・ホランド。20代の後半から難聴が悪化したベートーヴェン。耳硬化症、神経性難聴だったとも言われていますが、幼い頃に父親のスパルタ教育で耳を強くぶたれた事が原因とも…。

晩年の約10年ほどは、ほとんど聴こえなくなったベートーヴェン、53歳。アンナ・ホルツは、23歳の作家志望の女性。彼女はコピスト(写譜師)として、作曲の手助けの役目を果たすのでした。2人は音楽を通して、理解と信頼を深めていくのです。

ベートーヴェンを演じるのは、「ポロック/2人だけのアトリエ」(00)や「めぐりあう時間たち」(02)など、4度のオスカーノミネートの経験を持つエド・ハリス。←彼も演技派!アンナを演じるのは、「トロイ」(04)や「戦場のアリア」(05)の美女ダイアン・クルーガー。

映画のハイライトは、“第九”の初演シーン。耳の不自由なベートーヴェンが、指揮台に立ち、アンナが彼の見える位置にすわって指揮を手伝うというもの。このシーンが本物なのかは知りませんが、予告編でもドキドキしました!見届けなくてはなりません!

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