地下鉄東西線の竹橋駅を降りて、3分。そこに東京国立近代美術館は、あります。美術ファンの方は、一度は行かれた事があると思います。春に開催された“藤田嗣治展”を思い出します。
年末にかけて開催されているのは、「揺らぐ近代:日本画と洋画のはざまに」です。この展覧会の大きなテーマは、私の疑問でもある“日本画とは?洋画とは?その違いは?”というもの。
一般に“日本画”とは、油彩ではなく、日本独自の伝統的な技法や様式の基づく絵画を言うようです。そして、明治時代に日本に入ってきた油絵を“洋画”と呼ぶとのこと。
美術を本格的に学んだことのない私のような美術ファンは、日本画といえば「岩絵の具(鉱石・貴石等を砕いた粉末状の絵の具)」や「胡粉(ごふん:顔料)」「墨」などを使用したものというイメージを持っています。
でも、日本画の展覧会で『これが日本画なの?』という作品に出会います。それは、どう見ても油彩。???がいっぱい付いてしまいます。この展覧会では、その疑問にヒントをくれています。日本画と洋画のはざまにある、不思議な作品を紹介しているのです。構成は…
第1章:日本画と洋画の始まり 第2章:日本画と洋画の混成
第3章:日本画と洋画の根底 第4章:日本画の中の西洋
第5章:洋画の中の日本画 第6章:日本画と洋画のはざまで
代表的な画家には、狩野芳崖(かのうほうがい)、高橋由一(ゆいち)、原田直次郎、黒田清輝、横山大観、藤田嗣治、梅原龍三郎、岸田劉生などなど。
ボストン美術館他、日本全国から約150点もの作品が集まりました。美術館めぐりがまたひとつ、増えました。スケジュール調整しましょう。
年末にかけて開催されているのは、「揺らぐ近代:日本画と洋画のはざまに」です。この展覧会の大きなテーマは、私の疑問でもある“日本画とは?洋画とは?その違いは?”というもの。
一般に“日本画”とは、油彩ではなく、日本独自の伝統的な技法や様式の基づく絵画を言うようです。そして、明治時代に日本に入ってきた油絵を“洋画”と呼ぶとのこと。
美術を本格的に学んだことのない私のような美術ファンは、日本画といえば「岩絵の具(鉱石・貴石等を砕いた粉末状の絵の具)」や「胡粉(ごふん:顔料)」「墨」などを使用したものというイメージを持っています。
でも、日本画の展覧会で『これが日本画なの?』という作品に出会います。それは、どう見ても油彩。???がいっぱい付いてしまいます。この展覧会では、その疑問にヒントをくれています。日本画と洋画のはざまにある、不思議な作品を紹介しているのです。構成は…
第1章:日本画と洋画の始まり 第2章:日本画と洋画の混成
第3章:日本画と洋画の根底 第4章:日本画の中の西洋
第5章:洋画の中の日本画 第6章:日本画と洋画のはざまで
代表的な画家には、狩野芳崖(かのうほうがい)、高橋由一(ゆいち)、原田直次郎、黒田清輝、横山大観、藤田嗣治、梅原龍三郎、岸田劉生などなど。
ボストン美術館他、日本全国から約150点もの作品が集まりました。美術館めぐりがまたひとつ、増えました。スケジュール調整しましょう。
変なタイトルのTバックしてごめんなさい。
私も先日見てきました。
当時、西洋の絵画の洗礼を受けた画家達が描いた作品が一堂に集まりましたが、これらの作品を目の当たりにして『揺れた』のはこれまでの日本画に慣れ親しんできた鑑賞者の方だったのではないかと思いました。
どれだけ当時の画家が洋画に影響されたのかは、一目瞭然。まるであの巨匠の絵みたい。。ですよね。
いろいろと映画や絵画についてレビューされていますね。とても参考になります。
よろしくお願いします。
とても明快に展覧会をまとめていらしたので、思わずコメント+TBさせていただきました。
面白い展覧会ですよね。???が一杯付く感覚、全く同感です。
とーくる(K)さま、ありがとうございました。これから見に行く予定ですが、興味がますます沸いてきました。知人にも勧めています。年末は忙しいです!