本当に、本当に最後のアクション映画？

我らがジャッキー・チェンがアクション映画から引退する…と表明してから、いったい何年が過ぎたでしょう。ディン・シェン監督、ワン・リーホン主演「ラスト・ソルジャー」（１０）だったかしらん？

それとも映画出演１００本目を記念したチャン・リー監督、ジャッキー・チェン総監督「１９１１」（１１）でした？ベニー・チャン監督、アンディ・ラウ主演「新少林寺／ＳＨＡＯＬＩＮ」（１１）？

それともジャッキー自身最後のアクション大作と公言した「ライジング・ドラゴン」（１２）かも？たとえそうだとしても、ジャッキーは必要とあればアクションしてしまう、根っからの映画人です。

原案、脚本、製作、製作総指揮、武術指導、アクション監督、監督、総監督、主題歌歌唱、主演。こんなすごい映画人ジャッキー・チェンを愛してやまない、ファンとして引退は淋しすぎる…。

確かに「ライジング・ドラゴン」でアクション映画から引退…と言ったかも知れませんが、ジャッキーにはまだ「ポリス・ストーリー」シリーズが残っていました。辞めるわけには、いきません！

ちなみに「ポリス・ストーリー」シリーズには、ジャッキー監督「ポリス・ストーリー／香港国際警察」（８５）と「九龍の眼／クーロンズ・アイ」（８８）の他、スタンリー・トン監督「ポリス・ストーリー３」（９２）と…

「ファイナル・プロジェクト」（９８）、ベニー・チャン監督「香港国際警察／ＮＥＷ ＰＯＬＩＣＥ ＳＴＯＲＹ」（０４）の４作。ところで役名はチェン・カークイ刑事で、４作目のみジャッキー刑事に変更。

最新作は、「ラスト・ソルジャー」のディン・シェン監督「ポリス・ストーリー・レジェンド」（１３）。ベテラン刑事のジョン（ジャッキー・チェン）は、１人娘ミャオ（ジン・ティエン）に会いに行きます。

約束の場所は、歓楽街の中心にある巨大なナイトクラブ“ウー・バー”。父娘は半年ぶりに再会。しかし突然ジョンは何者かに殴り倒され、そのまま拘束。気が付くとジョン親子たちは…

十数人の客と閉じ込められていました。果たして、大量人質籠城事件の結末は？アクション大作から引退を表明したジャッキーですが、まだまだアクションしちゃいます。だってジャッキーだもん！