だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ハンマーを持つ男

2011-05-17 22:40:40 | 映画
ブラック・スワン」(10)のナタリー・ポートマンは、アカデミー賞主演女優賞にふさわしく素晴らしい演技とバレエを見せてくれました。感動的でした。撮影開始10か月前から、ハードなトレーニングをしたそうです。

13歳までバレエをしていたとはいえ、映画でのニナ・セイヤーズはプロそのもの。しかし、ダーレン・アロノフスキー監督の描く『白鳥の湖』はダーク。ある意味、ホラーでもあります。やはり黒は美しい…。

近年のナタリー・ポートマンは、「水曜日のエミリア」(09)「ブラック・スワン」(10)「抱きたいカンケイ」(11)に続き、「マイティ・ソー」(11)に出演。これ、マーベル・コミックのアメコミに登場するスーパーヒーロー。

複数のコミックに登場し、北欧神話の神トール(Thor)をベースにしています。英語読みが“ソー”なんですね。アスガルドの神々の王オーディン(アンソニー・ホプキンス)とミッドガルド=人間界の女神ジョオドの間に生まれたソー。

オーディンに引き取られ、世継ぎとなるべく育てられたソー(クリス・ヘムズワース)は最強の戦士となるのです。強大で傲慢になってしまったソーは、身勝手で横暴な態度を取り、神の世界を戦乱の危機に巻き込んでしまうのでした。

息子ソーの暴挙を見かねたオーディンは、謙虚さを自覚するよう記憶を消し、力を奪い、最強の武器である“ムジョルニア”(魔法のハンマー)を奪い、人間ドナルド・ブレイクとして地球へ追放します。

神から見捨てられたソーは、天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)と出会います。ジェーンと接することで、慣れない人間生活を送っていたソーは、徐々に人の痛みや弱さを知るのでした。

その頃、アスガルドの征服を企む邪神ロキ(トム・ヒドルストン)は、ソーの元に凶悪な敵を送り込もうとしています。ジェーンに迫る危機、そして故郷アスガルドを襲う脅威。果たして、ソーはヒーローとして目覚めるのでしょうか?

監督は、「パイレーツ・ロック」(09)以来のケネス・ブラナー!監督作としては「スルース」(07)以来。共演は、ステラン・スカルスガルド、コルム・フィオール、レイ・スティーヴンソン、レネ・ルッソ。

それから日本から浅野忠信、ハリウッドデビューです。「スター・トレック」(09)で、クリス・パイン演じるカークの父役だったクリス・ヘムズワース。どうかしらん?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エミリアの幸せは? | トップ | パウル・クレーのアトリエに... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事