だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

あなたは何を集めてますか?

2006-04-23 21:31:15 | 映画
1996年の「スクリーム」以来、ホラー映画を中心に目立っていたリーヴ・シュライバー。脇役なんだけど、気になって仕方ありませんでした。そのシュライバーがオーソン・ウェルズを演じた、「ザ・ディレクター“市民ケーン”の真実」(99)。続く「ザ・ハリケーン」(99)では、デンゼル・ワシントン演じる無実のボクサーを助けるグループの一員を演じてました。

99年は、もう1本「聖なる嘘つき/その名はジェイコブ」があります。ゲットーに住むジェイコブ(ロビン・ウィリアムズ)の友人役でした。この映画でも、大柄な体に似合わず(良い意味で)やさしい男を演じ、すごく気に入っていました。どんな役でも好感♪

1967年10月4日生まれ、当時30代初めでしたが、いつの間にかヒット作にはなくてはならない、キラリと光る演技派になっていました。うれしい!イーサン・ホーク版「ハムレット」(00)「ニューヨークの恋人」(01)「トータル・フィアーズ」(02)「クライシス・オブ・アメリカ」(04)など。

そのシュライバーが、いよいよ監督デビュー!ジョナサン・サフラン・フォアの小説『エブリシング・イズ・イルミネイテッド』を元に、脚本も書いています。「僕の大事なコレクション」で、主演は「LOTR」のフロドのイメージを一新した若き演技派、イライジャ・ウッド。なにせ「エターナル・サンシャイン」(04)や「シン・シティ」(05)の役柄は、かなり異色!いいなぁ~、こうした冒険心って!

ジョナサン(イライジャ)は、家族にまつわる品物をなんでもコレクションする自称“収集家”。ある日、おばあさんから渡された1枚の写真。そこには今は亡きおじいさんと、おじいさんの命の恩人だという女性が写っていました。ジョナサンは、その女性アウグスチーネを探すため、ウクライナに旅立ちます。

おじいさんの故郷、ウクライナは不思議な世界。怪しい英語しか話さない“通訳”のアレックス、目が見えないというオンボロ車の運転手(実は見えてる?)アレックスのおじいさん。盲導犬(?)だというサミー・デイビスjr.jr.(実はメス犬?)こんな組み合わせの3人+1匹で、地図にも載っていない“トラキムブロド”を探しに出発!果たして…。

黒いスーツと黒縁めがね、太い首のイライジャは、やっぱり変?見た目なのか、それとも役柄?いいのです。イライジャは、この路線を極めるのです!楽しみ!
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